表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
96/500

94話 やり過ぎた

活動報告を書きました。一度見てください。


「あー、やり過ぎた」


 レイピアについた血を振り落とし、鞘に戻す。辺り一面は血塗れになっていた。その中でボロボロになった生徒達は、その場でうずくまっていたり、その場に立って気絶してたり、ブツブツ言う人もいた。


「イタイ、イタイ、イタイ」

「ウデキラレタ。アシキラレタ。―――アハハハハ・・・」

「ナンデイキテルンダロウ」


「ゴメンサイゴメンサイゴメンサイ」

「コレガホントウノタタカイ」


 こんな感じに、皆片言になっている。そりゃあそっか、片腕を切られたり、片足を切られたりしてるからな。これはトラウマ確定だな。


「いやいや、やり過ぎだろユウヒくん!? いくら特級ポーションをがあるからと言って、ここまでやる必要あったのかい!? そして、アリアナくんは何で止めなかったんだい!」

「え? 誰も死んでないし別に止めなくてもいいじゃない?」

「そうですよ、誰も死んでませんよ。それにやる必要はあった、こいつら生徒は卒業したら、晴れて冒険者になるんだろ。なら卒業する前に、一度自分より強い奴と戦えば、この先無茶をしなくなるだろ」


「そうかもしれませんが。流石にやり過ぎですよユウヒさん」

「やり過ぎたことは自分で分かってるよ」 


 まさか自分でもここまで、やるとは思ってないかった。


「・・・弱すぎますわ」


 縦ロールの女性がそういう。


「何だ? 自分があまりにも弱かった事に、絶望してるのか?」

「そうですわ。・・・今までわたくしは、どの学年の中でも、自分が強いと自負しておりましたわ、それこそ冒険者より強いと。でも違った、ユウヒ先生を相手したとき、わたくしは何もできずに虐殺されましたわ」


 いや、殺してない。君生きてるからね。


「ユウヒ先生。わたくしに、いえ、このクラスを鍛えてください!!」


 縦ロールの女性はその場で頭を下げる。


「言われなくても、出来る範囲で鍛えてやるよ。だが、今日はもう無理だろうな」

「っな! そんなことはありませんわ!」


「無理だろ。そんな足をガクガクさせて、生まれたての小鹿ってくらいに、震えてるぞ」

「こじか?」


 おっと、ここには小鹿がいないのか。


「とにかく、お前らは、切られた自分の足を捜して、靴と靴下を回収しろよ。じゃないと切った腕と足を問答無用で、燃やすからな」

「「「ハ、ハイ・・・」」」


 生徒達は切られた自分の腕や足を探し始める。その光景を見て、結構ゾッとする、そう思い生徒達を見る。 




「ユウヒ先生。全部終わりましたわ」

「ご苦労様。まさか切った腕と足を、一か所にまとめてくれるとは。で、どうする、お前らで燃やすか?」

「そうしますわ」


 一か所にまとめられた、切られた腕と足を火魔法が、使える生徒達が燃やし始める。


「「「ファイヤ!!!」」」


 一か所にまとめられた、切られた腕と足は燃え始め、灰になるのを待つ。


「さて、灰になるまで時間が勿体ないから、何か質問したいことはあるか?」

「なら、質問があります!」

「何だ? 言ってみろ」


「俺達に使ったポーションは、まさか特級ポーションですか!?」

「そうだ。お前達に使ったのは特級ポーションであっている。先に言うが、製造方法は教えないぞ」

「「「「特級ポーションを作った!?」」」」


 そこまで驚く事か? そういえば、アリアナも言っていたな、特級ポーションは作るのが難しいと。


「それって、俺達に使ってよかったのですか?」


 顔を真っ青にして、俺に訪ねてくる。


「大丈夫だ。今日で25本使ったが、まだ476本あるから」

「「「「476本もあるの!?」」」」


 そのことを聞いて、メデクが俺の方にきて、俺の両肩を掴む


「ユウヒさん、どうって作ったのですか!?」

「ちょ、待って、ゆら・・さな・・い・・で」

 

 思いっきり、ガックンガックン、揺らされる。


「止めんかメデク!」

「――――――ッグエ!」


 コゼットさんがメデクの首にチョップをかまして、メデクその場で倒れる。


「すまない。本当にすまない!」

「イエ、ダイジョブデス」


 死ぬかと思った。ここまで首を揺らされるとは思ってなかった。


「で、次に質問は?」

「はい! 冒険者ランクはいくつですか!」

「3日前にランクが上がって、Eランクだ」


「「「絶対にウソだ!!」」」


 本当の事何に、そこまで強く否定しないでくれ。何らな証拠でも見せるか。


 服の内ポケットから、ギルドカードを見せる。


「ほら、どう見てもEランクだろ」

「た、確かにEランクですぅ」

「もしかして、他の冒険者もユウヒ先生みたいに、強いのか?」


「それはないと思う。次は」

「は~い、先生は魔法が使えますか?」

「使えるぞ。何なら今ここで使ってやるぞ」


 右手で指を鳴らし、浄化魔法で訓練所に周りと自分と生徒達を、綺麗にする。


「他にも魔法が使えるが、いつか見せてやる。・・・どうした?」


 俺とアリアナ以外、皆口を開けてポカーンっとしている。


「ユウヒくん、今の魔法を発動させるのに無詠唱でやったのかい?」

「そうですが。ちょっと待て、少しづつこっちに来るな」

「教えなさい、私の魔法を発展させるために、教えなさい!!」


「断る!!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ