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44話 俺は参加しなくていいな


 薬草を5枚集めてラストタウンに帰りギルドに行く。


「ギルドの中に入ったが。何かまだ騒がしいな」

「今度こそゴブリンの巣を見つけたんじゃない?」

「今度こそその話で騒いでいると思いたいよ」


 騒ぎが集中している受付所に行く。


「おいどういう事だよ! 何で依頼を受けられないんだよ!」

「こっちは生活がかかっているのよ!」

「ギルドマスター出せ!」


「そ、そう言われましても」


 原因は依頼が受けられないことか、騒いでいるのはFとEランクの人か?


「静かにしやがれぇぇぇぇぇぇ!!」


 2階から大きな声が聞こえた。俺は2階を見ると、ガタイのいいおっさんがいた。


 受付所の上って歩ける場所なんだ、よくよく見るとドアがあるな。ってきり設計ミスかと思った。


「ギルドマスターのドラグだ。今回依頼を受けられないようにしたのは理由がある。勘のいい奴は気付いていると思うが、最近ゴブリンどもが活発になっている。その為、FとEにある討伐依頼を全部Dに引き上げた」


 さっきは討伐の依頼受けられたけど、もしかして森にいる時に決まったのか?


「はぁ? ふざけるんじゃねぇ!」

「俺達がたかがゴブリンに負けると思っているのか!」

「「「「そうだそうだ!!!!」」」」


 まぁ怒るよな。討伐で稼いでいる奴らにとって、とても痛いだろうな。


「じゃあ聞くが、1人でゴブリンを50体以上相手出来るか?」

「「「「1人で!?」」」」


「無理に決まってるだろ、仮にできても相当の実力者だろ!」

「あるいは魔法を使って戦えば、1人でも可能か?」

「とにかく1人じゃ無理だ!」

 

 普通ならそうだろうけど、強ければ戦えるだろ。それにしても1人でゴブリンを50体以上討伐ねぇ。昨日俺が討伐したけど、他の人も討伐したのか?


「Gランクから脱したお前たちでもまだ未熟者だ。そう簡単に死なせる訳にはいかないからなぁ」


 そうだな、命あってこそ冒険者だからな。


「だが、お前達の言い分も分かる。そこでだ、明日朝ゴブリンどもの巣を叩く!」

「「「「!!!!」」」」


 え、もうゴブリンどもの巣を見つけたのか。一体誰が情報提供し―――リゼットさんか。時間がないって言っていたもんな。そう言えばあの人


「参加受付は今から開始する。なお参加条件はEを含めE以上、パーティもEを含めE以上。内容などは2階で話す。以上!」


 ギルドマスターはドアを開けて中に入って行った。


「私たちは参加出来ないね」

「そうだな。まぁ参加はする必要ないだろ。サキュバスのリゼットさんがいるし」

「現状ユウヒ君より強いから、あのサキュバスさえいれば何とかなるね」


「そうだな。とりあえず依頼の報告に行くか」


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