表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
339/500

325話 本音は?


「えぇい! 何故オレ様が戦ってはいかんのだ!?」

「魔王様。ここにいるだけで士気が上がりますので。どうぞ、ここでくつろいでいてください」

「それではオレ様が無能ではないか!」


「元々無能ですよね?」

「誰が無能だ!?」

「ッチ。めんどくさい魔王め」


「聞こえてるぞ!」


 魔王城の出入り口辺りで、な~にやってるんだ? 話声までは聞こえないが、コントでもやっているのか?


 魔王城がある街に着いたが、かなり劣勢のだった。流石にダンジョンが3つあると、人手が足りないか。


「んで、ダンジョンは何処だ?」


 鷹の目を使ってダンジョンを探す。


「――――――あった。北門から出て左の方に行くとあるな。しかも3つ並んでいる・・・」


 これは厳しいな。まだ誰もダンジョンがある方に行けてない。しかもそこに主がいる。ミイラとキメラと、何だあれゾンビ羊か? がいる。そいつらの所に行くには周りの魔物を殺さないといけない。


「これは長期戦だな。いや、俺が主を殺せばいい話だけど。これは俺がやっていいのか? 絶対に駄目な気がする」


 とりあえず、弓を構えて弦を引いて魔物に向かって放つ。今度は手負いするのは無理だな。確実に殺さないと。


 矢をどんどん放ち、魔物を殺していく。


「何だ何だ!? 上から矢が降って来るぞ!?」

「援軍か? しかし、我々にはそんな余裕があるのか?」

「矢はこちらに向いてない。このまま応戦する!」


「「「「了解!」」」」


 お、騎士と冒険者がやる気を出してる。魔王軍に騎士って言っていいのか? まぁ別にいいか。


 街にいる魔物を殺していく。




「! おい、リゼット様が来てくれたぞ!!」

「本当か!」


 あれ? リゼットさん来たんだ。そうなると、村は平気だったか。


「負傷者はすぐに城に運んで! 戦える者は私について来て!」

「「「「「了解!!」」」」」


 リゼットさんが指揮を取る。


「これで俺は必要ないと思ったが。まだ沢山魔物が残っているな」


 矢を放ち、次々と魔物を殺していく。


 そろそろ俺も下に下りた方がいいか? いや、目立つな。


「ユウヒ君。私の方は終わったよ」

「! ビックリさせるなよ!」

「ごめんごめん。で、これってまだ不利?」


「まだな。俺が一気に主を殺しに行ってもいいが。それだと冒険者や騎士が育たなくなるだろ。それじゃあ意味がない。因みに主はダンジョンの方にいる」

「主はダンジョンの所にいるね。ところで、本音は?」

「普通に目立ちたくない」


「言うと思った。じゃあ私は下に下りて殺してくるね」

「目立つぞ」

「どうせ目立っても、当分ここには来ないでしょ」


 そう言って、アリアナは下に下りながら派手に攻撃をする。


「おいおい・・・」


 俺は再度、弓を構えて魔物に放つ。


「アリアナ!? 来てたの!」

「ユウヒ君がいる所に、私あり」

「何言ってるか分からないけど。ユウヒもいるのね。何処にいるの?」


「上にいるよ。さっきから矢が降って来るのは、ユウヒ君が弓で攻撃をしてるからだよ」

「あれユウヒだったの!? 道理で矢が魔物に当たって死んでいくと思ったら、ユウヒが攻撃をしていたのね」

「・・・聞きたいんだけど。ユウヒ君にあんな酷い事言われてたけど。嫌いになった?」


「嫌いに? いいえ、嫌いにはならないわ。あれくらいで嫌う何てあり得ないわ。寧ろやる気が出るわ」


 ありゃりゃ。ユウヒ君、逆効果だったよ。


「この話は後で。今は目の前の魔物に集中するわ」

「そうだね。じゃあ私は主の方の行こっと」

「えっ、場所分かるの?」


「ダンジョンの方にいるよ」

「そこにいたのね。誰かこっちに来て!」

「何でございましょうか?」


 1人の魔族がこっちに来る。


「主はダンジョンの方にいるって。魔王に伝えてきて」

「分かりました」


 1人の魔族は魔王の所に行く。


「じゃあ行きましょ」

「えっ、来るの?」

「当然でしょ。そこのアンタ。軍と冒険者は街の防衛に専念して。と伝令兵や四天王に伝えて」


「はっ。しかし、リゼット様は?」

「私とこの人で、主の所に突っ込むわ」

「はっ!」


 違う魔族の人が違うところに行く。


「これで良しっと」

「足手まといにはならないでね」

「アンタに言われると、足手まといになりそうだわ・・・」


 私達は主がいるダンジョンに行く。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ