表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
416/500

402話 バーサーカーゴブリン


 地下1階層から地下9階層まで、魔物が1体も出てこなかった。その代りに罠が沢山出てきた。それら全部即死級の罠ばかりだった。落ちれば酸の海、よくゲームとかで出てくる振り子系の罠、少し触れば即死の毒の罠など色んな罠が出てきた。これは完全に殺しに来ている・・・。


「さて、普通の修羅のダンジョンなら次はボスだが。ここはどうだろうか?」

「分からない。としか言えないね。この先に進めば分かる事だよ。行こ」


 アリアナにそう言われて、俺達は下の階に下りる。


「・・・普通の草原だな」

「草原だね。もしかして20づつなんじゃない?」

「20づつか。これは更に時間がかかるな。魔物もいるし」


 こっちに魔物が来る。こっちに来るの魔物はゴブリンだった。


「なぁあのゴブリン。何か様子が可笑しくないか? 気が狂ってるっと言うか、狂戦士にみたいに暴れてるのだが」

「あれはバーサーカーゴブリンだね。あんな感じに暴れてるのが何よりも証拠だよ」

「ぐぅががががががが!!」


 バーサーカーゴブリンは斧を持って、味方のゴブリンを殺しながらこっちに来る。俺は氷魔法で弓を作って弦を引いて放つ。矢が出て、バーサーカーゴブリンの顔に当たる。それでもまだ動くので、もう一度放ちバーサーカーゴブリンの顔に当てる。バーサーカーゴブリンは後ろに倒れ、そのまま消滅する。味方のゴブリンは驚きそのまま逃げだす。


「・・・逃げた。今まで逃げ出す事ってなかったのに」

「本能で分かったんじゃない? そうじゃなくても、バーサーカーゴブリンを殺した時点で、自分たちより強いって事が分かるよ。でも確かに今まで逃げる事はなかったね」

「ここでは逃げ出すくらいの知能はあるって事か。これは良い事なのか悪い事なのか・・・。まぁアリアナからしたら、悪い事なんだろうな」


「そうだね。私ならあのまま逃がさなかったけど。ユウヒ君は本当に甘いね」

「甘くて悪かったな。このまま飛んで行くか」


 俺は弓を壊して、空間からヴェールを取り出して頭に付ける。風魔法で体を風で纏って飛ぶ。アリアナは浮遊魔法で飛びだし、アリアナが先に前に行く。俺はアリアナの横に付く。


「もう少し速くしても問題はないが」

「いいの? 何回か曲がったりするけど。失敗したらまた腕や足とかが大変な事になるよ」

「俺はあまり速度を上げないで、アリアナの後ろか上に行って移動すればいいだろ」


「ならいいけど」


 アリアナは前に出て今以上に速くなる。俺はアリアナから離れるが、少し上に上がりそのままアリアナを追いかける。


 速い・・・。俺も速くする事は出来るが、重力加速度耐性のレベルがまだ低いから無理だな。曲がる時にバランスを崩して、腕や足とかが粉砕骨折する。勿論、内臓に関してはズタボロになる。早く重力加速度耐性のレベルを上げないとな。


 俺はアリアナに付いて行く。


「あ、ハーピィだ」

「邪魔」


 アリアナは手刀でハーピィと戦う。目では追えない速さでハーピィは殺されていく。戦いが終わったら、俺はアリアナに近づく。


「俺がアリアナに勝とう何て無理だったんだ・・・」

「まぁ今のままじゃあ無理だよね。でもいつか勝てるよ」

「それってかなり先の話だよな。千年単位で」


「そうかな? ユウヒ君が積極的に修羅のダンジョンでレベルを上げていれば、私たちに追いつくと思うよ」

「確かにそこでずっと戦っていれば、いつかアリアナとアリサには追いつくが。俺は別に急いでないし、ゆっくり自由にやっていくよ。前にも言ったような・・・」

「そうだっけ? まぁいいんじゃない。それよりここを左に曲がるよ」


 アリアナにそう言われ俺達は左に曲がる。それを何回か続けて行くと下に行く階段を見つける。俺達は階段の前に着地して、階段を下りて先に進む。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ