ゆかいなキャラクターたち(追加毎に更新)
・霧嶋 亮平「進展しない」主人公
とにかくひねくれ者。小学校時代にトラウマを植え付けられたこともあり、周りにいる未帆や澪からの干渉を快く思っていなかった。
潜在的には未帆に好意を抱いていたのだが、強烈な前例が認識を阻害して関係が進展しなかった。
未帆の底知れないハピネスパワーに助けられ、闇落ちから抜け出して今に至る。
・西森 未帆「進展しない」正ヒロイン
抱きつくだけで相手の感情を溶かしてしまう能力の持ち主。もちろん、本人は衝動を抑えて欲しくて(又は暴走して)やっているだけである。
亮平とは幼少期の幼馴染であり、八年の時を経て再会した。最初はただの友達としか思っていなかったが、度重なる彼の力強さにどんどんのめり込んでいった。
何重にもなった漆黒の防御壁を懸命に乗り越えて、亮平と結ばれるに至った。
・酒井 澪「進展しない」副ヒロイン
勝気な性格であり、口喧嘩で男子を泣かせてしまうことも。名前が「みほ」の打ち間違いから予測変換で生まれたという、なんとも残念なメタ情報がある。
上記の性格が災いして孤立している所に唯一手を差し伸べたのが亮平であり、そのこともあって次第に想いを寄せていくように。
未帆とはライバル関係ではあったが、一方がピンチになった時には助け合うなど絆も強固なものがあった。
変化を恐れて現状維持を選択したために本来チャンスが無かった未帆へと形勢が傾いていき、卒業式前の二人には決定的な溝が横たわっていた。
高校に進学しても、隙あらばとヒロインの座を狙っている。
・春日谷 広海「女の子拾った」主人公
元どこにでもいる悲観主義者高校生。些細なことで家出したのをきっかけに、ホームレス少女である幸紀と邂逅した。
修羅場を乗り越えてきた彼女と比べて自身が眺めていた世界がちっぽけだったことを知り、少しずつではあるが前向きに捉えて見るようになった。
強引な手段で幸紀を呼び出し、そのままデートへ。今後を左右する賭けに勝ち、おそろいのリングを指にはめた。(プラスチック製)
現在は、幸紀の勉強をフォローしている。
・宮形 幸紀「女の子拾った」ヒロイン
新年度早々家を追い出され、クリスマスまで放浪していたところを広海に拾われた。抱えられていた時にはもう力が入らなくなっており、助けが入らなければ高確率で野垂れ死にしていた。
過去には怪しげな中年男に連れて行かれそうになったことがあり、広海にも心が開けなかった時期があった。
高校の学費と食費を稼ぐため、高校生ながらアルバイトに励んでいる。本人曰く、住まわせてもらっていることと広海がいることで気にならないのだとか。
偽デートに釣られてデパートへと足を運び、その日の内に運命を分かち合うことを決めたのであった。
・野間 寿哉「秘境駅」主人公
一日三本しか列車の来ない消滅間近の集落で暮らしていた、なんでもない男子。未空とは幼馴染であり、もうこの村には二人だけしか残ってはいなかった。
長年の仲ということもあって、恋愛感情なのか友情が増幅しているのかが分からずに悶々とした時間を過ごすこととなった。
最終的には猛烈なアプローチにより決意を固め、両想いに。
・野矢 未空「秘境駅」ヒロイン
寿哉と同じく、限界突破集落に暮らしていた女子。同い年ではあるが、幼少期はよく寿哉の面倒を見ていた。
胸に秘めてきた恋心を打ち明ける機会が消えかかっていることに危機感を覚え、積極的にアタックするように。
その甲斐あって、寿哉は未空へと振り向いた。
・園部 航生「たんぽぽ」主人公
鬼親に塾を週六日で入れられている哀れな男子高校生。目の前が灰色になりかかっていたところに、独特な感性を持った少女である優希と出会う。
彼女の『自然』な考え方をハナから突っぱねようとする一般社会に怒りを覚え、一緒になってあり方を変えて行こうとするようになった。
従来傍観者だったのだが、議論で先陣を切るなどの茨を切り拓く行為が目立つようになってきた。
苗字の由来は駅名に由来している。(メタ)
・桜葉 優希「たんぽぽ」ヒロイン(?)
たんぽぽをこよなく愛する自然少女だが、他人と相容れずに分断させられることも多い。
投げやりになっていた航生を救ったことが転機となって、ようやくさび付いていた歯車が動き始める事となった。
生命を大切にするスタイルとゴキブリを抹殺することは両立しないように思えるが、それは彼女なりの思いがあってのことである。
恋愛小説のヒロイン……のはずなのだが、そもそも航生を恋愛対象として見ているのかすら不明なままである。
※浦前 恭平「幼変」副主人公
この作品のみ完結から年月が経過しているので、作者も所々設定を忘れている所がある。また作りこみも甘く、ヒロインの差別化があまりできていない作品でもある。
恭平は目の前でトラックにはねられた純を追って病室へと行くも、そこには意識の無い抜け殻が横たわっているだけだった。
帰宅しても何も考えられずに、床に就いた恭平。なんと夢の中で純と奇跡の再会を果たすが、彼女は蜃気楼のように跡形もなくなってしまった。
……なんやかんやで復活した純と抱き合って、はっぴーえんど。たぶん連載作品で一番影が薄いのはこれ。
この『うぇるさいど・かんふぁれんす!』でもオブザーバーであり、レギュラーではない。
※永島 純「幼変」主人公・ヒロイン
物語の内容は恭平の項が全てなので省略。
作者(true177)が執筆した長編小説で唯一の女主人公であるが、尖ったものがないので記憶に残りにくい。
やはり主人公二人体制はどちらとも中途半端になるという反面教師になった。
恭平と同じく、オブザーバーである。
※キャラが増えた際は、随時追加していきます。
次回から本編(?)がスタートです。しばしお待ちを!
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主人公が鈍感(←理由あり)過ぎて、全然進展しないじゃないか!(進展しない)
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クリスマスの夜、女の子を拾った。(女の子拾った)
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