表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
438/500

423話 新しい銃


 ――――――ガンッ!


「イッタ―・・・」


 リゼットさんは上半身を起こそうとしたら、頭がテーブルにぶつかったようだ。


「立ち直った。今日はもう帰ったらどうだ?」

「だ、大丈夫よ・・・。まだ少し時間に余裕があるわ・・・」

「普通に帰った方がいいと思うが。間違ってもメアリーさんを襲うなよ。こっちまで被害が出そうだからな」


「善処するわ。それよりちょっと気になった事があるのよ」


 気になった事? ま、まさかメアリーさんの事か!?


「ユウヒが使ってるレイピアって、魔剣じゃないの?」

「―――あぁなんだ、俺の事か」

「アンタ以外に誰がいるのよ」


「メアリーさんとか、アリアナやアリサとか」

「あの2人が戦ってる所なんてほぼ見た事ないし、メアリーに関しては今日初めて会ったのよ」

「まぁそうだな。で、俺が使っているレイピアだが。確かに魔剣だな。魔力を流せば氷属性になるし、刃こぼれがない」


「それだけ? 他にもあるでしょ。攻撃力が何%増加するとか、耐性を増加させるとか」

「ない。刃こぼれがしない事と氷属性になるだけだ」

「意外と普通の魔剣を使ってるね。ユウヒの事だから、てっきりとんでもない魔剣を使ってると思ったわ」


「あのなー・・・。そもそも魔剣とかは中々手に入らないだろ」

「そうね。後は作るしかないわね。ユウヒは武器とか防具は作れる?」

「無理。そもそも道具がないし素材もない。それに作った事のもない」


「そうなの? ユウヒなら作れそうなんだけど。メアリーは?」

「道具と素材さえあれば一応は作れますが・・・。私が作ると武器と防具の性能が・・・」

「えっ、そんなに凄いのが作れるの? 仮に作ったらどれくらい凄いの?」


「ずっと使うのであれば、ほぼ永久的に使えますね。それにどんな魔物一撃で殺せます」


 なにそれ可笑しくない? そんなのあったら誰だって欲しくなるぞ。


「・・・・・・ユウヒたちもそうだけど。アンタが一番可笑しいわ」

「そうでしょうか?」

「そうよ。そんな強い武器とか防具を作れるなんて可笑しいわよ。それを世に出さないようにしてよ」


「分かりました」

「良かった。あぁそれから。何日か前にミヤが新しい銃が出来たって言っていたわ」

「新しい銃? 一体どんな銃が出来たんだよ・・・」


「何か弾の代わりに魔力を使うらしいわよ。実物を見てないから、どうな物か分からないけど」


 ちょっと見てみたい気がするが。何か見たくもない気もする。それにしてもミヤさんは、リゼットさんにもコールでも渡したのか?


「そろそろ時間だから、私は帰るわ」

「何か時間に追われるような事をしてるのか?」

「今日は帝国の皇帝に会いに行くのよ。ちょっと宝物庫にある物を、譲ってくれるかを交渉しに」


 それは魔剣か? それとも他の何かか?


 リゼットさんは立ち上がり結界の外に出て、帝国がある方に飛んで行く。


「ミヤって言うと。リゼットとキスをしていた」

「そうその人。あの人は色んな研究をしては、色んな物を開発してるからな」

「そのじゅうって言うのは。ユウヒさんの世界にあったものですか?」


「あぁあるな。俺がいた世界の方が技術は進んでいるけど」

「そうですか。リゼットも帰ったことですし、2人を呼び戻しましょうか」


 メアリーさんは、多分念話で2人に話しかけて。戻って来るように言う。すると転移魔法で2人が戻って来る。


「リゼットは死にました?」

「戻ってきて先ず言う事はそれか!? リゼットさんは生きてるよ」

「ッチ。生きてますか」


「何だ、メアリー様が普通にリゼットを消してると思ったよ」

「消したら消したで、後々面倒になるので睨みつけるくらいで、許してあげました」

「そうなんだ」


「まぁここが血塗れにならなくて良かったよ」

「逃げて損しましたね」

「そうだね。でも冒険者ギルドのランクの追加とかされていたし、冒険者ギルドに行って正解だったと思うけど」


「やっぱり逃げ出していたか・・・。それとランクの話ならリゼットさんから聞いたぞ」

「・・・あの女余計な事を」

「それぐらいで怒るなよ」


「明日帝国に行きますよ。さっさと試験を受けれらるようにしてください。断っても勝手に連れ出すので」

「酷い・・・」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ