2話 創造神が関わっていたようだ
不安と思いながら見ていたら、最初に書いてあった文章が変わっていた。
不安って・・・。一体どこに不安があるの? この先私がいないと、ユウヒ君はすぐに死んじゃうよ。
え、この本がないとこの先俺死んじゃうの? って、何で俺の名前知ってるんだ?
ぺージを見ていたら、また文章が変わっていた。
気になるかもしれないけど、先ずはここをから移動しようよ。今いる場所がいつ崩れるか分からないからね。勿論行先は森だからね、安心してね魔物とか盗賊がが出てきたら、すぐに殺すから。
物騒な事を言っているが、確かにここから移動した方がいいな。
一度本を閉じて、本を地面に置き本以外全部元にあった所に戻す。スクールバッグを左肩にかけて、地面に置いてある本を再び手に取って、本を開く。
じゃあ、歩きながら説明するよ。先ずは何故キミの名前を知っているかだね。答えは簡単、ユウヒ君が考えてる事や思っている事は全部分かるからね。さっき自分の名前や行動を思い出そうとしてたでしょ。その時に名前を知ったんだよ。
あぁそれで名前を知ったのか。それにしても、俺の考えている事あるいは思っている事が分かうとは。本なにのそんな事が出来るのか?
私は特殊な本だからこうやって文章出したり、人の考えまたは心を読み取ったりみたい事は出来るんだよ。他は魔法を出したり、浮いたり出来たりするよ。
なるほど。特殊な本か・・・。そして俺の考えてることは、全て筒抜けって事だな。なにそれこわ。でも、わざわざ俺が喋らないで頭の中で考えていればいいんだな。それはそれで楽だな。
そうなるね、そこ右に曲がってね。
俺は素直に右に曲がる。
しかし、前を見ずによく木にぶつかったり足が躓かないな。普通ならぶつかったり躓いたりするのだが。
そこはホラ。私が魔法で木にぶつかったり、躓かないようにしてるからね。
いつの間か俺の体に魔法何て使っていたのか!? ってかこの世界って魔法があるのか!
そりゃあるよ。ユウヒ君がいた地球よりも魔法は発展してるからね。逆に科学はそんなに発展してないけど。そっちは魔法が発展してない代わりに、科学が発展してるんでしょ。
確かにそうだけど・・・。何でそんな事を知っている? お前は『地球』の情報を何処で手に入れてるんだ?
それは秘密だよ。それより足は大丈夫? かれこれ20分くらいは歩いてると思うけど。
確かに足が少し痛い。一体どこまで行くんだ?
そろそろ見えてくるよ。っと言うより少し見えると思うよ。
俺は開いてる本から視線を離し、前を見る。
まだ少し遠いがあれは小屋か? 小屋なのか?
見ると、そこには木々に囲まれた立派な小屋があった。
・・・いや小屋って言うより、現在の日本の家と変わらない、一軒家って感じか? しかも大きさからして2階くらいある感じだな。こんな所に家なんてあるわけないよな・・・。もしかして、罠か?
罠だと思いながら手に持っている本を見た。
いやいや別に罠とかじゃないから。この場所は元々何もなかったけど、創造神様が用意してくれたんだよ。確かお詫びとしてね。
なるほど。どうやら創造神が関わっていたようだ。・・・創造神ってこの世界を創った神でいいんだよな?
うんそうだよ。世界と言うよりこの星を創った、って言った方がいいかな。
なるほど。何で俺はお詫びを貰っているんだ?




