表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
461/500

446話 図太い


 夜になり晩御飯を作り始める。っと言ってもハンバーグが残っているからそれを使って、後は他の食べ物を作る。出来たらアリアナにテーブルと椅子を作ってもらい、出来た料理を運んで終わったら椅子に座って晩御飯を食べる。


「ハンバーグはこれで最後だからな」

「もうなくなったんですか?」

「もうなくなったっと言うより、ここまでよく持ったよ」


「アリサがよく食べるからね」

「これでも1ヶ月に1回は出してるけど、そのせいかよくいっぱい食べられる」

「美味しいから食べるんですよ。また作り置きするんですか?」


「あぁするよ。その為にはまずミノタウロスを殺して、解体しないとな」

「ミノタウロスの肉って美味しいけど硬いよね~」

「そうだな。そのうち鍋もやりたいけど、アリサがおかわりするからな・・・」


「鍋を大きくすればいいのでは?」

「そうするとテーブルが・・・。いや氷魔法でテーブルを長くすればいいか。後は汁だよなぁ」

「――――――アンタたちそこで何してるの?」


 いつの間にかリゼットさんがこっちに来ていた。


「何って、晩御飯を食べているのだが」

「こっちに来て食べないの?」

「そっちって王族とかいるんでしょ。ユウヒ君の精神が持たないよ」


「そう? 普通に平気そうだと思うけど」

「俺は全然平気じゃない。王族と一緒にご飯を食べるとか、正直辛いんだよ。俺はそこまで精神が図太い訳じゃないんだよ。俺は庶民だからな」

「あっそう。大丈夫だと思たけど」


 そう言ってリゼットさんは帰って行く。


「全く何を考えてるんだ。王族と一緒にご飯なんてもう食べたくないぞ」

「・・・王族とは一緒に食べたくないのに、メアリー様とは一緒に食べるんだ」

「あの人は・・・。何と言うかあまり女神っぽくないような・・・」


「それ本人の前で言わないでくださいね、かなり落ち込むので」

「精神面弱すぎだろ」

「あぁそうだ。ユウヒ君はバルナールに会った?」


「会ったよ。何か修羅のダンジョンに潜ったり、料理をしたり、何か呪いを解く物を見つけたって言っていたな」

「バルナール? 誰ですかその人は?」

「前に言ったミミックキャットだよ。元はダークドラゴンだった魔物」


「あぁユウヒさんに殺された、ダークドラゴンですか。今もいるんですか?」

「いるよ。今は寝てるけど」

「今寝てると困るのだが・・・。まぁ帝国に帰る前に起こせばいいか」


「でも、今日で帰れるかな? 何かこのままここで泊っていくような気がするけど」

「マジで? そうなるとテントを張らないとな。邪魔にならない所に設置しないとな」

「まだ確定じゃないですが、テントの設置の事を考えた方がいいですね」


「正直今日で帰りたいけどな」


 数分後。俺達は晩御飯を食べ終わり、片づけをする。リゼットさんの周りに王族がいなくなったら、リゼットさんの所に行って夜の予定を聞く。


「リゼットさん。この後どうなるんだ?」

「この後? この後は王族の人達はこのまま泊まる事になるわ。もう門とか閉まってるからね」

「本当に泊まる事になったね。テントを張りたいんだけど、何処か邪魔にならない場所ってない?」


「そうね・・・・・・。端の方ならいいけど」

「なら端の方にテントを張るか」

「テント持っていたのね」


「前に買ったからな。言っておくが、中に入れさせないから」

「チッ・・・」


 俺達は端の方に行ってテントを張る場所を決める。アリサは空間からテントを出してそのまま設置をする。出来たら中に入って休憩をする。 


「俺は少し休憩をしたら、また警備に行ってくるよ」

「えっ、紙にはもう今日の警備予定時間は書いてないけど」

「念の為だよ。人が少ない所から侵入されたら困るだろ」


「それもそうですね。それなら私たちもやりますよ」

「そうだね。出来ればユウヒ君はもう寝ててほしいけど」

「それは無理な話だな」


 俺少し休憩をしたらテントから出て、人があまりいない所を警備する。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ