今回の星球大賞を見て思った事
モーニングスター大賞で受賞した4名様、本当におめでとうございます。
自分も作品を初めて応募して一次で落ちる結果になり、悔しい想いをしていましたが受賞した作品を見ると、その内容は自分と圧倒的な差を感じ、落ちた事を納得せざる終えなかったです。
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そして今回、この賞について思った事を素直にこの底辺作家が述べてみたい。
まず、受賞した作品を見て欲しい。
4作品の内2作品はテンプレどこらか異世界物ですらないという件。
これは完全に売れるとかそういうのではなく純粋に面白い作品を選んだことになる。
次に、ファンタジー賞に輝いた作品がないと言う件。
星球大賞に応募した中で圧倒的に多かったジャンルはファンタジー物だった。なのにファンタジー賞がないというのはこれは大きな事件だと捉えてもいい気がする。
二次審査に置いても異世界物が残っていたり十分に書籍化してもおかしくない作品は多々あった。
それなのにファンタジー賞がないというのは、ここのレーベルが求めている作品のレベルが高いとかではなくて全く異なるのではないだろうか。
実際のところ、ツイッターでは「新紀元社が今提示すべきファンタジー小説とは」の討論で答えが出なかったそうだ。
この答えがないというのがもはや答えなのかもしれないと自分は思う。
漫画の世界を見て欲しい。
やはり、漫画界のトップを行くのは海賊王を目指す漫画だ。
しかし、過去にそのブームを塗り替えた作品がある。
それは、巨人を倒す漫画だ。
それはジャンルも全く異なるのに社会現象を起こす程に人気になった作品。
結局何が言いたいかと言うと、ここのレーベルが求めてるのは「新しいもの」なのだ。
人の世界観を圧倒的に変えてしまう小説。
人の価値観を圧倒的に変えてしまう小説。
それはファンタジーというテンプレが溢れる中で見つけ出すのはかなりの困難な技だと言える。
ツイッターでは「現実世界と違う舞台にするのはファンタジーにする一つの要素であって現実を壊す手段に過ぎない」と言っていた。
ここで一つの矛盾が生じる。
本来、異世界物というのは現実逃避をしたい人が読むような作品だ。
だからすぐに強くなるしハーレム状態を作る。
だが、ここのレーベルはそれ自体を否定したと言っても過言ではない。
つまり現実を壊すのが異世界物の良いところであり、悪いところだという事だ。
だったらどんな作品なら良いのかと言われたら、それこそ答えはまだ見つからない。
この異世界チーレムが溢れる中、その先を求めているのが「モーニングスター大賞」だったのかもしれない。
もしかしたら、等々、等々、前から言われてきていたテンプレの限界が見えてきたのかもしれない。
単なる推測だが、このなろうはいずれ流行の氷河期に突入していくのではないかと思う。
アクセストップを取っても書籍化されない。
書籍化される作品は決まって埋もれていた作品。
こういった時代がくるのもそう遠くないのではないだろうか。
それを奪回する為にも、なろうで小説を書いている作者達に求められるのは「新しい何か」なのだ。
残念系ヒロイン、異世界物に続いて新しいブームを作る何かを誰かが投稿する必要がある。
その答えを出してくれるのはもしかしたら、次のネット小説大賞なのかもしれない。
結局何が言いたいかと言うと、現在なろうで小説を投稿している人は本当に書きたい作品を書いても良い、むしろ書くべき時期なのではないだろうか。
世間が受け入れるものを書くのも一つの才能だが、やはり自分が書きたいものを書いて新しいものを築くのが何よりもこの業界が望んでいることなのかもしれない。
そして来年の星球大賞で今までにない新しいファンタジー作品が受賞することを心から願う。
感想、意見などは歓迎ですので遠慮なく。




