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ラグナロク  作者: 古来通
召喚されし者
6/13

大捜索大作戦

 豪華な部屋だ。

 高い天井。真っ白な壁。シャンデリアがぶら下がり部屋を黄金に照らしている。

 部屋の入口には、王国のお姫さまのような服装の少女がいた。

 入口から見て左側には、長テーブルとソファが置かれ、小さな会議でもできそうだ。いまはそのテーブルには、うつ伏せになる体制で本を読みながら寝転がる男がいた。

 右側にも椅子がいくつかあり、その椅子の一つには少女が静かに座っており、横には剣が立て掛けてあった。

 そして中央には金で造られた大きい椅子があった。


「逃げられたぁ!?」


 その部屋に声が響いた。

 声の主はその大きい椅子に座っている人だ。

 男物の服を着ているがずいぶん華奢な体をしていて、胸はわずかに膨らんでいる。おそらく女性であろう。


「え?なんで?」

「さ・・・さあ?着替えてる内にどこかに消えちゃったみたいなんだけど…城から出てるとしたら必ず誰かが見てるはずなんだけど、皆見てないって言ってるし・・・」


 聞いていないのか、それとも不測の事態なのか、部屋にいる人達は皆、言葉を失っていた。

 そんななか口を開いたのは、部屋の右側にある椅子に座っていた少女だ。


「城の裏側なら誰にも見られてない可能性もありますが?裏側に窓がある部屋は会議室だけで、今日は使われておりませんし。飛び降りれない高さではありませんよ?」

「・・・段差とかあるけど、一段一段が30メートルはあるのよ?あなたなら無理じゃない高さだけど、まだただの人間よ?」


 またまた沈黙・・・。

 そんな中呟いたのは、部屋の左側にある机に直接寝そべっていた男だった。


「なにに切羽詰まったかわしらないけどさ、火事場の馬鹿力って言葉知ってる?」


 その言葉に反応し、大きい椅子に座っていた少女はガバッと立ち上がり、その場にいた人々に告げた。


「捜索範囲を町まで拡大!!他国のスパイがいるかもしれないからなるべく静かに、そして迅速に捜索して。」



「大捜索大作戦・・・開始!!!!」


ずいぶん間が空いてしまいましたが、なんとか続きを投稿しました。

表現力が足りないですけど、なんとか想像して頂けたらな。と思います。

まだまだ続くのでよろしくです。<(_ _)>

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