76話 上級って凄いな
テーブルの上に置いてある3束の薬草を使って、30本のポーションを作る。
元から出来てる初級ポーションを合わせて25本、元から出来てる劣化ポーションを合わせて15本。調合レベルが低いから劣化もできるのか。
「次は合成だね。失敗は・・・しないね」
「失敗するとどうなるんだ?」
「爆発して使ってた物が消えるね」
「危険すぎるだろ!? 失敗したら使ったものが消えるだけじゃなく、爆発するのかよ!」
「あの時は思いっきり爆発したから、死ぬかと思った・・・」
本の状態で合成したのか? ・・・何か凄いことになるな。
大きめの容器に、劣化ポーション10分全部入れて合成する。
「元々あった量が少ないのか、更に少なくなった気がする」
「そりゃあ合成したら量が減るに決まってるよ」
氷魔法で試験管を作り、大きめの容器を持って試験管に入れる。入れてると、まだ試験管1つくらいはいる量が残てる。
「あと1本は入るそうだな」
「・・・ユウヒ君のステイタスを見たけどさ、もう合成スキルのレベルが上がってるよ」
「マジか、合成レベルがもう上がったのか?」
もしかして本当にこういうのが得意なのか?
試験管を後1本作り初級ポーションを入れていく。
「これで2本目。嬉しい誤算だったな」
「次は中級ポーションだけど、足りないね。とりあえず薬草を5束出すね」
アリアナは空間から薬草を5束を出す。俺は薬草5束を使いポーションを作る。出来た物と先にテーブルに置いてある、初級ポーションを合わせて49本。劣化ポーションは合わせて33本。劣化ポーション30本を合成して、初級ポーション6本出来て、初級ポーションは55本になる。
大きな容器に初級ポーション40本分を入れる。合成して中級ポーションにする。
「この量で2本分か。いや、もしかしたら4本か?」
「その可能性があるかもね」
試験管に入れる。いや移し替える準備をする。
1人でも移し替えることは出来るが、こぼれると思ったいないから。氷の塊から試験管を作りだすか。
テーブルの上に氷魔法で氷の塊を作り、氷の塊のてっぺんから試験管を作る。大きな容器に入っている、中級ポーションを試験管に移し替える。それを繰り返して、4本の中級ポーションを作る。
「試しに合成したものを合わせると5本だな」
テーブルの上に5本の中級ポーションを並べる。そのうちの1本をアリアナが取る。
「これってどうやって開けるの?」
「一番上に蓋が付いてるだろ、その蓋を右に回していけば開くぞ」
言われて通りに、アリアナは蓋を右に回していくと蓋が取れる。
「へぇ~、口と蓋を回せば噛み合うようになってるんだ。じゃあ左に回せば」
アリアナは試験管の口の上に蓋を乗せて、左回しにすると蓋が閉まった。
「凄いね、力任せで蓋を開けるよりずっといいね」
「これを作った人は天才だと思ったよ」
「ユウヒ君が作ったんじゃないの?」
「俺が生まれる前から、もうあったからな」
口の部分はペットボトルの口みたいしたが、これで正解だったか。
「ところで合成で中級が出来たが、合成で上級もできるのか?」
「中級ポーションが40本あればできるよ」
「上級ってどれくらい効果あるの?」
「腕か足、1本再生出来るよ」
「上級って凄いな。もう少し作るか」
アリアナは空間から薬草の束を10束出す。




