表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
392/500

377話 黒竜


 次の日。帝国にあるギルドに着いてな中に入る。依頼書が貼ってある掲示板の方に行く。


「昨日は何回死んだんだ・・・?」

「10回くらいですね。前よりかは死ににくくなってますよ」

「それはアリサが加減をしてるからだろ。こっちは全力でやってるのに、簡単にあしなわれる・・・。いつか勝ってやる」


「勝てるといいですね~。依頼ですが、これはどうですか?」


 アリサが持ってる依頼書を見る。


「薬草の提供? 採取じゃなくってか?」

「たまにあるんだよ。採取の場合は必ず外に出る必要があるけど、提供は特定の物を持っていればそれを出すだけでいいからね」

「まぁこれでもいいか。薬草は100枚あるし」


 俺はアリサから依頼書を受け取って、受付の方に行く。俺は依頼書とギルドカードを受付の人に見せる。2人はギルドカードを見せる。 


「薬草の提供ですか・・・」

「何ですか? 何でその依頼を受ける? って顔をしてますよ」

「実際にしてますが。何故ですか? お三方なら、もっといい依頼を受けられますよね?」


「Sランクの所にドラゴン討伐があるならやりますよ。ないからこの依頼を受けてるんですよ」

「そうですか。さっさとランク上げてください」

「そうですよ。この目が死んでる受付嬢の言う通りですよ。2人は早くランクを上げてください」


「そのために依頼をこなしてるのですが。で、これは何枚提供すればいいですか?」

「何枚でも。それに応じてこちらから報酬を支払います」

「そうですか」


 俺は空間から薬草の束を出して、そこから20枚抜いて、それをカウンターの上の置く。


「それだけですか?」

「はい」

「分かりました。20枚なら、銅貨60枚ですね」


 カウンターの上に銅貨60枚が置かれる。空間から銅貨が入った袋を出して、袋の中に銅貨60枚を入れて空間の中にしまう。俺達はギルドカードを出して、魔道具にスキャンする。


「あっ。ユウヒ様、アリアナ様。お2人はAランクになれる試験を、受けることが出来ます。受けますか」

「「やる」」

「じゃあ私は家に帰りますね。規則は試験者以外は参加出来ないので」


「それなら。アリサ様もSランクになれる試験を、受けることが出来ますが。受けますか?」

「やりませんよ。私を含め3人で受けたいので」

「そうですか」


「それでは」


 アリサは受付所から離れてギルドから出る。


「では、お2人は。貴族の依頼と討伐の依頼。どっちを受けますか?」

「「勿論討伐で」」

「分かりました。こちらの()()の討伐をお願いします」


「黒竜?」

「ブラックドラゴンの事だよ。ドラゴンの中で最上級に入るドラゴンだね」

「最低でもレベルは4000を超えます。討伐されたのは、今から大体500年前です」


 やっぱりドラゴンは例外だよな。


「それで居場所は?」

「さぁ?」

「さぁって。居場所が分からないのに依頼を出してるんですか?」


「黒竜は何処かに巣を作ってないので。居場所を特定するのは難しいです」

「大丈夫だよ。ブラックドラゴンはすぐに見つけることは出来るよ」


 そうだった。俺にはアリアナがいたな。――――――ってちょっと待てよ。


「この依頼は一度、黒竜って見つかっているんですよね?」

「最近見つかってます。3日前に獣人族の領土に被害が出てます」

「これはBランク冒険者が受ける、試験じゃないですよね? この依頼はSSランクの冒険者がやるべきでは?」


「大丈夫です。きっとお2人なら、黒龍が喋る前に一方的に殺す事が出来ますよ!」


 そんなに目を輝かせても困るのだが・・・。


「これギルドマスターにバレたら、怒られますよ」

「大丈夫です。自分には鑑定があるので、その鑑定で相手の実力を見て依頼を出してるので」


 この人。こっちの方が素か?


「分かりました。黒竜を討伐しますが、ここに帰って来た時は個室とかに移動させてください。目立つので」

「分かってます。その時はすぐに手配します」


 ギルドカードを見せて、黒竜討伐の依頼を受ける。俺達は受付から離れてギルドから出る。


「ブラックドラゴンか・・・。本当に居場所って分かるのか?」

「分かるよ。それでね、ユウヒ君はすぐに気配遮断を使って」


 俺はアリアナにそう言われて、気配遮断を使う。


「じゃあ飛ぶよ」


 アリアナは浮遊魔法でそれに飛ぶ。俺は空間からヴェールを取り出して頭に付けて、風魔法で体に風を纏って空を飛ぶ。アリアナは先に移動してるので、俺はその後を追う。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ