二十一話 ギドvsガブリエル
「これが、モノホンの化け物てっか。」
空に浮かぶガブリエルを見上げながらギドは言った。
「音速・・・だっけ?」
「そうだろ。」
とトワ。
「いやあしかし、壮観だね。」
ガブリエルは地上に降り立った。すると、ガブリエルの反応網にひっかかる者がいた。
「個体名ガブリエルに対する明確な敵対意思を確認。始末します。」
ガブリエルはそういうと、とある神の元へ向かった。
「ガン!」
ギドはガブリエルが振り下ろしたラッパを剣で止めた。
「危ないじゃねえか。前見ろよ。」
ギドはそう言うと、左足でガブリエルの右脇に蹴りを入れた。
「カン!」
ギドの蹴りはガブリエルの防御により防がれた。
「防御ねえ。「音衛」といったところかよ。」
「お前等何やってんの?」
とリオス。
「知らん。なんかケンカ売ってきた。」
「あ~分かりました。ギドが汚らわしすぎて耐えれなくなったのでしょう。ガブリエルは敏感なので。」
「そんな理由か?」
「所詮そんなものですよ。私も昔、口臭が臭かった時、その人間殺しましたから。」
「だから、紫龍に対して殺意やばかったたのか。え?それって天使じゃなくて悪魔じゃない?徳の文字どこ行った?」
「まあまあ。気にせずに。」
「解・・・ギド・ルシフによる絶対防御を確認・・・」
「あ、気づいてた?僕にその能力あるんだよね。他にもさ。」
「光線」
ガブリエルの頬を光線がかすった。
「あちゃ~殺す予定だったのにね。反射神経の神様かい?」
ギドがそういうと戦いは空中戦へと変わった。
「なんだ?あの能力。」
リオスは思わず立ち上がる。
「あいつにそんな能力があったなんて聞いてないぞ。」
「あれは、レジェンド能力の「絶対防御」ですね。後はレジェンド能力「光皇司帝」です。あんなに強い能力を・・・」
「そんなに強いの?」
とキョウヤ。
「はい。「絶対防御」は如何なる攻撃も無効化します。「光皇司帝」は光を操る能力です。だから、ガブリエルのシークレット能力「天音」に対応できたのです。」
「え?シークレット能力?」
とレン。
「はい。」
「バケモン・・・」
レンはそういった。
「あ~だりぃ。」
ギドはため息をつく。
「騒音」
ギドの両耳を轟音がつんざく。ギドは両耳を防いだ。その隙を狙ったようにガブリエルがラッパで突き刺そうとする。
「ラッパが血だらけなるやん。馬鹿。」
そう言いながらラッパを剣で両断するギド。ガブリエルの目に怒りが灯った。
「自分で血つけようとして切られて怒るとか短気すぎるだろ。」
「個体名ギド・ルシフの敵対行動を確認。危険度S。」
「お~そりゃすごいもんだね。」
「個体名ギド・ルシフに対し、「天音」を使うことを推奨・・・認証しました。」
「おいおい、嘘だろ。」
「やばいぞ。」
トワがそう言った。
「やばいですね。ガブリエルが本気出します。」
「撤退命令!」
トワが叫んだ。すると、騎士たちが徐々に帰っていく。
「お前らもこい。」
「そんなにやばいのか?」
リオスとキョウヤの疑問をレンが代弁する。
「やばいなんてものじゃない。」
「響く音色」
「おい、やめろよ。」
「輝音聴楽」
「まじでやめろ。」
「奏演鳴共」
ギドは光速で飛ぶ。ガブリエルはついてくる。そして・・・
「天音」
そのとき、一帯が光に包まれた。
「ふー。」
爆光の中、ギドはため息をつきながら出てきた。
「危なかったぜ。」
ガブリエルはそれを見て膝から崩れ落ちる。
「じゃあな。」
ギドは軽く、右手で銃の形を作る。
secret skill dark ight emperor
「創造級能力 「闇 光 混 帝」」
「「闇光一線」」
黒と白の織り交ざった線がガブリエルに目掛けた。




