78話 不老不死だよ!
アリアナがダンジョンに、行って5日経った。ダンジョンで何してるか分からないが、途中で死んでないだろうか? いやアリアナだから大丈夫だろう。5日も経てば、少しはスキルのレベルも上がってくる。例えば空間収納魔法のレベルが上がったり、各属性のレベルが上がったする。空間収納魔法のレベルが上がったのが一番嬉しいことだ。今まで10個しか収納できなかったが、今は20個まで収納できる。
次は野菜成長魔法のレベルが3になっていた。今まで使っても変化が分からなかったが、今は少し変化が分かるようになった。おかげで小松菜が収穫出来て、食べることが出来た。後は何個かスキルを創ったくらいか。
さて今日も頑張って、スキルを上げるか。
玄関のドアを開けようとすると、勝手開いた。
「たっだいまー!」
玄関のドアを開けたのは、アリアナだった。
「お帰りアリアナ」
「いやーここまで早く帰る事になるとは思わなかったよ~」
一体ダンジョンで何をしていたのか分からないが、無事に帰ってきて良かった。
「とりあえずリビングに行くか」
玄関のドアを閉めて、リビングに行って椅子に座る。氷魔法でコップを2つ作り、コップの中に水魔法で水を入れてアリアナに渡す。
「で、ダンジョンで何をしてたんだ?」
「ちょっと欲しいものがあったから、それを取りに行ってたんだよ」
欲しいものね・・・。何故か嫌な予感がする。
「その欲しいものが手に入ったから帰ってきたんだな」
「そうだよ! 早く手に入ったから運が良かったよ!」
いい笑顔で言うなぁ~。何か裏があるだろ。
「本命は後にして、何が手に入ったが見せてくれるか?」
「いいよー。先ずはこれ」
アリアナは空間から、瓶を5本出してテーブルの上に置く。
「これはエリクサーだな。よく5本も手に入ったな」
「欲しかったのはこれじゃないけどね~」
コイツ誰もの欲しがるものを手に入れといて、欲しかったものがこれじゃないって・・・。これ以上に欲しいものがあるのか?
「次はこれ」
テーブルの上に置かれたのは、また瓶だった。
「これ何? エリクサーの入れものと違うが、これも何かの回復するものなのか?」
「これは特級ポーションだよ」
「特級ポーション? ちょっと鑑定させてもらうぞ」
<特級ポーション>
上級より更に回復量が上がった、ポーション。だがどんなに回復量が上がっても、エリクサーには勝てない。
回復量は10000、四肢が失っていた場合2本まで再生可能。
上級もそうだが特級も凄いな。先にこっちを出して欲しかったな。
「次は宝石だね」
テーブルの上に宝石が置かれていくが、数が多い。
「宝石何てあまり分からないぞ。いや鑑定をすれば分かるけど、時間が持ったいないからまた後で。何でこんなに沢山あるんだ?」
「いや~殺したときに宝箱を開けたら、ほとんどが宝石だったから。こんなにあるんだよ」
アリアナの顔がこれは参ったって顔してる。その後色々出てきた。
「それにしてもこの宝石の数よ。可笑しいだろ?」
「アハハハ・・・」
宝石は少しづつ売りさばくか。市場に沢山出回っていなければいいが。
「そうだユウヒ君喉乾いてない?」
「さっき水を飲んだから乾いてないが。何で?」
「魔力ポーション飲んでみない?」
「魔力ポーション? 魔力が回復するポーションか?」
「そう、魔力が回復するポーション」
「別に魔力はまだあるし、飲まなくてもいいよ」
「・・・味は気にならない?」
「気になるけど」
それを聞いたアリアナは素早く俺のコップを取る。空間から瓶を取り出し、瓶の蓋を開けてコップに謎の液体を入れる。
「じゃあ飲んでみよう!」
アリアナは俺の前にテーブルの上にコップを置く。
「・・・死なないよな? 飲んだら即死するような飲み物じゃないよな?」
「大丈夫だよ、毒じゃないし即死するような飲み物じゃないよ」
怪しい、どう考えても怪しい。でも捨てるのも勿体ないよな。毒とか麻痺とかだったら特に問題はないな。・・・大丈夫だよな?
俺は謎の液体が入ったコップを右手で持って、そのを口に近づけて一気に飲み干す。
「――――――・・・苦い」
やっぱりポーション系は苦いな。
「飲んだね、飲んだねユウヒ君!」
「確かに飲んだけど。何でそんなに嬉しそうに言うんだ?」
「おめでとうユウヒ君! 今からキミは不老不死だよ!」
「・・・・ハイ?」




