閑話 悪魔と天使
この世界において悪魔と天使と精霊は上位の存在である。
悪魔は主に人間の召喚によりこの世に顕現する。そして、人間の体に受肉することでその力を存分に発揮することができる。
一方天使は受肉する必要がなく、比較的安易に召喚することができる。
最後に精霊は悪魔と同じように人間の肉体に取入る。
悪魔と天使は永らく犬猿の中であった。そして、天使族の長「ミカエル」と悪魔族の長「ルシファー」
は常にいがみ合っていた。そうなった経緯を話そう。
はるか昔、太古のこの地に「創造主」であるゼウス・フェリスが誕生した。ゼウスは戯れか否か、この世に「人間」という存在を創った。その後、人間を監視するものとして悪魔と天使が誕生した。天使の中で強大な力を持っていたのが兄弟ともいえる「ルシファー」と「ミカエル」であった。二人は当時、仲が良い兄弟であった。だが、次第に兄であるルシファーの考えは段々と闇に染まっていった。「何故父はこの世に人間などという種族を創ったのか。父は愚かだ。自分が父を正気に目覚めさせないと。」と。このバカは父に反旗を翻した。そして、「最終戦争」が始まった。
戦争は創め、ルシファー率いる堕天使及び悪魔が優勢であった。しかし、劣勢であった天使も徐々に押し返していった。
悪魔と天使にそれぞれ強き者がいた。ミカエルとルシファーは無論のこと、「怠惰の悪魔ベルフェゴール」「色欲の悪魔アスモデウス」「憤怒の悪魔サタン」「暴食の悪魔ベルゼブブ」「強欲の悪魔マモン」「嫉妬の悪魔レヴァイアタン」が悪魔側。天使側には「復活の天使レミエル」「医の天使ラファエル」「公正の天使ラグエル」「魂の天使サリエル」「炎の天使ウリエル」「伝令の天使ガブリエル」である。
この後、どちらが勝利を手にしたのは想像にまかせる。しかし、確実なのは悪魔たちは今にも隙を窺っているということだ。




