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《RMMO》 異世界のお節介な道化師  作者: 背兎
最初の一週間
18/32

剣道少女

「朝ですよ、起きてください」


 誰かが俺の体をゆすっている。

 やめてくれ、俺はまだ眠いんだ。


「朝ですよー、センパイさん起きてくださーい」

「……あと5分……」


 そう、後5分放っておいてくれたら夢の世界へ旅立てるだろう。


「シホ、全然起きないよ」

「しょうがないですよね。……センパイさん、起きてくださいっ!!」


 ガバァッと勢いよく布団が奪われる感触と大きな声で一気に目が覚めた。

 目を開けるとベッドの横から、短髪の優しそうな女の子と高い位置のポニーテールをした元気そうな女の子がこちらを見ていた。


「おはようございます、センパイさん」

「おはよう、センパイさん。センパイさんって朝、弱いんですね」


 そうだった。昨日は2人と宿屋に泊まったんだった。


「おはよう。シホちゃん、アーヤちゃん」


 異世界での始めての朝だ。



 今日の朝食は俺とアーヤちゃんが兎肉のサンドイッチ、シホちゃんが朝定食でその内容は烏の卵の目玉焼きとパンと馬のミルクだった。

 味は美味しいかったがパンが少し固かった。





 朝食を食べ、装備を整えた俺達はアーヤちゃんのお金から今日の分の宿代を婆さんに払って部屋を予約しておいた。

 今はお金が入用なので部屋はそのまま、これはシホちゃんに押し通された。足りない宿代はアーヤちゃんの立て替えだ。


「それじゃあまずは昨日の酒場に行こう。ゲームではクエストを受けるのは酒場でだったからね」

「オオウサギ退治のクエストを受けるんですね」

「それだけじゃない。他にどんなクエストがあるのかとか調べないと」


 そういうことで酒場にやってきた。

 店内を見回すと壁にコルクのボードがかけてあるのを見つけた。あれにクエストが張ってあるはずだ。


 近づいて見てみる、ボードの上には依頼板と書かれていた。そういえば、ゲームでクエストを受ける際に酒場のマスターも依頼って言っていたな。確かに本来クエストという言葉はそういった意味を持っていない。プレイヤーにしか通じない言葉だよな。


「センパイさん、いいクエストありました?」

「!!!」


 考え事に集中していたので、アーヤちゃんに急に声をかけられて驚いた。そうだった、クエスト――もとい依頼を探しに来たんだった。


「センパイさんどうしたんですか?」

「考え事してたから急に声かけられてびっくりしただけだよ」

「何を考えてたんですか?」

「クエストって俺達プレイヤーにしか通じないんじゃないかなって。このボードにも依頼って書いてあるくらいだし」

「そうかもしれないですね。クエストってゲームでは便利使いされてますからね」


 アーヤちゃんは割とゲームをやるタイプみたいだな。


「センパイさん、オオウサギ退治のクエストがありません」


 俺とアーヤちゃんが話し合ってる間シホちゃんはボードを見ていたようだ。


「そんなはずは……」


 俺もボードに張ってある依頼を見るが、オオウサギ退治どころか退治や討伐などの魔物を倒す依頼はひとつもなく、魔物の素材に関する依頼も少ない。

 かわりにあるのが公共施設の掃除、失せ物探し、買い物、ペットの散歩などの街中での依頼だった。


「これは――マスターに聞いてみよう」


 マスターのいるカウンターへ。


「マスター」

「いらっしゃい――って、昨日の兄ちゃんじゃねぇか!」

「一つ聞きたいんだが、オオウサギ退治の依頼はないのか?」

「大兎? 大兎だったら南門側の酒場”スタートライン”に行きな。南の草原にでる魔物に関する依頼はほとんどがそっちだ」

「わかった、そっちへいってみよう」


 ここのマスターには昨日から世話になってばかりだな。――そういえば次にきたときは注文する約束をしていたな。しかし、先ほど今日の宿代を払ったので現在は無一文だ。申し訳ないがマスターには次の機会まで待ってもらおう。


「それと注文なんだが――」

「わかってんよ。依頼で金稼いだらうちで食事でもしてくれ」


 すごくいい人だな、このマスター。次ぎ来た時には奮発させてもらおう。


「すまないな、助かるよ」




 今度は南の酒場、スタートラインへやってきた。


「ぃらっしゃい!!」


 陽気な声に出迎えられる、ここのマスターは明るい性格をしてそうだ。

 店の中は広場の酒場とあまり変わらなかったが、なんというか暗い客が多いな。装備から見てプレイヤーみたいだな。

 依頼板を探して依頼を見てみる。……オオウサギは大兎にマヨイイヌは迷犬に名前が変わっていた。まあ、見やすくなったぐらいだし問題はないか。

 大兎に関する依頼を全て見たが、ここにも退治や討伐などの依頼はない。ただ広場の酒場と違って素材に関する依頼はそれなりにあるな。シホちゃんとアーヤちゃんには依頼を選んでもらっておいて、その間にここのマスターに話を聞くことにしよう。


「ぃらっしゃい! なんにする?」


 カウンターに座るとマスターのほうから声をかけてくれた。


「すまない、注文じゃないんだ。聞きたいことがあるんだが……」

「おう、何でも聞いてくれ!」


 気前のいいマスターだな。ただカウンターを挟んで目の前にいるのだ、もう少し声のボリュームを落として欲しい。


「依頼についてなんだが、退治や討伐の依頼はないのか?」

「ん? そんなことを聞くって事は、にいさんプレイヤーだね?」

「プレイヤー?」


 この世界の人間にも、その括りで通用するのか?


「ありゃ? ちがったかい?」

「いや、合ってる……と思う。何でその呼び方を?」

「昨日ここで騒いで奴らをまとめた奴が、自分達はプレイヤーだ、と名乗ったんだ」

「そうだったのか」


 俺達以外にも行動を開始いているプレイヤーがいるようだ。あるいはアローかマトバあたりかも知れないが。


「それで? 退治とかの依頼は存在しないのか?」

「ここみたいな大きな町じゃそういった依頼は少ないな。強い固体や大きな群れでも見つからない限りそういった依頼は出ない。小さな村なら常にそういった依頼もあると思うけどな」


 小さな村なら町に比べて魔物の脅威に遭いやすいということか。これはゲームのときみたいな考え方を改める必要があるな。


「ありがとう。助かった」

「それで、注文は?」

「すまないな、持ち合わせがないんだ」

「そうなのか。だったら次ぎ来た時には注文しろよ」

「広場にある酒場のマスターにも同じ事を言われている」

「”オーサ”のマスターか、あの人も世話焼きだからな」


 その台詞、自分が世話焼きだと言ってるようなのだが、この人は気づいているんだろうか?


「センパイさーん、大兎の依頼、決まりましたー」

「あんたの連れか? 可愛いお嬢ちゃんだな」

「まあな」

「男としてきちんと守ってやれよ!」

「当たり前だ」


 シホちゃんとアーヤちゃんが紙を何枚か持って寄って来る。

 この2人は日本に帰れるようになるまで俺が責任を持って守ってあげないといけない。それがパーティーで唯一の大人で、唯一の男の俺の役割だ。


「センパイさん、この依頼でいいですか?」


----------

 オオウサギの肉急募

  急に人が増えた。このままでは肉がなくなっちまう。


 目標:オオウサギの肉

 報酬:1つ 50B

 期限:1日

----------

----------

 オオウサギの毛皮確保

  これからの入用になりそうなので集めてください。


 目標:オオウサギの毛皮10

 報酬:400B

 期限:3日

----------


「おっ! その依頼受けてくれるのか?」

「え? あっ、はい……」

「そりゃ助かる。昨日あんたらプレイヤーの客が沢山来たんだ。しかも食べ切れなかったのか残す人が多くてな、儲かりはしたんだが食材が一気に無くなっちまった」

「はぁ?」


 マスターに詰め寄られたシホちゃんが困惑していた。


 なるほど、確かに1万人近い数のプレイヤーが現れたのだから食材が足りなくなるのも当然だろう。

 食事を残す奴が多かったのは、この世界の料理は量が多いからだ。それを知ってた俺達は、量を聞いてからボリュームの少なそうな料理を注文したから平気だったが、それでもしっかり腹いっぱいになった。

 しかし、こういうところの物資に関しては【シロウサギ】も気づけないかもしれないな。


「マスター、他に不足しそうなものについて心当たりはあるか?」

「兄さん、頭良いね。それならこいつだ」


 マスターがカウンターから取り出したのはビンだ。その中を何かしらの液体が満たし、更に草が1枚浸かっていた。


「それは?」

「エニフ草って薬草だ。この町の近くならどこにでも生えているが多いのは南の草原だな。こいつは一般的な回復薬の材料なんだ」

「確かに、それならば直ぐに不足しそうだな」

「ああ。普段は1つ20Bなんだが、一週間もすれば3倍にはなると思う」

「そうか。ありがとう、今日の夕食はここで取らせてもらおう」

「気にすんな! 俺にも美味しい話なんだからな!」

 

 マスターに挨拶してスタートラインをあとにした。




 そして、南の平原へとやってきた。

 今日の目標はアーヤちゃんを俺達についてこれるように鍛える事、シホちゃん任せになるお金稼ぎ、そしてエニフ草集めだ。

 アーヤちゃんがついてこられるようになったらお金稼ぎの効率も上げられる。


「と言うわけでシホちゃん、大兎退治とエニフ草集め頼んだぞ」

「はい、センパイさん。行って来ます!」


 元気よくそう言うと、シホちゃんは目に付く大兎を片っ端から倒していった。相手が魔物とはいえ、殺すことに忌避感を抱くと思っていた。しかし、シホちゃんはまだゲームの感覚でいるらしい。出来れば今のうちに慣れて欲しい。そうすれば、後で苦悩しなくて済むはずだ。


「センパイさん、薬草を集めるんですよね?」

「そうだよ、スタートラインのマスターが不足するって言ってたからね」


 アーヤちゃんが不満そうな顔をしていた。なにか気に食わないことがあるのか?


「……あの! マスターとの話聞いちゃったんですけど……その、薬草が不足するのを利用してお金稼ぎを……するんですよね。なんだか悪いことしてるみたいで、私は……その……」


 どうやらアーヤちゃんは勘違いをしているようだな。


「アーヤちゃん、エニフ草でお金稼ぎはするけど、それは不足させないためにだよ」

「え?」

「今のうちに集めて売れば、不足するのを防ぐ事ができる。スタートラインのマスターもそれを望んでるしね」

「それだったらさっきの話は……」

「マスターが本当に儲けたいだけだったら、エニフ草について教えてくれないと思うよ。多分だけど俺達の人となりを見てるんだと思う」


 それにスタートラインのマスターはオーサのマスターと親しそうだった。もしかしたらそういった情報をやり取りしているかもしれない。それも酒場同士で、あるいは町全体でだ。


「そうなんですか。はぁ、よかったぁ」


 本気で心配していたようだ。すごくいい子だな、アーヤちゃん。


「それじゃあ修行を始めようか」

「はいっ!」

「まずは1人で大兎と戦ってみてくれる?」

「わかりました!」




 近くにいた大兎を相手に数戦、アーヤちゃんの戦い方を見たがちゃんと戦えていた。

 アーヤちゃんの武器は1m弱のメイス。これを基本片手で袈裟や逆袈裟に振り下ろして、相手が大きな隙を見せたら両手でメイスを持って真上からの振り下ろしで攻撃していた。

 これなら模擬戦をしても問題なさそうだな。


「アーヤちゃん、次は俺と戦ってもらう」

「センパイさんと、ですか?」

「そう。しばらくは防御に徹するから攻撃をしっかり当てることを目標にしよう」

「はいっ!」




「武器を戻すのが遅いよっ!!」

「はい」


 ここまでで10分。


「体が開いてきてるっ!!」

「はいっ」


 ここまでで20分。

 ここから俺も軽く攻撃するようにした。


「脇ががら空きだぞっ!!」

「はいっ!」


 ここまでで40分。


「かわした後も気は抜くなっ!!」

「はいっ!!」


 一時間ぶっ続けで模擬戦を行った。アーヤちゃんは息切れすることも無く、それどころかどんどん動きがよくなっていった。


「お疲れさん。一度休憩にしよう」

「はいっ!!」

「それにしてもよくついてこられたな。途中で根を上げると思ってたんだが」

「これでも剣道部ですから、しごきには慣れてるんです」

「剣道部か、それなら何でメイスにしたんだ? 剣や刀の方が慣れてるんじゃないか?」

「ほら剣道って実践じゃ通用しないとかゆうじゃないですか。それにゲーム中でまで剣を振りたくは無いですから」


 部活でも剣振って、ゲームでも剣振ってって奴は相当剣道に入れ込んでるだろう。まあ、そう奴はあまりゲームをやらない気もするが。


「まあ、こんなことになるってわかってたら、剣選んでたかも知れないですけど」

「確かに」


 そういって2人で顔を見合わせて大笑いした。


「センパイさん」


 ひとしきり笑った後、特訓を再開するために立ち上がろうとしたらアーヤちゃんが話しかけてきた。


「何? アーヤちゃん」

「その呼び方やめませんか?」

「呼び方ってちゃん付けのことか?」

「そうです。部活の指導中に指導する側がちゃん付けなんてしないじゃないですか。だから違和感がすごくて」

「別にかまわないが、それならなんて呼ぼうか?」

「呼び捨てでお願いします」

「馴れ馴れしい気もするが、嫌じゃないのか?」

「別に嫌じゃないですよ。むしろ本名のほうで呼んでほしいです」

「本名……」

「彩音ってゆうんです。そのほうが部活の時みたいで気合が入りますから」

「まあ、アーヤちゃんが嫌じゃないならかまわないが……」

「それじゃ、お願いしますね」


 そのほうが気合が入るって言うし、本人が望んでいるんだ。かまわないか。


「よし! 彩音、特訓再開するぞ!」

「はい!」




 その後、休憩を挟みながら3時間ほど訓練を続けた。アーヤちゃん改め彩音の槌術のスキルも10を超え、大地割りという技を覚えたらしい。

 

「最後に実力を確かめるために、本気での模擬戦をする」

「はいっ!」


 3m間を空けてあやねと対峙する。もちろん俺は素手だ。

 しかし、それが彩音のプライドを刺激してしまったらしい。


「センパイさん、本気で振るメイスを相手に素手は危ないですよ!」

「そう言われても素手のほうが強いからなぁ」

「腰に佩いた剣は飾りですか?」

「飾りって訳じゃないが……」

「手加減って事ですか? だったらその剣、抜かせて見せます!!」


 勘違いを訂正する間もなく駆け出した彩音。

 ……この状況使えるかも知れないな。


「彩音、もし俺に剣を抜かせることが出来たら1つだけ言う事を聞いてやる」

「ほんとに!? 絶対に抜かせて見せます!」


 メイスの振り下ろしを柄頭の内側に入ることによって回避。至近距離からのボディーブローをお見舞いする。


「ウッ」

「まあ、そう簡単にはいかないと思うがなっ!!」


 彩音が振り上げるメイスの柄を平手打ちでそらし、そのまま体を回して裏拳を顔面に入れる。

 追撃を考えたところに彩音が肩から体当たりしてきて距離が開く。やはり今までより成長が早いな。


「容赦ないですね、センパイさん」

「当たり前だ」


 なんていってるけど、シホちゃんとの模擬戦が無かったら殴れなかったんだろうな。シホちゃんにも心の中で感謝しておこう。


 そこからは彩音がコンパクトな振りをメインにした攻撃に変えた為、お互いに有効打がない打ち合いとなった。彩音の攻撃を俺が逸らし、俺の攻撃を彩音が退いてかわすと言った具合だ。

 しかし、決着は目前だ。彩音が退き続けた結果、とうとう模擬戦フィールドの端に来てしまったのだ。このまま行けば、俺の攻撃をかわせず彩音が負ける事だろう。

 退路が無いことに彩音も気づいたのか、俺が攻撃を逸らしたタイミングでメイスを強引に横に薙いできた。無理やりな攻撃ゆえに遅く、上体をそらすだけで軽く回避出来た。

 だが、彩音の一か八かの攻めはここで終わりではなかった。横に薙いだメイスを空いていた手で、やはり強引に振りかぶったのだ。

 先ほどの横薙ぎを回避したことで俺の体制は崩れているが、回避するのは不可能ではない。後ろに倒れこんでから距離を離せばいい。ただ、ようやくフィールド際まで追い込んだ状況をふいにするのはもったいない。

 そこで俺が取った手段は、メイスの柄をハイキックで逸らすことだった。

 崩れた体勢を重心移動で軽く整える。そして、彩音の腕が動いたタイミングに合わせて右足を振るった。

 ハイキックの途中で彼女の動きが見えなくなるが、問題ない。お互い既に攻撃を開始しているのだから。なのに――。



 ――手応えが無い!?



 慌てて彩音の方を確認すると、振り下ろしたはずのメイスが未だに頭上に存在していた。どうやらフェイントをかけられたようだ。


「メェェェンッ!!!」


 俺が右足を着いたのと彩音がメイスを振り下ろしたのは同じタイミングだった。右にねじれた体を正面に戻しながら必死に頭を回転させるが打つ手は思いつかない。

 彩音のメイスは俺の頭に迫ってきていた。



 ギィィンッ!!!



 気づいたら剣でメイスを受けていた。

 膝を地面に突いて、腕を交差させている俺。その左手は逆手に柄を握り、その右手は剣身を支えている。


「抜かせましたよ」

「抜かせられたな」


 彩音がメイスを下ろしてフィールドの中央に向かって歩き出す。中央に着くとこちらを向いてメイスを構えなおした。

 もう勝負はついたのにどういうつもりだ。


「メイス対剣で続きをやりましょう」


 そういって爽やかな笑顔を向ける彩音。

 若い子には適わないな。なんて思ってしまった俺は、もうおじさんなんだろな。

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