54話 ゴブリンどもの巣へ
アリアナは一体何やらかしたのか知らないが、どうやらギルドの出入口に女性がいるようだ。変態爺以外にも男性達は前かがみになっていて、それを見たほか女性達は呆れた顔で男性達を見ている。
「こんな危ない状態で何やっているんだ?」
「さぁ?(ユウヒ君はまだ、あの女を見てないからいいけど、ユウヒ君も見たら他の男どもと、同じことをするのかな?)」
「まぁギルドが機能するなら別にどうでもいいが、機能しなくなってきたら、すぐにでも巣を叩き潰そう」
本当に大丈夫かここのギルドは。
夜になったが状況が変わった。まずギルドの方は、今朝討伐しに行った冒険者達を帰ってくるのを待つことになった。妥当と言えば妥当だが、帰ってきた冒険者達は満身創痍だろうな。
「結論、俺達で勝手にゴブリンどもの巣を叩き潰す」
「先ずは気配遮断をして東門から出るよ」
アリアナに気配遮断を付与してもらい、ギルドから出て東門に行く。
「堂々と門から出てもバレないのか?」
「大丈夫大丈夫。私の気配遮断でバレることはないから」
アリアナは楽しそうに言う、本当にバレないか心配をする。東門に着いたが、当たり前のように閉まっている。
「まぁ閉まってるよな」
「でも、門を飛び越えれば問題なし!」
そう言って、アリアナは俺を抱きかかえジャンプして門を飛び越える。
またお姫様抱っこされた・・・。
門を飛び越えて、人目につかないところで着地して下ろしてもらう。
「いざ、ゴブリンどもの巣へ」




