四月二十四日~四月二十五日
四月二十四日(火)
むー。
いま、目のまえで弟くんが夕貴お姉ちゃんに耳かきしてもらってる。
いいなあ。
太ももに弟くんの頭を乗せられて。
わたしも乗せたい。
そして弟くんの穴をホジホジしたい。
大きいのがとれたらしく夕貴お姉ちゃんがわざわざ弟くんに見せている。
弟くんもわざとらしく驚いている。
イチャイチャしてる。
むー。
わたしもああいうのしたい。
でも弟くんは耳かきだけは夕貴お姉ちゃんにしかやらせない。
なんでも優しさが違うのだとか。
わたしだって優しくしてあげるんだもん(`ε´)
むー。
四月二十五日(水)
弟くんと夕貴お姉ちゃんが台所にならんで立って、仲良く談笑しながら晩御飯を作っている。
お姉ちゃんの時間がないときなんかは弟くんがかわりに夕食を作ってくれるが、今日はふたりがかりらしい。
弟くんがなにを担当してるのか確認するためカウンターのまわりをうろちょろしてみる。
なんだか楽しそう。姉もあの輪の中に加わりたい。
じっと見ていると、夕貴お姉ちゃんが誘ってくれた。
さすが夕貴お姉ちゃん。どこぞの金髪(自主規制)とはデキがちがう。
弟くんがイカの煮物を教えてくれるって。くふふ。幸せ。
味は……まあ無理すれば食べられないほどじゃあなかった……はず。
弟くんを驚かせようと、こっそり入れたイタリアンドレッシングが裏目。逆の意味で驚いていた。
サラダならドレッシングをかければ何でも美味しくなるのに。要反省。