391話 第2波
「ま、魔物が来たぞっー!!」
「ふざけるな! まだこっちは準備が出てねぇーぞ!!」
「み、南門からも来ました!」
「更に東門、西門からも魔物が侵入! 手の空いてる冒険者は、至急防衛に向かってください!」
「ぼ、ぼくも行かないと・・・」
「おい無茶するな! お前は重症なんだぞ、ここで安静してろ!」
「―――くそ、自分が情けない・・・」
「弓兵及び魔法師は高台からの援護攻撃。盾兵は魔物を足止め、剣兵と槍兵は突破して来た魔物の撃破。後方支援兵は負傷した兵士及び冒険者の回収だ。衛生兵は負傷者の傷の手当。以上、各部隊配置に着け!」
「「「「「「了解!」」」」」」
「ポーションが足りねぇーぞ! 商会ギルドはまだ持ってねぇのか!?」
「残念ながらこれだけです。ポーションを作れる人がもっといれば・・・」
「教会の連中はなにしてるんだ! 何でこういう時に回復魔法を使える人を派遣をしないんだ!」
「そいつらは城の方に避難してるぞ。何か、一般人を助けるのが先だ! っと言ってたぞ」
「一般人は怪我をしてないだろ!」
「(ククク・・・。第2波が来て、中々面白い事になっているではないか。小僧どもはどうする? この辺でのんびりしてるか?)」
「俺達はオークを殺して肉を手に入れる。最近なくなってきたからな」
「(む? 矮小どもはオークの肉を食うのか? 我より強いんだ、もう少し良い物食ったらどうだ?)」
「そんなに贅沢をしてたら、他のご飯が食べられなくなるんだよ。ユウヒ君が作るご飯は美味しいからね」
「(ほぅー。小僧はりょうりをするのか)」
「何だ食べてみたいのか? 食べたいなら、食える物を持ってこい」
「(戯け。人が作るものなど興味がない。行くなら早く行くぞ。獲物が取られる)」
「それもそうだな。確認するが、俺達はオーク系を殺すが他はお前が殺す。これでいいか?」
「(そうだ。間違えて他の魔物を殺すなよ)」
「分かってるよ」
俺は空間からレイピアを2本出して、ベルトに通す。俺達は魔物群れの方に行く。その際に、俺とアリアナは気配遮断を使う。
「(む、見えてきたな。我は先に行く。矮小どもは皆殺しだ!)」
バルナールは先に魔物群れに向かって走って行く。
「あれはクロネコ!? アイツまた戦場を乱すつもりか!」
「気を付けろ! あの魔物は他の魔物を殺すが、我々の味方では無い! あの魔物に対して攻撃はするな!!」
「(ふん! 矮小共が攻撃をせんでも、我から矮小どもを攻撃をするわ!)」
「おいあのクロネコこっちに来るぞ!? に、逃げろー!!」
「(クハハハハハハハッ! 怯えろ矮小ども!!)」
「あぁーうん。見なかった事にしよう・・・」
「そうだね。あっ肉が取られる」
騎士がオークを殺そうとしてる所に、アリアナがオークを殺してそのまま空間の中にしまう。そのままアリナアは他の所に行く。
「どうなっているの!? オークだけが消えていくわっ!」
「もしかして目に見えない敵、それとも味方!? どっちもでいいけど、凄く助かる!」
「でも! 何でオークしか狙わないんだ!?」
「そんなの・・・知らん! とにかく戦え!」
俺もオークだけ殺してるとあんな風になるのか。俺もオークを殺さないと。
俺は鞘からレイピアを抜いて、魔物の群れに向かって行く。オークを見つけたら殺して、空間の中にしまって行く。
「こっちもオークだけが死んでいくぞ! 本当にどうなっているんだ」
「もうオークはそいつらに任せていいじゃないか? 他の魔物も討伐しないといけないし」
「そうだな。見えないけどオークは任せたぞ!」
任されました。オークは俺とアリアナが殺すから、他の冒険者と騎士達は他のを頼むぞ。しかし、何でのバルナールはここに魔物の群れが来ると分かったんだ? これを凌いだら聞いてみるか。
俺は他の所に行ってオークを殺しては空間の中に入れる。
あ、サリィさん達がいるのか。それと元サリィさんのパーティにいた、貴族5人もいるな。ここは俺がいなくてもいいか。他の所に行くか。




