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4・17 唯と身体測定 2

 唯たちのクラスは体力測定をおこなうため、校庭に移動した。


「おー、やってるやってる」


 校庭では一年、二年、三年の複数のクラスが五十メートル走、二十メートルシャトルラン、ハンドボール投げといった広い場所を必要とする種目の計測をするため列を作っている。

 ちなみに別日の体育の授業で行われる持久走以外のその他の種目は体育館で計測されている。


「かったりー」


「まずはどれからよ?」


「五十メートル走からみたいだぞ」


 面倒くさいを動画にしたような動きで歩いている男子たち。


「ふんふっふふ~ん♪」


 その横を、晶が鼻歌まじりに通りすぎていった。


「はあ~。鹿島っていい匂いするよなあ」


「シャンプーかな?」


「やっぱ可愛いよなあ」


「間違いなく学年ナンバー1だな」


「学年どころか、この学校で一番だろ」


「いやいや。学校一番は麻宮センパイだろ。ここは譲れねえ」


「テメェ、センパイ派かよ!?」


「そうだけど?」


「信じられねえ! 鹿島のクラスで裏切り者を出すなんて! 訂正しろ!」


「するか! あの可憐さ。センパイは天使なんだよ!」


「バカ野郎! 死にたいのか! おれ達のクラスは言わば鹿島派の聖地だぞ!」


「だからどうした!? 言っとくけど、クラスに潜伏してるセンパイ派はオレだけじゃないからな」


「なにッ!?」


「あっ、おれ、センパイ派だぜ。言うと怒られると思ったから今まで黙ってたけど」


「あっ、言っちゃうの? じゃあ、おれも。どっちかっていうと年上好きなんだよね。いやあ、ようやく言えたわ。スッキリした」


 そのあとも続々と手があがり、涼子=センパイ派はクラスの四分の一の勢力にまで達したという。


「こんなに侵食されていたなんて……」


 この事態にクラスの鹿島派が色めきたつ。


「どうするんだ、佐藤!? 聖地でこれだけの異端者を出すなんて、他のクラスの鹿島派に示しがつかないぞ!」


「わかってる!」


「こうなったら血の粛清だ!」


「そうだ! やっちまえ!」


「やれるもんならやってみろ!」


「おれたちの忠誠心、甘く見てたら火傷じゃすまねえぞ、コラッ!」


 この学校の二大派閥、鹿島晶派と麻宮涼子派にわかれ、漢たちは今まさに一触即発の雰囲気にまでボルテージをあげていった。


 見かねた真島が慌ててあいだに割って入る。


「おいおい。ケンカなんてやめろよ。どっちも可愛いでいいだろ」


『…………』


『…………』


『だな~』


 そして漢たちは一瞬で和解した。

 どちらも甲乙つけがたいほど可愛いことは、互いに認めざるをえなかったのだ。


「おれ、このクラスで良かったよ」


「そうそう。麻宮のおかげでセンパイもしょっちゅう教室に顔だしてくれるし」


「ほかのクラスのやつらが涙目で悔しがるのを見るのは優越感あるよな~」


「…………」


「…………」


『……でも、なんで麻宮だけ』


 さらに漢たちは共通の敵を前にして団結した。


 

 自分のあずかり知らぬところで、敵を作っている唯だったが、もちろんそんなことになってるとはつゆ知らず、上機嫌な幼馴染を見て声をかけていた。


「なに浮かれてるんだよ、晶?」


「なによ? わたしが浮かれてちゃ悪い?」


「悪いなんて言ってないって。おまえの機嫌がいいと、おれも嬉しいしな」


「えっ? そ、そう?」


 その物言いに、晶は頬を染めてうつむき、可愛く上目づかいになって唯を見た。


「ああ。殴られなくてすむ」


 殴られた。


「イッテエ! なにするんだよ!?」


「ふん! バカ! バカバカバカ!」


「ああもう、悪かったよ。それで、なんであんなに機嫌が良かったんだ?」


 唯が殴られた箇所をさすりながら聞くと、晶はとたんに機嫌を元にもどして胸をはった。


「ふふん。椎名がモンサン・シェルの無料クーポンをもらったから、放課後三人で行くことになったの」


「モンサン・シェル?」


「知らない? 駅前にできたケーキ・ビュッフェのお店」


「ああ。そういえば夕貴お姉ちゃんが新しくできたケーキバイキングのお店のこと気にしてたな。そこか?」


「たぶんそこ。いま女子のあいだで話題なのよ」


「ケーキ食い放題か」


 ケーキは好きだが、何個もとなると胸焼けがしそうだ。


「ほどほどにしとけよ。後悔するんだから」


「わかってるわよ」


 むうっと唇をとがらせながら、その場に座りこんでストレッチを始める晶。

 運動部員らしく運動のまえに体を温めておきたいのだろう。胡座の状態から片足を伸ばし、そちらのほうに体を倒していく。


「唯、背中おして」


「なんでおれが」


「ひとの楽しみに水さした罰」


「ったく。人使いの荒いヤツ。いいかげん金はらえ」


 とか文句を言いつつ、その人使いのあらいお姫様のために肩に手を置いて押してやる唯だった。


 晶の格好は下は厚手のジャージだが、上は薄手のコットン生地のため、そうしていると晶の肌やブラジャーの感触が手のひらに伝わってくる。


「うっ……」


 ドキドキして顔が赤くなった。

 背中のほうにいて良かったと思った。顔を見られないですむから。


 しかし、代わりと言ってはなんだが、クラスの男たちが見ていた。

 彼らは血の涙を流して思ったという。


 おれたちが金払うから交代してくれ!

 もちろん唯はそんなこと気づきもしなかったが。



「ハア……やる気でねえ」


「まったくだ。麻宮のヤツめ。イチャイチャしやがって」


「あんなの見せられたら、真面目にやるのが馬鹿らしくなるぜ」


 唯のクラスの男たち(彼女持ちは別として)のテンションは限りなくゼロへと近づいていた。


「やあ、諸君、元気でやっとるかね?」


 そこへ、どこに行っていたのか、今まで姿が見えなかった三瀬虎之助がもどってきた。


「これが元気に見えるのかよ?」


「知ってるか? おれ達には一生春なんて来ないんだぜ」


「言うなよ~。それ言うなよ~。死にたくなるからさ~」


「麻宮……いつかこの手で」


「鹿島派とセンパイ派が合わさるとき、麻宮は滅亡するだろう」


 やさぐれた男たちがやさぐれた言い伝えを作り上げた。


「あっ、トラ、そんなところにいたのか。探したぞ。三人のうち誰がペアになるか、グッパーで決めようぜ」


 そこへくだんの唯が友宏とともに現れる。

 男たちの視線が死線となって彼に突き刺さった。


「な。なんだよ、おまえら? 怖いぞ」


「おまえさえ、おまえさえいなければ!」


「おれはもう、おまえさえ不幸なら何も望まん!」


「哀れな。日村のヤツ、暗黒面に堕ちやがった」


「察してやれ。あいつ、鹿島に木村っておぼえられてるんだから」


「だったな。いくら聞き間違えやすいからって、同じクラスなのに」


「しかも、このまえその木村でよばれて、ちょっと嬉しそうにしてたんだぜ」


『泣ける!』


 男たちは泣いた。友のために泣いた。その涙は美しく、清らかに男たちを濡らした。


「こいつら、大丈夫か?」


「大丈夫じゃないな。救急車を呼んだほうが良さそうだ」


 唯と友宏は真剣に話し合った。


「ふふふっ。なにがあったか知らんが、そうとうキテるな。だが、そんなキミ達に朗報だ」


 言いながら虎之介が手にしていた封筒をちらつかせる。


「なんだよそれ?」


「これか? これは生きることに疲れた男たちの、魂を震わせる一品だ!」


 封筒からとりだされたそれ(・ ・)は、男たちに驚愕の表情を浮かべさせるのに十分な破壊力をもっていた。

 あるものは眩しそうに手をかざし、あるものは後光を拝むように手を合わせる。


 それは近隣校もふくめてぶっちぎりの美少女として知られている鹿島晶の隠し撮り写真だったのだ。

 しかも、なかにはどこの砂浜で撮ったのか、水着姿になったものまである。

 キラキラ輝く太陽の光のもと、青い海を背に、花がらのビキニを着てはしゃぐ同級生の健康的なエロスが男たちの目をうばう。


 いや、写真はそれだけではない。その水着写真には一枚とんでもないものがふくまれていた。

 木の枝にヒモをひっかけ、とれそうになった水着を晶が慌てて手で押さえているという、そのきわどい写真は、まさに全校男子垂涎の、鹿島晶お宝スナップ写真といえた。


「この体力測定で去年から一番記録を伸ばした者にこいつを進呈する!」


 それこそは天啓だった。

 足がいくら速くても、ハンドボールがいくら遠くに飛ばせても意味はなく、去年の記録からどれだけ伸びたかが重要なその申し出は、誰にでもチャンスがあるように思えたのだ。


『うっ、うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!』


 男たちの魂が震えた。

 テンションがゼロからMAXへと振り切れる。

 そこにもう鹿島派だのセンパイ派だのの垣根はなくなっていた。


「どこからそんなものを」


 ただひとり、唯だけは一歩ひいた感じであきれていた。

 晶のそういった写真にどう反応したらいいものか迷ってるうちに乗り遅れたのだ。


「とある筋からだ」


「とある筋?」


 聞き返しながら、なんとなく察しはついていた。

 なにせあの水着には見おぼえがある。

 たしか去年の夏休みに、麻宮家と鹿島家が一緒に旅行したとき晶が着ていたものだ。


 そして想像していたとおりの人物が背後から突然あらわれた。


「どうも。とある筋です」


「うわっ! 姉さん? ビックリした」


「イエス。弟くんの永遠とわの姉、麗しの涼子姉さん登場」


 体操服姿の涼子が、胸の前でピースサインを作って大根役者なみにセリフを棒読みしながらあらわれた。


「麻宮センパイ、キター!」


 三年のなかでも可憐で有名なセンパイの登場に、クラスの男子たちのテンションが一気にあがていく。


「センパイは体操着姿もいいなあ」


「あの華奢な腰つきがたまらん」


「触れただけで壊れそうだせ」


 食い入るように見つめる野獣たち、もとい男子たち。


「もう。恥ずかしいからそんなふうに見ちゃダメ」


 弟の唯がからまないとコミュニケーション能力が激減する涼子は大勢の見知らぬ後輩男子に注目され、もじもじと真っ赤な顔で恥ずかしがる。


「うおおおお! 可憐だ! 可憐すぎる!」


「おれたちがセンパイを守るんだ!」


「ううっ。おれ、このクラスで良かった」


 バカな男どもが唯へとふり返る。


「な、なんだよ?」


 殺気にも似た鬼気せまるなにかを感じて後退あとずさりする唯。


義弟おとうとと呼ばせてくれ!」


「おまえズルいぞ! 麻宮はおれたちの敵じゃなかったのか!?」


「知らん! つーか、どうでもいい!」


「麻宮、騙されるな! こいつはすぐ裏切る! 義兄あにとよぶならオレにしておけ!」


「おまえ、鹿島派だろ!」


「おまえこそセンパイ派なら鹿島の写真いらねーだろ!」


 さきほど垣根が取り払われたはずの鹿島派とセンパイ派のあいだには、グランドキャニオンよりも深い、裏切りという名の溝ができあがっていた。


 唯が知らないところで生まれ、知らないところで成就しそうになっていたやさぐれた言い伝えは、こうして未然に阻止されたのだった。


「麻宮になら抱かれてもいい!」


「おまえになら全てを許す!」


「だあああ! こっち来んな!」


 男たちのあまりに真剣な目の輝きに、唯は戦慄した。

 このままでは、なにか色々とけがされる!

 なかば本気でそう思った。


「弟くんの魅力がついに男にまで!?」


「違うから!」


「ゴクリ」


 麻宮涼子は少しだけ腐っていた。


「かってに興奮して唾を呑まないように!」


「先っぽだけならギリセーフだからね」


「余裕でアウトだから!」


「男か姉の二択」


「それで男を選ぶと思われてるの!?」


「ポッ」


「だからと言って、姉を選ぶと言ったおぼえもないんだけど!」


 走るまえからどっと疲れる唯だった。


 

「まったく、えらい目にあった」


 乱れた服装を整えつつ、ため息をもらす。


 あれから暇をしていた教頭が騒ぎを聞きつけて注意しにくるまで、唯は同性から迫られる(?)という悪夢のような体験をして、ちょっとしたトラウマを植えつけられた。

 早く家に帰りたいと思った。家には自分以外、男はいないからだ。そこは安息の地に違いない。


「そもそも、なんで姉さんがあんなものをトラに渡すのさ?」


「弟くんが求めるものを提供する。それがシスラン七年連続三ツ星に選ばれた姉オブ姉のクオリティー」


「いや、おれは別にそんなこと求めてな……」


 否定しようとして、ふと目を横にやると、虎之介がテヘペロとばかりに舌を出して親指を立てている。


「おれをダシに使ったのか」


「まあまあ良いじゃないか」


「よくねえよ。おれが晶の写真を欲しがったみたいだろ。返しとけ」


「おいおい。おまえは今さらあいつらのたまりにたまったマグマのような熱を沈められると思うのか?」


「うおぉぉぉぉ! あの写真は俺のもんじゃい!」


「燃えろ! おれの無駄な贅肉(コスモ)! 少しでも軽くなれ!」


「へへっ。みなぎってきたぜ。今のおれならボルトにも勝てるんじゃないか?」


 虎之介の視線の先ではクラスの男子たちがウォーミングアップをとび越えてヒートアップしている姿があった。


「うっ……」


 唯は思った。今さら写真を景品にしないと言ったら自分の命はないと。

 そんな彼の肩に姉は安心させるように手をのせた。


「大丈夫。わかってる。弟くんはあんなもの求めてない」


「姉さん……」


「弟くんはこっちだよね」


 封筒を手渡される。

 なかには涼子のキス顔をおさめた写真が入っていた。


「弟くんが真に(・ ・)求めるものを提供する! それがブラコンセレクション七年連続金賞に輝いた姉オブザイヤーのクオリティー!」


「ぜんぜんわかってなかった!」


 叫んで封筒をつき返す。


「まさかゴールデンポークの写真がいいと?」


 姉の目が剣呑な輝きをはなつ。


「そんなこと思ってません!」


「だよね」


 その輝きは一瞬で慈愛に満ちた温かい光へと変わった。


「まったく。姉さんと晶はいつまでたっても仲が悪いんだから。もしかして、晶へのイヤがらせのためにあの写真を提供したんじゃないよね?」


 聞かれた涼子は答えを口にせず、ただニヤリと笑うのみだった。



「あっ、あんなところにいた」


 五十メートル走の計測を終えたばかりの三年女子たちの一部、十人ほどが涼子を見つけてこちらにやってきた。


「ほんとだ。涼子ってば急にいなくなるんだから」


「たまーに麻宮って神出鬼没になるよねえ」


「あの子、二年のクラスで何やってるのよ?」


「例の弟くんのクラスなんじゃない?」


「あー、なるほど。あのブラコンめ」


 女三人よればかしましいとは言われるが、十人近くがよるとその熱量には圧倒されるものがあった。


「なになに?」


「涼子の弟くんだって」


「えっ、ほんと? どれどれ? 一回、見てみたかったのよねえ」


「あの子みたいよ」


「あれか。へえ。なかなか可愛いじゃない」


「さっそく千鶴がロックオンしたよー」


「逃げてー、弟くん」


 たちまちカン高い笑い声に囲まれて、戸惑う唯。


「へっ? へ? へっ?」


 あっちを向いてもこっちを向いても、お姉さまがたの濃い匂いにむせ返りそうになる。


「ねえねえ、一緒に寝てるって本当?」


「た、たまにリビングで」


「一緒にお風呂に入ってたりするの?」


「入ってませんから!」


「キミ、なかなかの筋肉質だねえ」


「ちょっ! やめてください!」


「やーん! 照れてる! 可愛い!」


「お姉さん、頬ずりしちゃう」


「千鶴がいったー!」


 ひとりが触ると「わたしもわたしも」と、たちまち残りの手が伸びてきた。

 唯は男子高生たちに続いて女子高生たちにも囲まれてしまう。

 彼女たちは男以上に遠慮がなかった。

 唯だって健全な男子高校生だ。女の性についても興味津々のお年ごろである。だが、こうも集団で迫られると怖い以外の何ものでもなかった。


「なにあれ?」


「キィィィ! 羨ましくなんてないんだからね!」


 唯の気も知らず、クラスの男子たちは体操着の裾を噛んで悔しがっている。


「ダメェェェッ!」


 一方で愛する弟を囲んでベタベタ触る級友たちに、我慢の限界とばかり涼子がキレた。彼女は友人たちの手から唯を抱えこむようにして奪還する。


「ふー!」


 うなって周囲を威嚇。


「あはは。ネコみたい!」


「涼子ってば、嫉妬してる!」


「麻宮も可愛い!」


 しかしクラスメイトたちはキャーキャー言って喜び、今度は涼子のことも触りはじめたのだった。


「ニャァァァァァ!」


 さしもの涼子もこの流れには抵抗できずに沈むしかなかった。


「さあさあ、弟くんも観念しなさい!」


 悪ノリした三年生のお姉さまがたが、続いて唯に襲いかかる。


「イヤァァァァ!」


「うおぉぉぉぉ! あいつはやっぱりおれらの敵だ!」


 そのときこの光景を見ていた全校男子が血の涙を流して悔しがったとかしないとか。

 ちなみに、この日の唯の体力測定はさんざんな結果に終わり、放課後、担任の教師から呼びだされることになるのだった。

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