表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
446/500

431話 奴隷商会


 台風が去って2日後。


「ラインディガー共同王国って何処だろうと思っていたが。まさか何回も行ったこともある場所だったとは・・・」


 今いる場所は獣人族の領土にある王国の門の前にいる。


「そうですよ、何回も行った所ですよ」

「ここにアリサの友達がいるんだよね? ・・・今更嘘って言ってもいいんだよ」

「(今ならまだ間に合いますよ)」


「言いませよ。さぁ早く行きますよ」


 俺達は門番にギルドカードを見せて中に入る。そのままアリサに案内されて、とある場所に着く。


「ここです。ここに私の友達がいます」


 アリサに案内された場所は大きな家。どう見ても貴族が住みそうな家だった。


「「・・・・・・はい?」」

「(大きい家ですね)」

「中に入りますよ」


「いや待って! 何この家!? 貴族でも住んでるじゃないのか!?」

「いえここに住んでいるのは貴族じゃなくって、商人が住んでいますよ」

「商人? 商人ってこんな大きな家って持てたっけ?」


「お金あれば大きな家は借りる事は出来ますし、余裕があれば買う事も出来ますよ」

「しょ、商人ってここまでお金を持つ事が出来るんだ・・・」

「普通・・・じゃないですね。ここまで大きな家を買うには、白金貨がいくつ必要なんでしょうかね。とにかく行きますよ」


 俺達はアリサについて行く。ドアの前に着いたら横にあるぶら下がっているベルを鳴らす。


「すみませ~ん! リリアンさんはいますか~!」


 するとドアが開く。出て来たのは若い犬の執事だった。多分犬族何だろう。


「どちら様でしょうか?」

「いきなりの訪問すみません。私はアリサと言う者です。そちらにいらしゃるリリアンさんに、アリサが来たと。伝えてもらえませんか?」


 ア、アリサが礼儀正しく言っている・・・。


「申し訳ございませんが。いきなりそう言われましても、わたくしは貴女をよく分からないので。その言葉をリリアンお嬢様に伝えることは出来ません」

「まぁそうですよね。なら、()()()()()()()()()()()()()。っと伝えてください」

「・・・・・・はい?」


 若い犬の執事は意味が分からなかったようだ。


「えっ、さっきの言葉を聞いても分からないんですか?」

「サッパリ分かりませんが。何ですかその言葉は、まるでリリアンお嬢様が奴隷商人のような言い方は?」

「ような言い方って言われても、リリアンはブーリンレットと言う奴隷商会のトップですよ」


「はい? ブーリンレット?」

「・・・まさかリリアンから聞いてないんですか?」

「リリアンお嬢様の仕事に関しては、一切聞いていません」


「あぁ~じゃあ何も知らないんですね・・・」


 これは大丈夫なのか?


「一体何をして―――ニャニャニャニャニャニャ!!??」


 俺達は声がした方を見ると、階段の所に人がいた。その人はすぐにこっちの方に来る。


「アリサニャ! アリサが来てるニャ!」

「久しぶりです。息災でしたか?」

「息災ニャ! 急に来たけど今日は何しに・・・」


 多分猫族の人なんだろう。その人は俺とアリアナをジロジロ見る。 


「―――アリサの友達ニャのか?」

「何でそんな信じられない顔で見るんですかっ!?」

「だってアリサだよ! 人族なんて嫌いにゃんて言って友達を作らなかったニャ! 唯一の友達がニャーだけだったニャ!」


「た、確かにそうでしたね・・・」


 本当に友達いたんだ・・・。


「本当に友達いたんだ・・・」

「言っちゃったよ」

「アリアナは後で殺し合いましょうか」


「ころ・・・! そ、それよりアリサ。その2人はどちら様ニャ?」

「あぁそうでしたね。紹介したいんですが、それより行かなくていいですか?」

「ニャ! そうだったニャ!」


「リ、リリアンお嬢様。これはどういう・・・」

「ニャ~おみゃーは知らなニャいだろうけど。アリサとニャーは友達でもあり、活きのいい盗賊や犯罪人を売ってくれる人でもあるニャ」

「えっ! じゃ、じゃあこの方は・・・」


「それはおみゃーが知る事ではないニャ。じゃあ行ってくるニャ。徒歩にニャるがいいかニャ?」


 俺達は頷く。


「じゃあ行くニャ」


 俺達はアリサの友達について行く。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ