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58話 お前が王だな


 魔弾とレーザーを駆使して、ゴブリンどもを殺してく。


 レーザー。いやレーザーって言っていいのか分からないが、凄く強い。魔防とかも関係するだろうけど、体のどっかに当たれば貫通する。当たる場所が頭や首や心臓ならすぐに殺せる、とんでもない魔法になった。


 欠点があるとすれば、魔力の減りが凄く早い。後は魔法が効かない敵だな。それ以外は基本強いが、これは大群相手に使った方がいいな。1体の為に使うには魔力が勿体ない。


 今でもかなり魔力が減っている、アリアナの魔力切れにならないか心配なる。


「私の事は気にしなくてもいいよ、自動回復あるからね」

「・・・この世界に自動って言葉あるんだな」


 そんなこと言っているうちに、ゴブリンの数が随分と減った。300くらいはいると思ったが、全然違ったもう1000くらいはいた気がする。

 

 魔法での攻撃を止めて、少し休憩する。


「ここってかなり広いんだな、これ全部ゴブリンどもが掘ったのか?」

「確かに広いけど。流石にゴブリン如きじゃ、この広さを掘るのは無理があるよ」

「じゃあ自然と出来たか、あるいは昔に誰かが掘ったか?」


「さぁ? 分かんないから考えるのは止めとくよ」

「お前初め会った時、「何でも知ってる」って言ったよな?」

「私は「大体知ってる」って言ったけど」


「そうだったか? まぁ何でもいいや、休憩を止めて下に降りるか」

「いってらっしゃい」


 崖から飛び降りて地面に着地する。周りを見ると、死屍累々が色んな所で築かれていた。


 矢とか魔法の攻撃があると思ったけど、そんなことはなかったな。その代わりに前から棍棒を持ったゴブリンが沢山来るけど。


「よし来た」


 右手に氷の剣を作り、ゴブリンどもを斬り殺すが、何故かゴブリンが縦一列になりながら俺の方に来る。1体ずつ相手しながら戦うが、終わりが見えない。


 もしかして、息切れを狙ってるな? まぁ確かに強敵に対して大勢で襲い掛かっても、一気に殺されるだけで戦力が、なくなるだけになる事もある。なら、1対1に持ち込めばいつかは疲れる。そうすれば殺す事も出来る。一旦下がって、槍でも投げるか。


 前にいるゴブリンを殺し、すぐに後ろに下がって右手に氷の槍を作り、槍を投げる体制に入る。そのまま勢いよく投げた槍は、前にいるゴブリンの顔に当たり。そのまま後ろに貫通して何体も殺していく。


「まぁこれでお前らの動きが止まることはないよな」 


 氷の槍を何本も作り、それを投げていく。



 氷の槍を何本投げたか覚えてないが、かなり投げたと思う。ゴブリンの行進は終わったけど、お陰様で凄く疲れた。


「ハァハァ・・・、ちょっと休憩」


 地面に座り休憩に入る。


 それにしても数が多すぎる、1000どころか2000以上いるだろこれ。これが一気に町に来たら1日で落とされるだろう。そろそろ王とか来てもおかしく―――ん?


 前から横一列に並んでこっちに来ている。数は少ないが、盾と剣とか持ったものが多い。


 何だあの先頭に立っているゴブリンは? 服を着ているぞ。


 ゴブリンどもは途中で止まり、服を着たゴブリンは俺に背中を見せ声を上げた。


「ギギギ! ギギィ!」

「「「「ギィー!」」」」


 おいおいおい、どっかで見た事あるぞ!


 右人差し指で魔弾を撃ち、服を着たゴブリンの頭を吹き飛ばす。


「「「「!!!!」」」」


 多分、服を着たゴブリンが指揮官でだったのだろう。横一列に並んでいたゴブリンどもが呆然としていた。その隙を見逃さずに、アースニードルでゴブリンどもを串刺しにする。


 いきなり指揮官が死んだら、呆然とするのは分けるけど。いつ殺されるか分らない、状況で唖然としたり、ボッーとしたら命とりだぞ。って死んだ奴らには意味がないか。


 ここでもう少し休憩してから、奥に進もうと思ったが、ドシンッ、ドシンッっと音か聞こえた。前には頭の上に王冠をかぶっていて服を着ている大きなゴブリンと、服を着て頭の上に王冠かぶっているゴブリンがこっちに来た。


「お前が王だな」


 大きい奴がキングゴブリンで、服を着ているのがクイーンゴブリンだろう。


 挨拶代わりに―――――先手必勝!


 俺は立ち上がり右手に氷の剣を作り、自分に俊敏を強化する付与魔法付け、キングとクイーンがいる所に一気に走る。


「「!!」」


 キングとクイーンに近づき、先にクイーンの腹を氷の剣で勢いよく横に斬る。


「!?」


 クイーンの上半身と下半身が離れ、上半身は後ろに飛んで行った。


「グギギギ!」


 キングは上半身が飛んで行ったクイーンの方に行く。


「ギギギ! グギギ!」

「ギギ・・ギギイ・・」


 あれ? 何かアニメとかでよくある、別れのシーンになっているぞ? っと見ている場合じゃない、今のうちに殺さないと。


 別れのシーンをしている最中、2体に近づく。


「ギギィィ・・・」

「ギギィィィィィィィィィィィ!!」

「――――――せいっ!」


 俺はジャンプをしてキングの後ろか、氷の剣で真っ二つにする。


「生憎、俺は最後まで待つ気はないぞ」


 そう言って、クイーンの首を刺す。


「あぁ~終わった終わった」

「お疲れ、ユウヒ君」

「・・・なぁアリアナ、俺に何か言う事ない?」


「え? ないけど」

「いやあるだろ! あの泣けるようなものを見てさぁ!」

「あれが泣けるものだった? 寧ろ敵に背中を見せるとか馬鹿じゃないの?」


 確かに敵に背中を見せるとか、馬鹿かもしれないが。最後の別れを台無しにしたんだぜ!


「そんな事より、キングとクイーンの魔石でも取ろ」

「え、あうん」


 俺が間違っているのか?


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