337話 オーククイーン
北門から出て右側の方に進む。
「なぁ、オーククイーンがいるなら他のオークがいるだろ」
「確かに入れるね」
「で、オーククイーンの居場所と。オークの居場所が同じだけど。何でオーククイーンの群れ討伐にしなかったんだ?」
「多分ですが。その2つの依頼書を破棄して新たに依頼書を、作成するのを忘れてたんじゃないですか?」
「忘れちゃあ駄目だろ・・・。人の命がかかってるんだぞ」
「まぁしょうがないじゃない? 伝達をするのを忘れる人はいるだろうし」
「あぁうん・・・。何か否定が出来ないな」
「今頃ギルドでは少し騒ぎになってますよ」
「かもな。この依頼を受けたのが、俺達で良かったな。ギルドは」
「そうだね」
俺達は目的の場所に行く。
「ここだね」
俺達は目的の場所に着いた。
「まだ家らしきものはないが、集落になりつつあるな。今は洞窟で寝てるのか?」
「そうかもね。数は雌の方が多いかな」
「そうなると、リーダーはオーククイーンですね」
「雌の方が多いのか・・・」
鷹の目を使って見ると。雄はモノを運んだり狩りをしている。雌はただ命令しかしてない。
「せめて料理ぐらいは作ってやれよ」
「「――――――っう・・・」」
「どうした?」
「何というか、今の言葉にトゲがあるような気がして・・・」
「同じく・・・」
「いや、2人の事を言ったわけじゃないが」
「私とアリアナはほぼないもしてないんですよ」
「そうだよ。殆どボッ―っとしてるようなものだよ」
「ハイハイ、そう言うのはいいから。俺は一緒にいるだけでも嬉しいから」
「・・・・・・わぁー。よくそんな恥ずかしいこと言えるね」
「何か恥ずかしこと言ったか?」
「一緒にいるだけでも嬉しいから。って言いましたよ」
「・・・・・・」
俺は少し考える。
「・・・まぁ確かに恥ずかしいよな。それがどうした?」
「え! 何とも思わないの!?」
「特に恥ずかしと思わなかったが」
「ユウヒさんが恥ずかしがるところが、よく分かりませんね」
「分かるように努力をするのは、やめてくれよ」
「そ、そんなことは。しませんよ?」
何で疑問形になるんだよ。
「それより。依頼の方を終わらせるか」
俺は氷魔法で弓を作り、弦を引いてオークに狙いを定めて放つ。
「ブブッ!?」
2体いるうちの1体が死んだ。もう1体のオークは、声を上げて仲間に知らせようとするが。知らせる前に、俺の矢の方が先にオークの頭に貫通して死ぬ。そのまま外にいるオークを殲滅させる。
「さて、これで外にいる奴らは片付いたな」
「じゃあ私とアリサは、剥ぎ取って来るね」
「なら俺は洞窟に入って、オーククイーンを狩るか」
俺は洞窟の方に行って中に入る。
「ブモォォォォォォ!」
1体が大声を上げながらこっちに来る。弓を構えて弦を引いて放つ。放たれた矢はオークにの頭を貫通して倒れる。
オークが通れるくらいだから、弓もいけるが。手数が足りなくなるな。
弓を壊して、鞘からベルトを抜く。そのまま真っすぐ進んで行く。
他のオークはいないな。外にいたオークが主な主戦力だったのか? どっちでもいいが。
歩いていると少し広い所に出る。そこには石に座っている雌のオークがいる。
他のオークがいない、あれがオーククイーンだな。他のオークより背が高いし。
オーククイーンは俺を見て、舌を出して唇を舐めている。俺はそれを見て背筋がゾッとした。
「殺そう」
一気にオーククイーンの距離を詰める。
「!!??」
俺はレイピアでオーククイーンの首を斬る。オーククイーンの頭はどこかに飛んで行く。
「終わりっと。 確かオーククイーンの討伐証明は王冠だったな。」
レイピアを綺麗にして鞘に戻す。俺はオーククイーンの頭を探しに行く。
あった。
オーククイーンの王冠を拾って、空間の中にしまう。
「終わったよ~」
後ろから2人がくる。
「俺も終わったよ。クイーンも剥ぎ取るか?」
「クイーンの肉って余り美味しくないんですよ」
「なら埋めるか」
俺は土魔法でオーククイーンの死体を深く埋める。
「戻るか」
俺達は歩いて北門に戻る。




