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367話 クラブ


 一週間。俺達は人族の領土、東港にあるギルドで依頼書を見ていた。


「えっとー。クラブの討伐依頼は・・・」

「――――――・・・ありました」


 アリサはクラブの依頼書を剥がして手に取る。


「じゃあ受けよっか」


 俺達は依頼書を持って受付に行く。依頼書を出してギルカードを見せて依頼を受ける。依頼書を持って俺達は外に出て、船が止まっている所に行く。


「結局2人はクラブの味にハマったな」


そう、この依頼を受けた理由は。昨日この2人がクラブの味にハマってしまい、もっと食べたいということで。クラブが出てくる、ここの港町に来て依頼を受けることにした。


「まさかあそこまで美味しいと思ってなかったよ。ユウヒ君がいた所では普通に食べてたんでしょ」

「安いカニだったらな。流石に高級のカニは高いからな・・・」

「でも、そのカニがタダで食べられて。その上お金も手に入りますよ」


「こんなに上手い話があっていいのか? ひょっとすると俺は騙されてないか?」

「騙されてないから。安心して殺しに行こう」

「そ、そうだよな。騙されてないような」


 俺達は船が止まってる所に着く。俺は空間から前にアリサから貰った、ペンダントを取り出して首からぶら下げるて、空間からレイピアを2本出してベルトに通す。俺達は海に入る。


「おい、何か海に入って行った奴らがいるぞ」

「はぁ~? おめーは何バカな事を言ってる? 錯覚だろ錯覚ぅ」

「そう、だよな・・・。錯覚だよな・・・」


 クラブを見つけるために、俺達は3手に別れてクラブを探す。


 さぁ~て何処にいる? 水中の中だからあんまりいたくないんだよ。髪はべたつくし、水中の中って何か怖いし。


 すると、泳いでこっちに来る魔物がいる。


 あれはイカかそれともタコか? いやタコだな。刺身にして食ってやろうか!


 俺は少し嬉しそうな顔をしてタコを見る。俺の顔を見たタコは何故かその場で止まって、謝るような行動を取ってすぐさま逃げる。


 逃げるなよ・・・。折角食べられると思ったのに・・・。


 俺はクラブを探しを再開する。


 まだ沖の方だが、下の方を見ると海は本当深いな。確か地球の海ってまだ全然解明されないんだっけ? ここもそんなにっと言うより、ほぼ解明率は0%に近いんだろうな。潜水艦があれば調べられるだろうけど、戦艦が作れないから無理があるか。


 移動してると少し先にカニらしき魔物を見つける。


 いた、あれがクラブだな。何か前に見たクラブの手が、小さいような気がするが気のせいか?


 俺は気配遮断を使ってクラブに近づく。近くまで来たら鞘からレイピアを1本抜いて足を斬っていく。クラブは斬られて気付き、反撃をしようとするが。俺はすぐにハサミの所斬る。クラブはそれに驚きながら、足を斬られていく。


 あ、死んだ。しかし、このクラブの胴体だけで1mくらいあるじゃないか? こんだけ大きいならカニ味噌も期待できるな。


 一先ずにカニの足とハサミを触って、空間の中にしまって胴体も触って空間の中にしまう。


 よし、再開する――――――。


 俺は後ろを振り向くと、どう見ても顔が怖い魚と目が合う。つい俺は強者を発動する。すると魚は驚いてすぐに逃げ出す。


 ・・・・・・・こっっっわー。なにいまの魚? 目が3つあったぞ・・・。まさか俺達が食べてる魚ってあんな魚か? そうだったらショックだな・・・。


 俺はクラブを探すのを再開する。




 一度港の海岸に上がる。浄化魔法で体を綺麗にして火魔法で服を乾かす。2人が戻って来るのを待つ。


 一先ず10体殺したけど。依頼では20体だから、残り10体殺せばいいけど。どうせ2人は20どころか40、60ぐらいは殺してきてるだろうな・・・。生体バランスが崩れるだろうな・・・。


 海をボッーと見てると、海から何かが出てきた。


「あっ、ユウヒ君の方は終わったんだ」

「戻りましたよ~」

「お帰り。で、どれくらい殺してきたんだ?」


 2人は海岸に上がって、浄化魔法で体を綺麗すて火魔法で服を乾かす。


「私は100体くらいかな」

「私は150体くらいですかね」


 予想を上回る数じゃないか・・・。本当に生体バランスは大丈夫か?


「ユウヒ君は?」

「――――――・・・10体だ・・・」

「えっ? もっと殺せましたよね? 何でそれしか殺してないんですか?」


「だって、依頼は20体だけだし。討伐証明は左ハサミ1本って書いてあったから、そんなに殺さなくてもいいかなぁーって・・・」

「私が20体だけで足りると思ってるんですか?」

「アリサ1人でどんだけ食べるんだよ・・・。まぁいいや。ギルドに行こう」


 俺達はギルドに行く。ギルドに着いたら中に入って、受付の所に行ってクラブの左ハサミ20と依頼書をカウンターの上に置く。その後ギルドカード見せる。受付の人は左ハサミを持って奥の部屋に行く。


「なぁ、クラブあんなに殺して大丈夫なのか? 生体バランス崩れると思うが」

「大丈夫だよ。意外とクラブってかなりいるからね」

「それに生まれるクラブの数は、かなり多いですから。そう簡単に生体バランスは崩れませんよ」


「それならいいが」

「お待たせしました。確認が出来たので依頼は達成です。先に魔道具にギルドカードをスキャンしてください」


 俺はギルドカードを出して、魔道具にカードを通してスキャンする。2人も同じことをする。


「では、こちらが報酬です」


 カウンターの上に銀貨2枚置かれる。空間から銀貨が入った袋を出して、その袋の中に銀貨2枚を入れて空間の中にしまう。俺達はそこから離れて、ギルドの外から出る。


「Dランクの依頼だからこんなもんか?」

「本来は海岸で戦うか上に長期期間だから。こんなもんじゃない?」

「普通なら少し赤字ですが。私たちには関係ないですね」


「そうだな」


 俺達は港町から出る。人目がつかない所に行って、転移魔法で家の前に転移する。


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