18話 固定砲台モドキ
次の日。昨日の風呂は凄かった。何が凄いかって? 先ず入ったら風呂場が全体的に綺麗になった。次は浴槽に水とか入れてないのに、お湯が張っていた。多分これは入った直前にお湯が入ったのだろう。次は使ったお湯は何処にいくかと言うと。普通なら排水溝に流れていくが。排水溝の代わりに魔法陣が設置していて、そこに流れていく。最後に風呂場から出ると、風呂場が全体的に綺麗になる。便利すぎる、これで掃除しなくてすむ。
後、朝プランターを見たら芽が出てた。しかも5本だ。何で種1つで5本も出てくるんだ? 因みにプランターはいま収納している。
さて、今家の外にいるが。これからどうするかと言うと、属性の耐性を手に入れたいと思う。バハムートのステイタスを見た時、水耐性があったからな。耐性を得るには攻撃を食らわないといけない。・・・多分。ただ現実でやったら間違いなく死ぬ。なので、今から固定砲台モドキを作る。
少し左に行って土魔法で土台を、作ってその上に球体を作る。球体だけ作って浮かせればよかったのだけど。今の俺は出来ないから土台と球体をくっ付けた。高さは、土台と球体を合わせて大体160CMくらい。球体には、設置魔法と付与魔法と制御魔法を使う。設置魔法と付与魔法は、風呂場で試してみたら出来た。
球体にまず設置魔法を使う。これだけじゃただ設置しているだけで、意味がないからな。付与魔法で火魔法を付与する。次に制御魔法は・・・。今の俺じゃあ高度の制御は無理だから、アリアナに頼む事にした。
「アリアナ、土台の上にある球体に制御魔法かけてくれない?」
内容は?
「撃ちだすのはファイヤボールで、ダメージはなし。撃ちだす時間と数は、3秒に1発に設定。標的はユウヒ・アカギに設定。開始のキーワードは「起動」終了のキーワードは「停止」に設定。出来る?」
それくらい余裕余裕~。
アリアナは球体の所まで行って、球体に制御魔法をかけている。するとすぐにこっち向く。
出来たよ。
「はや! いくら何でも早くない? ちゃんと制御魔法をかけたのか?」
勿論ちゃんと制御魔法をかけたよ。
「・・・使えば分かるか」
俺は少し離れて。起動させてみる。すると土色の球体が赤くなり、球体からファイヤボールが撃ち出された。
「よし、ちゃんと起動しっ―――」
撃ちだされたファイヤボールが俺の腹に当たる。
「アッツッ!」
倒れはしなかったが、腹を押さえる。何故か服は燃えなかった。腹を押さえながら、氷魔法で冷やしながら言う。
「これあまり痛くないけど・・・、凄く熱い!」
何て言っていたらまた撃ちだされた。
「これ避けられるか!」
横に避けたらかわせた。
「て、停止!」
慌てて停止と言ったら、赤い球体から土色の球体に戻った。
「これで固定砲台モドキは出来たけど、当たると凄く熱いな。まぁこれしか方法がないから、これで頑張るか。正直辛いなぁ・・・」
そう言って言っていたら、アリアナがこっちに来る。
ねぇこんな事をしないで、創ればいいじゃな? そっちの方が楽だよ。
「創ってもいいけど。結局レベルを上げないと、意味ないから。ダメージないけど、スキルって得られるのか?」
ダメージがなくても得られるよ。
「そうか。ならこのまま続けるか。熱いけど」




