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四月二十二日~四月二十三日

   四月二十二日(日)


 今日は朝から弟くんが外出していて家にいない。

 もうかれこれ四時間も弟くんの顔を見ていない。

 ヒマだ。ヒマだよお。

 姉をこんなにほうっておくなんて、すねちゃうぞ。


 まだ弟くんが帰ってこない。

 もうかれこれ七時間二十七分も弟くんの声を聞いてない。

 さびしい。さびしいぞお。

 姉はさびしくて死にそうです。


 ……帰ってこない。

 もうかれこれ九時間十分五十二秒も弟くんがそばにいない。

 もう七時だよ。夜の! 昔は五時になったら帰ってきたのに!


 こんなに姉を心配させるなんていけない弟くんだ。

 帰ってきたらチューしてやるんだから。

 あっ、そんなこと書いてたら弟くんが帰ってきたみたい!



 チューできませんでした。残念。



   四月二十三日(月)


 お風呂の調子が悪いので、今日はみんなで銭湯へ行くことになった。なぜかとなりの金髪女もついてきた。

 銭湯では男女という性別が私と弟くんのあいだに壁をもうける。

 そういえば家でもいつの間にかべつべつのお風呂に入ってる。なぜだ?


 途中、沙希ネエと夕貴お姉ちゃんのあいだで久方ぶりの姉妹ゲンカが勃発(((゜Д゜)))

 地獄を見る。


 お風呂を終えて外に出ると弟くんが先に待っていた。

 春になったとはいえ、まだまだ夜は肌寒い時期。

 そんななかで弟くんを待たせるなんて、なんたる失態。

 なので帰り道は姉が責任をもって暖めてあげた。

 身も心もポッカポカになった。

今年最後の投稿です。

次は久しぶりに日常パートでも書こうかなと思ってます


それでは良いお年を!

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