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短編小説『精肉店』

作者: 安藤あんず
掲載日:2026/02/25

短い。でも身近なお話。いつか僕らも豚や牛や鶏に生まれ変わります。その時はーー。

子供「これは、動物の言葉が分かるアプリ。ホモえもんに出して貰った。」


よし、精肉店に行くぞ。


豚「ブー、ブー、ブー。」


牛「モー、モー、モー。」


鶏「クックドゥルドゥルドゥー!」


あはは。可愛い。剽軽(ひょうきん)な顔に何とも心躍る。


何と言っているんだろう?気になる。


子供「アプリON!」


豚「ぎゃあああああ!!助けてくれぇえええ!!殺されるううう!!」


牛「助けてくれええええ!!家族!家族だけは見逃してくれええええ」


鶏「ひいいいい!?痛い!痛い!!痛いよぉおおおお!!おい!人間!!こんな事して、タダで済むと思ってるのか!!?」


皮をベリベリ、ベリベリ。


鶏「ひいっ。すみません!許して下さい!許して下さい!人間さまぁああああ!!」


…………。


子供「あー、びっくりした。」


ママ「ふふ。今日はママ特製ハンバーグ&チキンステーキよ♥️」


子供「わーい!楽しみー♡」



~完~

『ママの作った今日の晩御飯は格別でした。Delicious!!』

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