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444話 早寝早起き


 2日後。リゼットさんが来て、人族の領土のヴェロニク帝国の転移門は使えない。って言って来た。何か起動させる魔力が足りないだとか。結果、前に約束したことをやることになった。


 3日後。ヴェロニク帝国の城内で。


「久しぶりだな。息災だったか?」

「えぇ無事でしたよ。それでは転移石で移動しますが、皇帝様の後ろにいる兵士は?」

「オレの近衛兵たちだ」


「そうですか・・・。合計14人。いけるか?」

「余裕だよ。あと286人は安全に転移石で転移出来るから」

「なら平気だな。じゃあ行きますよ」


「待て待て! オ、オレたちの心の準備が!」

「知りません。大丈夫でよ、死ぬことはないので」

「お、おい!!」


 俺は空間からすぐに転移石を出して、リゼットさんの集落の東門に転移する。


「ハイ着いた」

「きききききき君は、少し心の準備の時間をだな・・・!!」

「そんなことしていたら、行くに時間がかかりますよ」


「そ、そうだが。もう少し時間をくれないか!」

「もう時間がなかったんですよ。遅れたら私のせいになるので」

「まだ時間はあっただろ!」


 このまま話をしても意味がないで、俺とアリアナとアリサは先に進む。その後で皇帝様達が付いてくる。


「これはユウヒ殿! お早い到着で!」


 俺はこの人と面識がなかったはずだが。


「早い方がいいですからね。それに皇帝様達はまだここに慣れてないので、早めに慣れてもらうように早く来ました」

「意外と鬼ですな! どうぞ中に入ってください」

「ありがとうございます」


 俺達は中に入って行く。中の方は色々と準備をしている。その中でリゼットさんがこっちに来る。


「早いわねっ!? まだ時間はあったのよ」

「皇帝様とその近衛兵を早く馴染めさせるために、早くここに来たんだ。王族用の部屋とかてあるのか?」

「ちゃんとあるわ。誰かにそこまで案内させないとね」


 リゼットさんは1人の部下を呼んで、皇帝様達を案内するように命じる。リゼットさんの部下は皇帝様達を案内していく。


「俺達はこのまま警備に就いていいか?」

「警備に就く前に朝ご飯で食べたら? 今から皆で食べるつもりだけど」

「朝ご飯ならもう食べましたよ」


「・・・アンタたちはいつも何時に起きてるのよ?」

「朝の6時だが」

「早っ!? 一体どんな生活をしてるのよ!」


「どんな生活って言っても、俺はそれが普通なんだよ。早寝早起き、これ常識だろ」

「早寝早起きって・・・。アンタは元貴族だったりするの?」

「ただの一般庶民だが。ってか庶民も貴族も関係ないだろ」


「そ、そうね。じゃあ3人は警備に就いてもらうわ。この紙を渡すから、時間が来たら交代してね」

「分かった」


 俺はリゼットさんから3枚の紙を受け取る。リゼットさんは他の所に行く。受け取った紙を2人に1枚づつ渡して内容を確認する。


「見事にバラバラだね・・・」

「まぁしょうがないと言えばしょうがないですね。特にこの時間はリゼットが入ってないので、この時間は会議でしょうね」

「でも休みの時間で揃う事が出来るな。とりあえずこの時間はまだやらなくていいから、違う所で暇を潰すか」


「っと言っても、ここって暇を潰せるところってあるの?」

「・・・ないな。なら一度この辺をぐるっと回ってみるか」

「それもそうですね。どの辺が一番警備がしやすいか、分かるかもしれませんね」


 俺達は一度集落内を歩きだす。


「最後に来たのいつだったけ?」

「さぁ? でもその時のあまり見てなかったよね」

「途切れ途切れですが、何か大変な事になっていたような気がします・・・」


「あれじゃないか、(ダンジョン)(モンスター)(スタンピード)のとき」

「あぁ~あの時だね」

「何か色々と憶えてない事が多いような・・・」


「色々あったから仕方がないだろ。この辺はどうだ?」

「・・・まぁいいんじゃない? でも戦うにはちょっと辛いかな」

「なら他の場所だな」


 集落内の一周する。それが終わったら時間を見て警備に就く。


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