33話 薬草って苦い
「あ~やっと終わった」
浄化魔法で服と体を綺麗にする。
「お疲れさま、ユウヒ君。証明部位の剥ぎ取りとかは私がやっておくよ」
「助かる」
正直きつかった、ゴブリンの数が30~40くらいいたぞ。その中に剣を持ったゴブリンもいたが、あれはソードゴブリンって言うのか? まぁ大量にゴブリンがいる中に、ホーンラビットも混じっていたから探す手間が省けたけど。
「回収終わったよ」
「ご苦労様、どれくらいあった?」
「ゴブリンの右耳は52個と、ホーンラビットの角が10個」
「ゴブリンはそんなにいたのか。とりあえずホーンラビットの角2個は回収して、残りは全部埋めるか」
ホーンラビットの角はもう1つの、大きめの麻布袋を空間から出して。袋に入れて空間の中にしまう。死体は土魔法で地面に埋める。
「後は薬草だけか、まぁ鑑定しながら探せば見つかるだろ」
「鑑定持ちの特権だね」
森の中を鑑定しながら薬草を探すが、これが簡単に見つかる。
「これで6枚っと。集めるの簡単だったな」
「鑑定を持っているとそうなるよね」
1枚余計に手に入ったから、食べてみるか。
薬草を水魔法で洗い、食べる。
「・・・苦い」
「薬草だからねぇ~」
「こんなに苦いとポーションも苦いだろうな・・・」
薬草を空間の中に入れる。すると画面が出てきて「これ以上収納できません」って出た。
え、ホーンラビットの肉がまだ1個残っているだろって。昨日の夜、アリアナと一緒に食べたよ。
「終わったし、町に戻るか」
「歩き? それとも転移?」
「歩きで帰るか。そんなに遠くないし。それに転移魔法を使うには、人目がない所で使わないとな」
歩いて東門に目指す。




