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プロローグ


、、、なれよ三葉ーーーーーー


私が初めて彼に出会ったのは小学3年生の夏だった。

夏休みに庭で遊ぼうと思って外に出たら隣の家の庭にしゃがみ込んでいる男の子を見つけた。

その子はあざだらけで消えてしまいそうなほど儚かった

「誰にやられたの?」なんて母が傷だらけで帰ってきた兄に言っていたことを真似してみると、彼は「母」とだけ答えた。私にとって母は優しい存在だったから「そんなの母親じゃないよ。」と言ってしまった。彼は「僕が悪いんだ。」と抑揚のない声で言った。「おかーさんに何したの?」って私が問うと彼は「僕が兄みたいに良い点取れないのに音楽ばっかやってるから。」って。私ありえないと思って「そんなの人それぞれだよ。悪いのは君のおかーさんじゃん。」って言った。言ってしまった。きっとそのせいで彼は、、、

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