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394話 第3波


 時間が経つと第3波が来た。バルナールは先に行って魔物と人を殺しに行く。俺とアリアナは気配遮断を強めてた後、別れてオークを殺しに行く。


 さて、西の方に来たが。あまりオークはいないな。もうオーク系は出ないのか? それとももう少し時間が経たないと出てこないのか? それだと俺が暇になるな。なら他の人達を助けろって思われるが、俺やアリアナがやれば確かに早く終わるが、戦えば今まで戦って死んでいった冒険者と騎士団達に申し訳がない。ここは冒険者と騎士団達の実力を信じて、俺は移動しながらオーク系を探す事に専念する。


「ブモモモモモモモッ!!」

「「「「「ブモッ!」」」」」

「ヤバいぞ! オークキングとその部下共がこっちに来るぞ!」


「大丈夫だ、オークどもは見えない人が討伐してくれる。俺たちは他の魔物を討伐するぞ!」

「「「「「おう!!」」」」」」


 ・・・まぁこんな感じに今はオークだけだが、他力本願になるだろ。だから俺達は基本無関係で通す。今回は仕方がなくバルナールをここまで運んで来たのと、オークの肉がないからオーク系だけを殺してる。


 俺は鞘からレイピアを抜いて、オークキングどもがいる所に走って行く。先ずは手下のオークを殺してそのまま空間の中にしまう。


「ブッブブモモッ!!??」

「ブモ―!」

「ッモ!」


「ブフッ!」


 次々とオークを殺しては空間の中にしまって行く。オークキングは死んで消えていく仲間を見て戸惑う。


「ブッッッモオオオオオオオ!」


 オークキングは激怒し、持っている棍棒で周りを攻撃を始める。


「そんな暴れて攻撃をしても、俺には当たらないぞ」


 俺はレイピアでオークキングの首を斬ろうとしたとき。


「――――――は?」


 オークキングに大きな岩が当たる。その大きな岩でオークキングの頭に当たり死亡した。


 おいおい誰だよ!? あと少しでオークキングを殺せたのに、いきなり大きな岩をぶつけた奴は!! ってか危ないだろ!


 俺は後ろを振り向く。遠くに何かがあるのが分かるが普通に見ただけでは、見えないので鷹の目を使って見る。


 あれは投石機か? あるなら最初っから使ってくれよ・・・。いや、投石機は最終手段か。人がいると間違えて殺してしまうからな。ってか古くない? 大砲ぐらい作れよ!


「隊長。前方魔物は粗方片付きました」

「うむ。各剣兵隊と槍兵隊は残った魔物を駆除しろ!」

「「「「了解!」」」」


 ん? こっちに騎士が来るな。あの投石機は使う気はないみたいだな。なら俺は違う所に行くか。オークキングは騎士達が殺したし、俺が拾うのは駄目だな。


 レイピアを鞘に戻して、俺は違う所に移動する。西から南に移動して、オーク系がいないか探していると。バルナールと目が死んでいる受付の人が戦っていた。


「にゃ―! にゃにゃー!(クハハハハッ! 中々やるではないか小娘!)」

「くっ・・・。呪さえ、呪さえなければ。黒猫などすぐに殺せたものの・・・!」

「(む。呪だと? この小娘は呪われておるのか。呪われていてこの強さ。この小娘は人族なのか?)」


「はっ!」

「にゃ!(遅いわ!)」


 ・・・まぁいい戦いしてる最中に、邪魔するわけにはいかないよな。よく見ると、あの人とバルナールの周りには魔物の死体がかなりあるな。魔物の数も少ないし、違う所に行くか。


 今度は南から東に移動する。東に着いたら、サリィさん達がいた。


「ん~・・・。もっと強い魔物は出来ないかな?」

「ボクはこれ以上出てきてほしくないけどね」

「サ、サリィ! こっちも手伝ってくれないか!! 私たちでは歯が立たない!」


「えっ? あ・・・うん・・・頑張って」

「「「「「うおおおぉぉぉぉぉぉ!!」」」」」

「すご。サリィの励ましの言葉だけで、一気に魔物を殺してる」


「ディアンナに会う前は、本当に頼りなく鬱陶しくて邪魔だったのに。今はほんのすこーーし頼もしいよ」

「・・・サリィってたまに酷いこと言うね」


「そうかな?」


 ここはサリィさん達に任せるか。次は北に行くか・・・。多分あっちはエリサ様達が何とかしてるだろう。どっか休める場所でも探すか。


 俺は休める場所を探すために移動する。


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