第1章 転生とダンジョン迷宮 1話
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キーンコーンカーンコーン!
今日も学校の朝のチャイムが鳴る。
「おはよう先生!」
「拓馬君おはよう」
俺の名前は二城拓馬。少しオタクだが普通の高校生三年生だ!!成績もそこそこで、平均点以上は取れる。顔はどちらかと言うとかっこよく、女子からも少しは人気がある。
いつものように先生に挨拶をして教室に向かう。
「おい、拓馬!! 」
「なんだ、鳥羽?」
話しかけたきたのは鳥羽こうき。学校一のイケメンで周りの生徒からの信頼も厚い。だが、金髪チャラ男である事に変わりはない。
うやぁーー
関わりたくね...
そんな事思っていた。
「お前いい加減顔貸せや!」
「はいはい.... って言われてついていく馬鹿どこにいるんだかや、いいかげん関わるな!俺はお前が嫌いだ。」
俺は鳥羽が嫌いだ。 あいつが中心になって俺に嫌がらせなどやっている事を知っているからだ。クラスからのシカトもあいつの指示。 俺と話したりすると他のクラスメイトからそいつがターゲットにされるからである。 他の人を巻き込むようなあいつを俺は嫌いだ。
「たっくんーーおはよーー」
俺の事をたっくんと呼ぶのは学校美女トップ三の一人のクラスのマドンナ的な存在の、如月美桜だ。いつも俺の面倒を見てくれる優しい子だ。 彼女は桜の様な美しい髪色のロングで目がぱっちりが特徴の子だ。
俺は彼女は優しいから俺みたいな奴でも面倒見てくれてると思っていたから、彼女に対しては何故だかいつも、冷たくしてしまうのだ。
「あっ!!う、うん。 おはよ」
如月さんと話している時のクラスの視線は殺意に芽生えている。 これが俺を目の敵にする、原因だと俺は思っているが、実際の所はわからない。
あのやろ……
如月さんと…
嫌でも耳に入る声。クラスの男子からの嫉妬の声だ。 いつも無視してるから言われたい放題なんだけどね!
ガラガラガラーー!!!!!
「はいみんな!席に着いているね!」
ピカッ!!?
ズドォーーン!!!
聞いたことも無い音がしてその直後に何処からともなく声がした。
「成功だーー!!!皆の者喜ぶのじゃーー」
突然の歓喜の声が響き渡った。
何が起こったか、理解するものはなく皆呆然と立ち尽くす生徒たち。
先生が状況を確認する。
「すいません。どちらさまですか?それよりここどこですか?私たちは教室にいたのですが、突然ここにきたのですか?」
それもそのはず、学校でホームルーム始めようとしたら、知らないおじさん達が突然現れ、広い見たことも無い様な部屋にいるからだ。
「その質問に対して答えよう。我が名はガルディア=マーカス!この国の王だ!そして、君達を呼んだのは他でも無い、占いババが予言をした。世界の破滅復活する、魔王に対抗すべき、力を持つ者たちをこの世界に呼ぶのじゃとお告げがあった。 ので、君達には今からこの世界で魔王討伐をしてもらう。」
はぁー??????
納得した者は居ない。みんな理解する事出来なかった。だが、先生だけは冷静であった。
「私たちは元の世界に帰りたいのです。どーかこのまま返してもらえませんか?」
当然の結果であり、知りもしない人に魔王倒してこい言われてハイそうですかって人なんかいるわけない。それに何より生徒たちを不安にさせる事もしたくなく、冷静でいる事に必死であった。
「残念ながら、君達を召喚するのにこの世界のエネルギーを消耗してしまい。返す事はできない。帰る方法は魔王が持つとされている、不思議な石それを使えば願いが叶うという。 ので、帰りたいなら魔王倒すしか方法はない。」
先生はこの事態に対応できないでテンパっていた。
このまま元の世界に戻れないのかな...そんな事ばかりが頭によぎった。
すると生徒の一人が立ち上がった。
「俺はこうきだ!俺は困っているならこの世界を救うために戦いたい。だが俺らには力も増してや武器も扱う事が出来ないのに、魔王を倒すなど無理だ。」
「心配はいらない。君達には才能がある。今からギフトカードを渡す。それに触れるとその人のステータスが表示される。そして、神より授かりし力がある。それが、せかいを救う力だ。」
こうきは先頭に立ちみんなをまとめた。そして、説得してみんなで戦って一緒に帰ろう。そう言い出した。それにみんなはこうき君が言うならとみんな、そのために一致団結する事となる。
先生も私がみんなを守らなきゃと密かに覚悟を決めたのだった.....
次回はステータスがメインです。