表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/500

52話 何か不貞腐れた


「で、何で森と言うより。東門の外から出てきたアリアナ?」

「外にいっぱい魔物がいたから」


 マジで? もっと早く殺していたら、門の外に出られたかも。


「それよりも見てこれ!」


 アリアナは空間から、魔石を6個取り出して俺に見せる。


「お、魔石だ。アリアナも手に入れたのか」

「あれ? 何で魔石を知っているの?」

「俺も魔石を手に入れたからな」


 俺は左手に持っている魔石をアリアナに見せる。


「本当だ。で、誰から教えてくれたの?」

「俺の後ろにいる人達から教えてもらったが」


 俺の後ろにいる人達の方向に振り向く。


「空間収納魔法・・・。あれぐらいザックも出来るな」

「まだレベルは4じゃがな。それでもありがたいスキルなのは、かならない事じゃがな」

「それより早く避難しません? 僕たちがここにいても、意味がないですよ」


「お、おう。そうだな俺達も避難しよう」


 どうやら移動するらしい。このままどっか行くと面倒になるから、ここは素直に従っておこう。


「アリアナ、ちょっと魔石を持っててくれるか? 俺のじゃあ枠が足りなくって」

「いいよ」


 俺は持っている魔石をアリアナに渡す。アリアナは魔石を空間の中にしまう。その後4人パーティについて行く。ついて行くと冒険者ギルドに着いた。


「冒険者ギルドに避難するんだ・・・」

「ギルド以外に、何処に避難すると思ったんだお前は?」

「領主の館に避難すると思っていたんですか」


「あそこは戦えない一般人が行くところだ。戦える俺達はギルドに避難するんだよ」


 へぇ~ここの領主様は一般人を受け入れたのか。それだけでも少しは優しい人だと分かるな。


「とにかく中に入るぞ」


 男性に言われ、そのままついて行く。ギルドの中に入ると騒ぎになっていた。


「あぁーやっぱりこうなってるよな」

「仕方なかろう。急にゴブリンが町に襲って来たのじゃから、騒ぎになるのは当然じゃろ」

「お前らはどうするんだ?」


「私達は座れる場所でも探して、休憩でもしますよ」

「そうか、じゃあ俺達は報告してくるぜ」


 4人パーティの人達は報告為に、案内所に行く。

 

 あの人達誰だったんだろう?


「さて、空いてるは・・・」

「ユウヒ君、こっちこっち」


 いつの間にか、アリアナが席を確保していた。俺はアリアナの方に行って席に座る。


「疲れた。ゴブリンを殺す時より、あの4人パーティの相手に疲れた」

「殺せばよかった?」

「駄目に決まってるだろ、今は1人でも人手が欲しい状況で殺すな。そうじゃなくても殺すな」


「はぁ~い」


 何か不貞腐れた。俺間違ったこと言った? 流石に問答無用で殺すのは駄目だろ。このまま不貞腐れた状態で、いられるのはちょっと困るし。話題を変えるか。


「なぁ魔石って売れるのか?」

「魔石? 売れるけど。流石にこの小さい魔石だと、そんなに高くは売れないかな」


 アリアナは魔石を取り出しながら言う。


「う~ん、良くて銀貨10枚くらいかな?」

「この小ささで?」

「この小さい魔石でも。例えば火が出る魔道具に付けて使えば、大体2年はもつよ」


「この小さい魔石で大体2年も?」

「うん」


 依頼を受けて稼ぐより、魔石を売った方が儲かるのでは?


「でも、魔石ってダンジョンに行かないと、中々手に入らないからね」

「え、そうなの?」

「そうだよ。魔石持ちの魔物を探すのは、そもそも危険だし。見つけても普通の魔物より強いし」


 戦ったレッドゴブリンと、普通のゴブリンとの大差なかったけど。


「で、何でダンジョンが出てくるんだ?」

「ダンジョンだとね、宝箱が出てくるんだよ。その中から魔石が出てくる事があるけど」

「そう簡単に出てこないって事か」


「そう言う事」


 なるほど、命懸けの賭けだな。そうなると俺は運がいいのか?


「他に聞きたい事は?」

「宝箱から出てくる物って他に何がある?」

「道具とか武器に防具、宝石にスキルの書とかゴミとか」


「ゴミも出てくるのか!?」

「ゴミって言っても人によるけどね」


 そうなのか。宝箱でゴミが出てきたら殺意が湧くよな。


「次、私から質問していい?」

「いいけど」


 一体何を質問されるのか分からないな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ