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十七話 復活する災厄
これはもう閑話!
「カン!カン!カン!」
薄暗い洞窟に足音がこだまする。足音の主はため息をついた。
「まったく。あの二人何で僕に押し付けるんだろうね。まあ、リーダーよりは格が下だけどベルフェ先輩は僕と変わんないでしょ。やっぱり、先輩後輩の問題なのかな?」
そう、独り言をつぶやくマモ。
「ま、飛行紫龍を復活させるだけの簡単な仕事だけどね。」
そういい、ため息をつくマモ。
「さてと、始めるか。」
眼の前には巨大な鉄の扉があった。
マモン
「強欲な者よ。世界支配を為すべき者よ。「強欲な劣情」の名において命ずる。紫龍よ!この世にその姿を顕現せよ!エクスペクト・パトローカス!」
(*この世界では召喚するときにはエクスペクト・パトローカスが必須です。)
そのとき、巨大な地響きが耳をつんざく。
「よしよし。」
揺れを眺めながらマモは言う。
「勇者に封印された紫龍が動くよ。」
と。




