319話 作り置き
ある程度時間が経ったら、家に帰って晩飯を食べて風呂に入ってから寝る。そして次の日。起きてリビングに行って朝ご飯を作る。出来たらテーブルの上に置いて食べる。食べ終わったら食器を浄化魔法で食器を綺麗にして片付ける。
「今日はどうするの?」
「そうだな・・・。先ずはハンバークでも作るよ」
「もう晩御飯を作るんですか?」
「いや、ハンバークの作り置きをしておきたいんだ。ハンバークって時間がかかるからな」
氷魔法で大きなまな板モドキを作る。空間からオークの肉とミノタウロスの肉を出す。浄化魔法で綺麗にしてから、ミンチにしやすいように切って使わないオーク肉を戻す。
このままミンチにするか。
包丁を2本持って混ざんないように、オークの肉とミノタウロスの肉をミンチにする。出来たら氷魔法で大きめのボウルを2つ作り、それぞれオークの肉とミノタウロスの肉を入れる。
次は玉ねぎのみじん切りだな。
手を綺麗にする。大きなまな板モドキを浄化魔法で綺麗にして、空間から玉ねぎを何個か出す。玉ねぎの皮を少し剥いで、玉ねぎをみじん切りにする。出来たら、大きめのボウルを作ってその中に入れる。
「あっ、このままタネを作ったら。置く場所がないな」
「それなら私が作ろうか?」
アリアナはこっちに来た。
「前に見てたから、私は出来るよ」
「そう言えば、前に見ていたな」
アリアナに2つのボウルを持たせて、俺は残ってるボウルを持つ。大きめのまな板モドキを壊して、台の上にボウルを置く。収納庫からボウルを取り出して台の上に置く。
「さて。この空のボウルにオークの肉を7で、ミノタウロスの肉を3の割合で。後は牛乳とパン粉と玉ねぎ、味付けに塩コショウを入れる」
俺は牛乳とパン粉を台の上に出す。
「卵は?」
「今回はいいや。あ、牛乳はこの大きいスプーンで4回。パン粉も」
「分かった」
アリアナは手を綺麗にしたあと、言われた通りにやる。アリサはアリアナがやってるを見る。
俺は収納庫からフライパンを出す。もう1個は氷魔法と制御魔法で作ってコンロの上に置く。コンロに魔力を通して火をつける。空間から油が入った瓶を出して、2個のフライパンに入れる。瓶をしまって、後はアリアナがタネを作り終わるのを待つ。
「ユウヒさんは、いつもこんなことをしてるんですか?」
「ハンバークを作る時はな。結構手間なんだよ」
「いま私やってるけど。かなり時間がかかるよ」
アリアナはタネを作る。それを見ていたアリサがこっちに来る。
「これくらいなら私も出来ます」
「やるなら、手を綺麗にしてくれよ」
「分かってますよ」
アリサは手を綺麗にしてから、ハンバークの種を作る。
「1個できたよ」
「よし、右のフライパンに入れてくれ」
アリアナはフライパンにハンバークのタネを入れる。アリアナは2個目を作り始める。
「アリサ。固めた後は、こうやって手の左右にタネをぶつけて空気を抜くんだよ」
「こうですか?」
「そうだよ。意外と上手いね」
「さっきまで見てましたから」
「その顔やめて。殴りたなくなってくる」
「食い物になるもので殴ろうとするなよ」
俺は氷魔法と制御魔法でフライ返し作り、ハンバークをひっくり返す。
「1個出ましたよ~」
「じゃあ左のフライパンに入れて」
アリサは左の口に置いてある、フライパンに置く。
「2個目~」
「じゃあ右」
「交互に入れればいいんだね」
アリサは右のフライパンに入れる。
今のうちに入物を作るか。
氷魔法と制御魔法で箱を作る。箱を左手で持つ。
後は待つだけだな。
ハンバークを作り始めて、3時間後。
「沢山出来たな」
箱にはハンバークが沢山ある。
「1箱に27個。これが6箱であって」
「合計162個。これを1人2個づつ食べるとして、1人27個食えるな」
「こんなに沢山作ったので。当然、今日はハンバークですよね?」
「・・・そうだな」
アリサは嬉しそうにする。俺は箱に蓋をして空間に入れる。
「時間もあるし、オークでも狩るか」
「かなりオークの肉を使ったからね」
「そうですね。他の肉料理が食べられなくなるのは嫌ですね」
「ついでにギルドに行って、依頼を受けながらオークを狩るか」
「そうしてくださいよ。いつまで待たせる気ですか?」
「別に待ってなくてもいいだろ」
「そうだよ。早くランク上げたら?」
「嫌ですよ。私1人で受けないといけないんですよ」
「まぁそうだよな」
「私1人だけ、仲間外れは嫌です」
「でも、私たちがランクアップを受ける時は。アリサ1人になるよ」
「そこは我慢します」
我慢するんだ。
「まぁとりあえず、帝国のギルドに行こう」
「「はぁ~い」」
俺は調理道具を片付けた後に、外に出て帝国の東門付近に転移する。




