300話 顛末
次の日。起きて氷魔法でテーブルと椅子を作っておいて、その後朝ご飯を作りだす。出来たらテーブルの上に置いていく。
「朝は魚ですか」
後ろからメアリーさん来る。
「パンとかの方がよかったか?」
「いえ、大丈夫です。2人を起こしてきます」
メアリーさんは2人を起こしてくる。
2人が起きて椅子に座る。
「「「「いただきます」」」」
俺達は朝ご飯を食べ始める。
「そろそろ魚がなくなってくるな。帰りに港町によって行くか」
「ありゃ、もうそんなにないんだ」
「魚が美味しいからな。今度は沢山買っていかないとな」
「関係ない話ですが、そろそろドラゴンの肉を食べたらどうですか?」
「あぁー、すっかり忘れてたな。今度食べるか」
「・・・私が帰った後ですか?」
「食べたいのか。メアリーさんが帰る前に食べるか」
「料理方法は?」
「そうだな・・・。シンプルに塩と胡椒でいいかな。初めて食べるし」
「私一度食べましたが、物凄く美味いですよ」
「そうか」
何か食べるのが楽しみだな。
「ヒャーーーーー! アニキィ! 女が4人もいますゼェ!」
人が朝ご飯を食べてる時に。一体なんだ?
俺は声がした方を向く。
「こいつは凄く美人じゃあねぇか!」
「運がいいぜ。こんないい洞窟があって、更に美人が住んでいるなんてなぁ!」
ぞろぞろと人が入って行く。
「――――――今、朝ご飯を食べてるから。後にしてくれない?」
「「「「「・・・・・・は?」」」」」
盗賊どもが固まる。まぁ、こんなことを言われたら固まるよな。
「あともう少し食べ終わるから、食べ終わったら殺してやる」
「ハイそうですかっと、言うと思ったかぁ! ヒャーーーーーー!」
1人の盗賊が走ってこっちに来る。
「まぁそうだよな」
俺は自分の周りに雷魔法で、雷の剣を作りそれを飛ばす。その剣が盗賊に刺さる。
「ビャアアアアアアアア!!」
盗賊はその場で倒れて、感電死する。
「全く、人がご飯を食べてる時に邪魔をするからこうなるんだよ」
俺は更に雷の剣を作り飛ばし、盗賊どもを感電死させていく。
「グギャアアアアアアア!」
「ギャアアアアアアアア!」
「アバババババババババ!」
「ギモヂイイイイイイイ!」
「ジビレルルルルルルル!」
1人だけ違うの言葉を言ったぞ!?
「私、食べ終わったから。お金を奪っていくね」
アリアナが盗賊の死体から、金を取りに行く。
「ごちそうさまで~す」
アリサは食器を浄化魔法で綺麗にする。ついでに、アリアナの分も浄化してる。
「ご馳走様」
俺も食べ終わり、食器を綺麗にする。メアリーさんお食べ終わったみたいなので、その食器を綺麗にする。
別に綺麗にしなくてもいいが、壊すか時に色々飛び散るから綺麗にしてる。
「取り終わったよ。ついでに死体は地面に埋めたよ」
アリアナがこっちに来て、金を渡してくる。数えると、銅貨47枚と銀貨2枚。空間から銅貨と銀貨が入った袋を出して、それぞれ銅貨と銀貨を入れて袋を空間にしまう。
「よし、帝国のギルドに行くか」
テーブルと椅子を壊して、転移魔法で帝国の東門付近に転移する。
帝国の東門付近に転移して、門番にギルドカードを見せて中に入る。そのままギルドに向かうが、騒ぎが起きていた。
「何だ? ギルドの前で喧嘩か?」
「邪魔だね」
「しょうがないですが、無理で通りますか」
俺達は人混みをかき分けながら、ギルドの方に行く。
「―――このっ! コイツ!」
「遅いぜっ!」
後の方から剣と剣の切り合いが聞こえる。一体何の喧嘩か知らないが、いい迷惑だ。
「こうなったら――――――」
「! おいそれは!」
「グッ、ゥゥゥゥゥガアアアアアアア!」
何だ?
俺は後ろを振りむく。1人だけデカい人がいるが、あれは人間か?
「フーッ、フッー。チカラガ、チカラガワイテクルゥゥゥゥゥゥゥ!」
「ヤバいぞ! 皆逃げろ!」
それを聞いた冒険者達が逃げ出していく。
「何あれ?」
「さぁ? 新種の魔物じゃない?」
「いえ、あれ人ですよ」
「人が何で魔物になるんだよ・・・」
「知りませんよ」
「――――――! ユウヒ様!」
何かこっちに受付の人がくる。
「何でしょうか?」
「今すぐアレを何とかしてくださいっ!」
受付の人が、デカい人に指を指す。
「アレを? 殺してもいいなら」
「で、出来れば気絶でお願いします」
「ハァ・・・・・・」
俺はあのデカい人の所に行く。
「ナンダオマエハ! サテハオマエモ、メルチャンヲネラッテルノカ!?」
「はぁ? メルちゃんって誰?」
「トボケルナァーー! アソコニイルメルチャンノコトダァァ!!」
デカい人が指を指している方を見る。
「――――!」
「へぇー、あの受付の人がメルちゃんなんだ。どうでもいいけど」
俺はデカい人の方を向いて、攻撃力の所をリミッターを99%にして。飛んでデカい人の頭を蹴る。
「――――ンボロッ!!」
デカい人は地面に倒れる。
「さて、ギルドに入るか」
俺はギルドの方に行こうとする。
「止まってくれ。この事件の顛末を知りたいから、君と冒険者ギルドの職員は来てもらうよ」
周りを見たら、騎士に囲まれていた。
「断る事は?」
「断れば、君を優先的に逮捕しないといけなくなるが。それでも逃げるかい?」
「大人しく付いて行きます」
面倒なことになったな・・・。




