表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/500

63話 気持ち良さそうに


 初めて町に行った感想だが、俺の常識が凄く欠けていた。常識があるとしたら(かね)くらいしか知らなかった。それは仕方がないとしか言えない。こっちに転移してまだ1週間

くらいしか経ってない。


 次に魔石だ、。キングゴブリンとクイーンゴブリンの魔石も、それなりの高値で取引される事が分かった。あの準露出狂さんも欲しがっていたから、それなりには使い道があるのだろう。他にも色々あるだろうがそれは置いといて、次は今できることはあるか考えるか。


 今できるのは、各属性のレベル上げと剣術や斧術とかのレベル上げ。結界の外に出て探索などなど沢山出来ることがある。その中で重要なのは自分のレベルを上げることだ、レベルが上げれば体力が増えるからな。


 え、スキル創作があるのだから、それを有効活用しろよボケが! って?


 ちょっと待ってほしい、確かにスキル創作で色々スキルを作れば楽にレベルが上がるが、そんなことしていざ町とかに行ったら目立つだろ。何もしなければそれまでだか、小説とかで読むとほぼ確実と言っても目立つ。小説の中だから別に困る事はないかもしれんが。実際自分が異世界に行って、チートスキルを貰って目立とうとするとかなり危険だ。


 目立つと色んな人と関りを持つことになる。それは普通に良い事だが、中には貴族または国の囲い込み何て普通にあるし、最悪事件などに巻き込まれ可能性もある。または危険視されて国または世界から狙われる危険もある。


 いくら何でも考えすぎじゃあないかって? 馬鹿め、そいつは楽観視しすぎだ。いいか、何らかの原因で異世界に来たとしよう、異世界に来たからって浮かれるな! 楽観視するな!!


 って一体俺は何考えているんだ? まぁいいや何も問題はないと思うし。


「あ、そうだ固定砲台モドキを増やそう」


 唐突に思いついた。起動している固定砲台モドキを止めて、椅子から立ち上がり家に入る。2階に行って、アリアナがいる部屋のドアの前に立つ。


 先ずはノックしてから反応を確かめるか。


 ドアをノックして反応を確かめるが反応がない。


「おーい、アリアナ起きてくれ!」


 ・・・反応がない。仕方がない勝手に入るか。


「アリアナ勝手に入るぞ」 


 ドアを開けて部屋の中に入る。


 部屋の作りは俺の部屋と変わらないか、ところでアリアナは何処に―――いた。


 アリアナはベッドで普通に寝ていた。


「・・・気持ち良さそうに寝てやがるな」


 ちょっとイラっときてしまった。普通なら女性の寝顔を見て、可愛いって思うのだろうけど。俺はそれよりどうやって苦しめて起こそうか考える。


「ウへへへ~」


 何か変な寝言を言っているが、一体何の夢を見ているんだコイツ。さてどうやって起こそうかな。腹を思いっきり殴るか、ビンタで起こすか。ジャンプして腹に飛び乗るか、あるいはメアリーさんを呼んで起こしてもらうとか。メアリーさんと念話は出来ないけど。・・・馬乗りして首でも絞めるか?


 ゆっくりアリアナが寝ているベッドに近づき、アリアナの上に乗った瞬間。アリアナが起きた。


「あ」


 ヤバいバレた・・・。


「・・・ユウヒ君、これって逆だよね普通私が上に乗るんだよね」

「普通は、な」

「何しようとした?」


「ご想像に任せるよ」

「・・・なるほど、朝からまぐわいたいと」

「答えはアリアナの首を絞めることでした」


「いくら何でも酷くない!?」

「だって、気持ち良さそうに寝てるのが悪い」

「そんなの理不尽だよ!」


「昨日、人の尻を無断で触った奴が言う台詞か?」

「うっ」


 今回は失敗したが、次は成功させたい。 


 俺はアリアナから降りる。


「で、何のよう?」

「固定砲台モドキあるだろ、その他の属性を作りたいから手伝って」

「はぁ~い―――ふわぁ」


 アリアナは眠そうに返事する。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ