84話 これでけ凄い技術だな
「では、ギルドカードを更新をおこないます。先ずはこの紙の上にギルドカードを置いてください」
紙には魔方陣が描かれていた。紙の上にギルドカードを置くと、カードが光り出した。
「これでこのカードは、他の人が触っても大丈夫です」
紙に描かれている魔方陣は、カードに付与されている魔力を消すことが出来るのか。
「次にこの新しいカードで、再度この紙の上に置いてください」
新しいカードを渡され、再度紙の上に置くと光出す。
「これで更新は終了です。次はアリアナ様です」
俺はアリアナと交代する。
削除じゃなく一時的に保管かして、新しいものに貼り付けている感じか。カードのデザインはそんなに変わらないが。一部分だけ黒くなっていて、そこを機械に通してスキャンできる気がする。
「これで更新は終了です。今回は完全にこちらのミスで古いギルドカードを、発行してしまい誠に申し訳ございません」
「そこまで気にしてないので、謝らなくても大丈夫です。ところで、そのミスって何ですか?」
「はい。帝国のギルドに新しく置かれてから間もなく、各地にあるギルドに設置するようになっていたのですが・・・」
「ラストタウンだけ、連絡がいってなかった。ということですか?」
「はい」
「今頃、ラストタウンのギルドは大変ですね」
待てよ。それなら何故リゼットさんは、そのことを言わなかったんだ? 実はあの人もカードが古いのか? そんな事はないか。
「とこでお2人ともは、ランクアップが出来ますが。今しますか?」
「出来るのですか?」
「条件はもう満たしているので、出来ますよ」
出来るならしてもらうか。
「じゃあお願いします」
「かしこまりました。では、この魔道具の隙間が空いてるところに―――」
言いたいことは分かるから、隙間が空いてるところにカードをスキャンする。スキャンをしたら、受付の人に見えるように画面が出た。
「凄いですね。まだ説明途中だったのに、もう理解できるとは」
「何となくですよ」
受付の人は何かを入力している。これでけ凄い技術だな。
「これでランクアップは終了です。一度カードを見てください」
自分のカードを見ると、GからFになっていた。
「凄いですね。この魔道具って誰が作ったのですか?」
「帝国の研究者が作ったらしいですよ。何でこんなのが出来たのかは分かりませんが」
「そうなんですか」
俺はアリアナと交代して、カードの更新をする。
ランクが上がったから、Eランクも受けることができる。Eは何があるのだろうか?
「はい、これで更新は終わりです」
アリアナも無事に終わったようだな。




