十話 騎士団のオヤクソク
「馬ってきつくね?」
ギドが言った。
「甘えんじゃねえよ。ラマに乗るか?」
とトワ。
「いや、すんません。」
さて、この一行は騎士団本部へと向かっている。現在森を抜けている途中である。
「あと少しだぜ。」
とトワ。
「ほんとだ。町が見える。」
とキョウヤ。
「ここは首都ハラルド。様々な人が飛び交ういわば交易の中心地。魔法道具もたくさんあんぞ。」
「魔法道具って?」
「そんなんもシランんの?魔法道具っつーのは剣だったり防具だったり、通常の剣の耐久力が三だとしたら六だとか八だとかに上がったりするやつだ。ほかに特殊効果で、「魂食い」とかまあいろいろあるんだよ。魔術師とかは様々な魔法を使うから杖も必須アイテムだな。」
「え?ちょっと待って。」
リオスが疑問の声を上げる。
「魔術師って、一つの属性しか使えないんじゃないの?」
「何言ってんだ?馬鹿。あ、兄ちゃん怒らないで。魔術師ってのは、防御魔法だったり元素魔法だったり瞬間移動とか無限にあるんだよ。だけど、それぞれレベルがあってむずいのはごくわずかしか使えないって話。」
リオスはギドをにらむ。ギドは慌てて視線を逸らした。
「嘘つきやがったなあの野郎。」
「チャイナ?」
白絹の服を着たリオスが最初に放った言葉はそれだった。
「まあ、あんた白髪だし銀眼だしちょうどいいっしょ。」
適当な理由をいうトワ。
「それよりも賞賛すべき点は服の薄さだよね。」
「?」
「見てみなよ。今度はいる団員女つったら上のエロオヤジ共、服の薄さを極限までにしやがった。ギリ肌が見えるように設計されとんのよ。兄ちゃんどった?」
憤りを見せるウリエルにトワが言った。
「その上層部何ていう名前だ?殺してくる。」
「エドワード・クソ、ジョン・H、エロイーナ・エロロだな。あの老害野郎ども殺してくれんの?ありがとう。」
と絶対に騎士団長が言ってはいけない言葉を言うトワ。
「てか、あんたの性別何?」
「いちおう中性。」
「だけどこいつの性癖上女にしてやがるんですよ。」
とギド。
「そうなのかい?」
とキョウヤ。荒れ狂うウリエル。
「元男としては悔しいんだが、年齢重なるとその分女っぽくなるんだよね。」
「作者の性癖キッショーネマッキーナ。あ、リオス様のことじゃないよ。」
慌てて取り繕うギド
「君らの装備はこれだよ。」
ギド・ルシフは黒絹の衣装に金の昇竜と銀の昇竜が番になるようになっている服に黒色のズボン?である。足首のあたりにゴムらしきものがついているため、ぴったり。
ウリエル・フェリスは、白銀の絹衣装である。シンプルな銀の基調で身を包んでいる。
キョウヤ・リュウセイは灰色のシンプルな装備にまた、シンプルな剣を持っている。剣はどちらかというと日本風の侍刀である。
「鎖帷子とかないの?」
「ないぞ。」
「鎧は?」
「ない。」
「はあ?」
リオスが疑問の声を上げる。
「どうやって体守れって?」
「精神が強き者は身体も強いんだよ。というのは冗談で、自分の能力でどうにかしろってことだ。」
「買うのは?」
「ダメダメダメ。脳みその中駄目だね。」
「なんだとこら!」
とギド。
「短気ぃ。」
ウザイ声を出すトワだった。
「情報武官って何やんの?」
リオスがそう聞いた。
「スパイ。」
「真面目に答えろ。」
リオスの代わりにウリエルが言った。
「真面目もくそもねえよ。敵国の情報収集だ。」
「ふ~ん。」
「えらそうだな。すんません。」
「お前等台に乗れ。そしたら、俺が紹介すっから。おめえらの騎士生活爆誕だ。」
何か二回連続で文字数少ない気がします。




