6話 俺がいた世界には
まだまだ質問したい事はある。
「アリアナが言っていたが、俺がいた世界には帰れないのか?」
「無理ですね。勇者召喚による転移なら帰れますが。今回の場合事故みたいなものでこっちに来たので、こちらからユウヒさんがいた世界転移するのは不可能です」
勇者召喚何てあるのかよ。で、俺は元いた場所には戻れないと。帰れると期待していたが、創造神にそう言われたら。もう帰れる手段はないだろうな・・・。
「・・・この小屋っと言うより家は?」
「私が用意しました。生活の為とお詫びです。それと2階は私室です」
「あ、そうなんだ。すみません、家何てもらってしまって」
「いえいえ。家以外も私の加護あげようと・・・」
「ちょっと待て、加護て何だ? まさか加護を持っていると、何かしらいい事があるやつか?」
「そう言うものですね。神や女神にもよりますが、生活する上で何かと有利にはなりますが。その分面倒も・・・」
「じゃあいらないよ。家を貰った上に加護までは頂けない。そもそも創造神の加護なんか貰って他の人バレたら、面倒どころか変な宗教に拉致られるだろ・・・」
「・・・それもそうですね。特にエルフ族にばれたら、どんな手を使っても捕まえに来るでしょう。あの種族は私を物凄く崇拝していますからね」
下手すればそれ狂信者じゃあないのか? それにしてもエルフ族がいるのか、他にも種族がいそうだな。うん、何か一目見たいもんだな。




