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全物創主  作者: nekoki
二章 騎士団編
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十八話 レン・シノムラ

その日、飛行紫龍の復活が確認された。


警笛が最大音量で鳴り響く。

「市民は直ちに最寄りの教会へ集まれ!紫龍の復活が確認された!急げ!」

街ではこのように慌ただしく人々が逃げまどっていた。


一方、騎士団。

「紫龍の場所はわかったかい?」

トワが聞く。

「は!ここから南西部にある封印場所付近を飛行中。住民の避難は完了しています!」

部下ははきはきと答える。

「OK。お前らも行けるか?」

トワは四人を見回す。

「ああ。いけるぞ。」

リオスは答える。

「あ、そうだ。後、助っ人を呼んだぞ。」

トワはそういう。

「来い。」

そういうと、ドアの向こうから人影が現れた。

「ちーっす。シノムラ レンで・・・」

「「え?」」


「あ!この前の騎士さん!後は・・・」

レンは周りを見回す。

「ギドの兄貴!」

「お!レン!」

そう言い、レンはギドに駆け寄る。それに応え、ギドは手を高く上げる。そのとき、レンのストレートがギドの右ほおにクリーンヒットした。続き、左手にメスを持つ。そして、ギドの脳目掛けて振り下ろした。

「チョ!タンマ!タスケテ!」

ギドが必死に助けを求める。しかし、誰も動かない。

「まあ、こいつが諸悪の根源だからな。」

「は?お前俺の何を知ってんだ!」

「お前にあげる契約の効果でお前の過去大概分かってるんだよ。」

「・・・?」

「お前、レンの転生の対応をしたそうだな。そのとき・・・」


(回想)

レンは辺りを見回した。真っ暗で何も見えない。しかし、紙の匂いがする。これは・・・ジャンプ!レンは匂いがする方向へ行く。すると、声が聞こえた。

「やあ。君が新しい転生者かい?」

すると、急に視界が光を取り戻し眼の前に褐色の青年が立っていた。


「へえ~死んだんだね。」

「そりゃそうだ。」

「まあいい。それよりも、異世界ときたらなんだと思う?」

ギドは問う。

「剣と魔法?」

「これだから中二病は。正解は、ガチャだ!」

「ガチャ?」

「ガチャ。ガにチにャでガチャ。」

ギドは平然と言ってのけるが、「ャ」なんて人間に言えたものじゃない。なんか猫の鳴き声みたいになる。


 さて、それは置いておき、レンはガチャで「異世界」「人間」「男」となった。残るは能力ガチャ。レンは固唾をのむ。

「ガチャ!」

出てきたのは・・・


            エキゾチック能力「医療従事者」(究極能力「馬鹿之神」)


軽傷から中傷までの傷を治癒する、「中位回復」また、ポーションを自在に生成できる「特効薬」ある程度の薬を自動生成する「薬剤師」。人工医療知能(AI)医療のガイドだが、しかし本人の性格に大きく反映され、そしてその知能も個人差がある、「変動知能」。ほかに、体の一部をメスにする「切裂医者」ETC・・・


「は?」

「乙。」

「死ね。」

「ドンマイ。」

「死ね。」

「終わってる能力だね。馬鹿之神が。まあ、俺が確立操作でこうしたんだけどね。」

レンはそのとき、その言葉の重みを理解していなかった。絶望に陥るのはしばらく後になるのだ。



「まあ、こういうことがあったらしいよ。」

「仕方ないね。」

キョウヤが言う。

「レン殿!もっとやってください!」

リオスが叫んだ。


え~はい、どうも。ギドです。リオス死ね。キョウヤ死ね。ウリエル死ね。トワ死ね。騎士団員全員死ね。

レン死ね。恩忘れやがって!体の傷は治るが心の傷はいえねえぞ。ルシファーよ。この世の愚か共を全員殺してください。

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