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309話 ドラゴンボックス


 俺はリゼットさんの所に行って、頭を叩く。


「イタッ!?」

「なに普通に蹴ってるんだよ? あれ魔王だろ、絶対に魔王だろ!?」

「だって、急に抱き着くとしたのよ! 誰ってあれは蹴るでしょ!!」


「人の事を言えるのか? 数分前にお前は俺にやろうしたよな?」

「・・・・・・さぁ?」

「もう一発叩こうか?」


「あ、うん。ごめんないさい」


 コイツ反省してねぇ・・・。


「フッ、フフ。あ、相変わらず・・・。て、照れ屋だな・・・」


 あれで照れるのか? 完全に嫌がっていたぞ


 魔王らしき人物が、ヨロヨロしながら起き上る。


「で、お前らは誰だ? 見た所、リゼットの部下には見えないが」


 一発でバレてる。


「おいリゼット! こいつらは誰だ!?」

「――――――ッチ。この3人? 私の婿()()

「「「おい!」」」


 なに前よりランク上がってるだよ!


「なにぃぃぃ婿と嫁だとぉぉぉぉぉ!? ―――婿?」


 あ、そこですか。


「婿って。おいおいおい、どう見ても女しかいないだろ」

「アンタの目は節穴? この黒髪で長髪の人は男よ」

「なっ!?」


 えっ、そこまで驚く?


「そうか・・・。そうか・・・。フフフフフハハハハハ・・・・・・」

「あの・・・」

「ハァーハッハッハッハッハッ! 死ねぇい!」


 魔王らしき人物は、空間から斧をして襲い掛かる。俺は右手をグーにして斧を右から殴る。


「なっ!」


 そのまま懐に入って、右手でアッパーを食らわせる。魔王らしき人物は宙に浮いて後ろに倒れる。


「止めは任せて」

「駄目だろ!」

「な、中々やるではないか・・・」


 あ、起きた。


「オレ様を前にして、恐怖に怯えず向かってくるとは・・・。もしやお前は、勇者だな?」

「あっ、違います。ただの一般の冒険者です」

「・・・・・・そうか」


 あ、何か落ち込んでる。


 魔王らしき人物は、立ち上がり椅子に座りに行って椅子に座る。


「――――――では、名乗らせてもらおう。オレ様は魔王アルダスだ」

「あ、ユウヒです」

「アリアナ」


「アリサです」

「・・・おいユウヒ」

「はい?」


「リゼットの婿は本当なのか?」


 魔王様からは随分と殺気を感じる。


「いえ、リゼットさんが勝手に言ってる事です」

「なに? 婿でもなんでもないのか?」

「はい」


「・・・・・・分かった。悪かったな、急に攻撃をして」

「いえ、大丈夫です」


 何かリゼットさんから、視線を感じるが。気のせいだな。


「立っているのもなんだ。座れ」


 座る許可を貰い、ソファーに座る。


「本題に入る」


 魔王様は空間から、箱が赤く角が生えてる箱を机に置く。大きさは宝箱よりちょっと小さいかな?


()()()()()()()()・・・」

「何ですかそれは?」

「あ、ユウヒ君は知らないか。ドラゴンボックスって言うのは、箱が赤くて角が生えてるから。ドラゴンボックスと言われてるんだよ」


「そのドラゴンボックスの中身は、大体がドラゴンの素材が入ってます。ハズレはお金ですね」

「まぁそんなところだ。上位の冒険者でも、中々手に入らない箱だ。だが」

「手に入っても、この箱系統は中々開かないの。鍵穴があるけど、開けるにはスキルと専用の道具が必要なの」


「その2つを持った人物は、そうおらん。国や貴族がよく探しているが・・・、これが見つからん」

「そうなんですか。その箱以外にありますか?」

「ある。だが、どれくらいあるかは分からん」


「えっとね。基本的には魔物の素材と鉱石の素材、武器と防具に道具だね。その中で一番ヤバいのが」

「「ラストボックス!」」


 アリアナとアリサが同時に言う。


「ラストボックスは、基本的に色んなものが入ってますが。開けるのに失敗すると、その一帯が消し飛びます」


 まさに終わりの箱だな。


「いまオレ様は、重大な事を聞いた気がするが」

「気のせいよ」

「もしやこの箱を開けることが、出来るなど言うのか?」


 魔王様はアリアナに聞いてみるが、アリアナは嫌そうな顔をする。


「・・・ユウヒどうなんだ?」

「どうなのアリアナ」

「出来るけど、やりたくない」


「っだ、そうです」

「そうか・・・」


 それにしても、あの箱って何処で手に入るんだ? ダンジョンで出るなら欲しいな。


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