表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
390/500

375話 銃


「それで。リゼットさんをここに置いて、俺達は帰っていいのか?」

「ちょっ! 私を1人にしないでよ!」

「別に平気だろ。いつも通りにサキュバスの仕事をすればいいだろ」


「その為に呼んだの!? っと言うより、夜の相手ってまさか・・・」

「わたしだとも」

「やっぱりっ!?」


「リゼットさんはいつもの事だろ。この前何てアリサを襲おうとしてたくせに」

「襲われてませんよ! ただの添い寝だけで終わってますからね!!」

「その時のアリサの寝顔が嫌な顔してたね。リゼットは・・・。言うまでもないね」


「見てたんですかっ!?」

「勿論見たぜ。ちゃんと写真も撮った」

「消してくださいよ! 今すぐに!」


「嫌だ。これはあの人が来たら見せるために、残してるんだよ。それに今は出せない」

「ぐぬぬぬぬ・・・」

「「?」」


 リゼットさんとミヤさんは何の話をしているか、分からないっと言う顔をしている。そんなの知らない。


「で、リゼットさんを置いて、俺達は帰っていいのか?」

「突然話を戻してくるね。折角来たんだ。もう少しここにいてもいいじゃないか?」

「えぇ~・・・。いてもやる事ないですよ」


「なに。わたしの研究成果を見てほしい。退屈はしないと思うが」

「研究か。まぁ少しは」

「決まりだ。だが、研究成果を見せる前に」


「――――――んんっ!?」

「「「!?」」」


 ミヤさんはリゼットさんとキスをする。


「・・・スッゲー。女同士でキスをするの初めて見た」

「あれってディープキスだよね? わー、あんな感じにやるんだ。いつかやろ」

「勉強になりますね。ほらユウヒさん。今なら撮り放題ですよ」


「えっ。そ、そうだな」


 俺は空間からスマホを取り出して、スマホに電源を入れてカメラアプリを起動させる。設定でフラッシュをオフにして、ディープキスしてる2人を撮り始める。


「ん!? んー! んー!」

「はい、そのままそのまま。ハイチーズ」


 俺はスマホでディープキスしてる2人を撮る。リゼットさんは助けを求めていたが、助ける気は一向になかった。すると、ミヤさんはリゼットさんから離れる。


「はぁ・・・、はぁ・・・。ち、窒息死するかと思ったわ・・・」

「おや、そこまで肺活量がなかったのか?」

「普通ならもっとあるわよ・・・。まさか私が無理やりキスされるとはね・・・。それより、ユウヒは何してるの?」


 私はユウヒに話しかける。


「あぁ~。流石に少し画像が荒いな。やっぱりカメラの方がいいな。スマホのカメラじゃあここまでが限界か」

「ちゃんとしたカメラで撮った写真はを見たことないけど。ちゃんと撮れてると思うよ」

「でも、こうやって見ると。・・・ちょっと気持ち悪いですね」


「それを言っちゃうと、男女でもこんなことをしてると気持ち悪いと思うが」

「そうですか? 私はイマイチ同性愛って言うのが、理解出来ません」


 いつもアリアナと一緒に寝てるのに、それでも理解出来ないのか?


「ちょっと聞いてる!?」

「え? ごめん聞いてない。何かよう?」

「そのユウヒが持ってる物は何? 見たことないんだけ」


「これか? 悪いがこれを教える気は全くない。諦めろ」

「諦めろ? 残念だがそうはいかないなぁ。目の前に研究対象があるなら、それを諦める気は一切ない! 観念して、わたしに渡したまえ」


 ミヤさんが右手を出してくる。


「嫌だ。これは1個しかないんだ、そう簡単に渡すわけにはいかないよ」


 俺はスマホのスリープ状態にして、空間の中にしまう。


「―――ッチ! わたしの研究材料が・・・!」

「お前のじゃない。俺のだ」

「・・・よし、ユウヒとアリアナとアリサ。この家に住む気はないか?」


「全くない。自分の家があるのに、何で他の家に住まないといけないんだ」

「これも駄目か・・・。一体どうすれば・・・」

「何を考えても無駄だと思えよ。自分の家以外の家なんて住む気はない」


「なん・・・だと・・・」


 ミヤさんは酷く落ち込んでる。


「で、研究成果を見せてくれるのか?」

「・・・あぁ! そうだった。でもどれから見せればいいか・・・」

「ソニアの発音器官はどうなったんですか?」


「あれはもう少しで出来そうだ。所で、ユウヒは今使ってる遠距離武器は何だ?」

「弓だな」

「そうか弓か。因みに、この武器は見た事がないかい?」


 ミヤさんは腰に付けているアイテム袋から、何かを取り出して見せてくる。それはどう見てもライフル銃だ。


「わたしが()()()()()に作った銃を、改造して繰り返して作ったものだ」

「あぁライフル銃だな。弾は?」

「勿論ある」


 ミヤさんは弾を出す。


「じゃあそれとちょっと貸してくれ」

「別にいいが。使い方を知ってるのかね?」

「一応は」


 俺はミヤさんから、ライフル銃と弾を借りる。俺はライフル銃のボルトを引いて、空いてる所に弾を入れてボルトを戻す。それをミヤさんの前に構える。


「待て待て待て! 撃つなら的を狙ってくれ!!」

「その的がないからミヤさんに向けているのだが」

「怖いことを言うね! それにしても、よく使いが分かったね。実は普通に銃は売っているのかね?」


「さぁ? リゼットさん。これ見た事ある?」

「全くないわ。そんな凄そうな武器があったら、何かしら情報が回っているわ。後、かなーり昔って言っていたけど。アンタいくつなのよ?」

「はっはっは、年齢なんてもう忘れた! それより、この銃はまだないでいいのかね?」


「えぇないわ」

「なるほど。なら()()()()()()()()()

「何でよ? 威力は分からないけど。それなりの値段で売れると思うけど」


「リゼットさん。これを世に出すのは危ない。()()が起きる」

「戦争? 大袈裟すぎない?」

「いやいや、ユウヒの言ってることは間違ってない。わたしがこの銃を使ったときは、かなりの威力が出た。鉄の矢より威力があるし、矢よりは速く飛ぶし矢より遠く飛ぶ。それにここの引き金を引けばすぐに撃てる。これが何丁もあれば、戦争を望んでる人がすぐに戦争を起こす」


 確かに銃が何丁もあるだけで、戦争が起きそうだな。実際に銃の強さを知った、織田信長とかが戦で使っていたしな。


「そ、そうなのね・・・」

「そう言う事だから、わたしは売るきはない。ユウヒ。銃を返してくれ」


 俺はライフル銃をミヤさんに返す。ミヤさんはライフル銃のボルトを引いて弾を出す。弾は地面に落ちて、それをミヤさんが拾う。


「これがわたしの1つの研究成果だ」

「それだけでも凄いよ」


 まさか銃が存在するとはな。このまま研究が進んで、アサルトライフルとか出来ないか?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ