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97話 模擬戦闘


 走り終わりその後、息を整えたらパーティから模擬戦闘をしていく。勿論、俺は大分手加減をしてだ。防御と魔法防御以外、90%のリミッタ―をかけて生徒達と相手をする。


 俺から、一方的に攻めずにワザと隙を見せて、反撃をさせたり。ワザと魔法攻撃を受けたりする。こうでもしないと、生徒達のやる気に関わるからな。戦いが終わったら、生徒達にアドバイスをする。


 因みに遅れてきたメデクさんは、訓練場の壁沿いを3周走った。


「最後は銀髪縦ロールか」

「わたくしは―――っ!」


俺は左腰にあるレイピアを抜き、銀髪縦ロールに切るが防がれ、剣と剣がぶつかり合う。多分、名前を言おうとしただろうが、関係ない。会話をしている最中に、攻撃をされる危険性は高い。


「よく防いだな。これぐらいは早さなら、見えるらしいな」

「と、言ってもギリギリですわ」


 そのまま、連続で切りあう。


「お前、ギリギリと言ったな。少し余裕があるじゃないか」

「な、何をいって?」

「少し、速くするぞ」


「!?」


 さっきより速くしてみたが、銀髪縦ロールは防ぐこと、だけに集中し始めた。だが、次第に銀髪縦ロールはペースを乱し、隙が出来る。その隙を見て、銀髪縦ロールの腹に左手で殴る。 


「――――――っくぅぅ!」


 銀髪縦ロールは腹を押せて、その場に座り込むタイミングで、銀髪縦ロールの顎に左足で蹴り上げて、上斜めに蹴り上げる。


「先ず1人目」

「ファイヤーボール!!」


 後ろから、魔法攻撃が来る。俺は左手を氷魔法で覆い、後ろに振り向いてファイヤーボールを殴る。


「それ」


 氷で覆った左手で、ファイヤーボール殴ると、ファイヤーボールが消える。


「嘘だろ!?」


 そう叫んだ、男性生徒は違うところに移動していた。その男性生徒に狙いを定めて、左手にファイヤーボールを作り、男性生徒に投げつける。


「う、うわあぁぁぁぁ!!」


 男性生徒の腹に当たって、叫ぶ。別に叫ぶほどじゃないだろ。


「で、次はお前か」

「・・・」


 拳で戦う女性生徒は、俺に近づき両手を使って殴って来る。


「速いな。これだと攻撃する隙がないな、だが」


 氷で覆っている左手の氷を溶かす。拳で戦う女性生徒の腹に左手をかざして、爆破させる。


「!?」

「終わりっと」


 拳で戦う女性生徒はそのまま、後ろに吹き飛ぶ倒れる。


「後2人はお前達だな」

「「バレてる!?」」


 後ろから、俺を刺そうとしたんだろうが。だが、残念だったな! 相手がアレクシスさんじゃなら、これくらいの簡単に分かるわ!


 後ろを振り返り、二人の女子生徒を殴って終わらせる。


「はい終了」


 右手に持っているレイピアを鞘に戻す。倒れている生徒達を起こしながら、一か所に集める。


「先ずは、お疲れ様。お前ら作戦を考えたな?」

「えぇ、考えましたわ。最も不発でしたけど」

「不発でも、作戦を考えたって所は評価に値するぞ。あるのとないので大分変るからな」


「そ、そうですか」


 何故そこで赤らめる?


「じゃあ、1人づつ言いたいこと言っていこうか。先ずは魔法男子」

「あ、はい!」

「自分から動いて、魔法が使える場所を探すのは結構。だが、スキルで気配遮断を持っていっれば、もっと良かったな」


「気配遮断・・・。ハッ、そういうことですか!」

「分かったのなら、これ以上は言わない。次は格闘少女」

「ん」


「確かに頭を狙って、攻撃すれば大体は殺せる。だが、頭が高い位置にあったらどうするんだ?」

「・・・あ」

「考えてなったのか。そんはときは足を狙って攻撃をする。片足が使えないものになったら、自然と跪くだろ、そのときに頭を狙えばいい。余裕があれば両腕を壊しておけば、楽に殺せるぞ」


「・・・」


 無言で首を縦に振る。


「次は暗殺の2人だが。双子か?」

「「そうです!」」

「元気があるな。2人に言いたいのは、気配遮断のレベルを上げる事だな。後はスキルで敏捷強化があれば、なお良いな」


 元気がある暗殺者って言うのも、嫌だな。


「「わかりました!」」

「最後に銀髪縦ロール」

「ですから。銀髪縦ロールではなく」


「はいはい、それは後でだ。言いたいことはただ1つ、お前魔法使えるだろ」

「な、なんでそれを!」

「鑑定すればすぐに分かる。何故使わない」


「そ、その使うに詠唱が」

「詠唱に時間がかかるのか。よし、アリアナちょっとこっち来てくれ」

「なに~」


「俺とアリアナを含めて、7人入る防音結界を作ってくれないか?」

「いいよ」


 俺達の周りに防音結界を張ってもらう。


「これでいいな。さて魔法だが、風魔法が使えるんだな」

「えぇ」


 銀髪縦ロールはそう答える。俺は右手を出して風を作る。


「ウ、ウインドを無詠唱で」

「別に無詠唱って訳ではないが、口には出さずに頭の中で唱えればいい」

「頭の中で唱える」


 銀髪縦ロールも俺と同じように、右手を出して頭の中で唱えるとウインドが出てきた。


「で、出来ましたわ!」

「おめでとう。慣れてくれば、こんな感じに大きくしたり、形を変えることが出来るぞ」

「それをどうやって!」


「そこからは自分で考えてくれ。後この事は他言無用な」

「もし誰かに言ってしまったら」


 魔法男子がそういう。


「その時は、地の果てまで追いかけて、お前達を殺しにいく」


 ちょっと狂気じみた、顔で答える。


「「「「「誰にも言いません!!!!!」」」」」

「よし」

 

 まぁ、俺が教えたのはあくまで頭の中で唱える、だけでありそれでも限界が来る。それをいつ気付くか楽しみだな。


「ん? わたくしのステイタスを見たのなら、名前も」

「さて、アリアナ結界を解いてくれ」

「はぁ~い」


「え! ちょっと待ってくださいまし!」


 アリアナは結界を解く。そして他の生徒達を集める。


「さて、色々と助言をしたが、これはすぐに限界が来るだろう。暇があったらでいい、図書室とか図書館に行って、調べてみて学ぶといい。そうすればいつかは答えは出るだろ。後は他の先生聞くのもいいだろう。分かったか?」

「「「「はい!!!!」」」」

「良し! 今日はここまで、解散!」


「「「「ありがとうございました!!!!」」」」


「図書室と図書館って同じだよね」

「図書室じゃあ、狭いから図書館も入れも。問題はないと思ってな」

「ふ~ん」


 興味なしだな。


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