バグラ 1層1幕1目
午後2:37起床。
「…今日は学校休むか」
と、頭をポリポリかきながらそう言う。そういえば昨日は風呂に入ってなかったな。入るか。
スマホをジップロックに入れてシャワーに入る。風呂キャンすると泡立たなくなるので2回以上洗う。
とりあえずLINEでもみるか、と思い開くがいつものように重い。開くと案の定グループLINEが999+になっている。とりあえずみんなは学校に行ってると思うので適当に返信を置いておきつつ、これから何するかと考える。
「まあスマホでもいじって時間潰すか」と思ったその時
ヴォン
!?
目の前に小さなウィンドウと言うべきか分からない何かが現れた
「なんだこれ!?」
触ろうとしてみるが触れない
「ドッキリかなにかか…?YouTuberでも誕生日でも無いしな…そもそもこんなの現代の技術でできるのか?これは夢とか?」
困惑してる中ウィンドウに文字が表示される
こんにちは、私は神です。能力を授けます
3秒後
精査の結果、貴方の能力は「バグ」、「機械」となりました
5秒後
この瞬間からあなたは能力が使えます。このウィンドウは具現化し、あなたの手首に巻き付きます。必要なことはそこで確認してください
2秒後
それでは良い人生を
…?
……?
寝ぼけてるのか…?きっと夢だな。寝よう
Zzz
Zzzzzz
…
…
それから数時間たっただろうか
「んー…おはよう」
外を見る
「なんだ!?」
カオスのような状態だった
空を飛ぶ人や、手から何かを出したり、爆破を起こしたり、隣の家を歪ませたり、ほんとに様々、まさにカオスと呼ぶべき状態。
「そういえば寝る前何かあったような…?Twitterを確認するか」
とりあえず落ち着いてSNSを確認…しようと思ったのだが、爺ちゃが帰ってきた
「早く来い!」と叫ぶ
…?何があったんだ
「とりあえず学校に行きなさい」と言われる
そもそもこれは何なんだ?寝ていた間に何が?
何も分からないのでとりあえず従うことにした。
学校に着くと友達のディザスが話しかけてきた
「凄いことになったな!」とはしゃいでるようだ
「何があったんだ?」
「この能力のことに決まってんだろ!どんな能力なんだ?」…!?あれは現実だったのか
「さぁ…まだ試してない」「早く試してみろよ!」
と、行ったところ担任が「国家放送が始まります」と言った
国家放送とはなんだろう?と思ったが、とりあえず聞くことにした。