12話 何か自分の
「魔力ってどうやって回復するんだ?」
気分が悪い中ステイタス画面を閉じながらアリアナの方を見る。
基本的には、寝るか『魔力ポーション』を飲むかだね。魔力ポーションって言うのは、飲むと魔力が回復する飲み物だよ。後は、魔力を沢山持っている人から譲渡されるかだね。
流石に起きている状態で自動回復はしないか。自動回復が欲しかったらスキル創作で創るしかないな。
今回は私が魔力を譲渡してあげるよ。さぁ私を持って。
言われた通りに、空中に浮いているアリアナを右手で取る。すると俺の体に魔力が流れてきた。体全身に魔力に包まれてく感覚がある。
「おぉ、どんどん体調が良くなって・・・。あ、ちょっとストップ。口から何か出そう・・・」
左手で口を押さえて、その場でうずくまった。
あ、譲渡しすぎちゃったかな? ユウヒくん大丈夫? ・・・こっち見てないね。
「死ぬかと思った・・・」
顔を青ざめながら、浮いているアリアナの方を見る。
ごめんごめん、譲渡しすぎちゃったね。
「これが過剰摂取ってやつか。さっきより落ち着いてきたが、まだ気持ち悪い」
でも、これだけあればスキルを創作出来るよ。
「いや、気持ち悪い中まだ創らせる気か? 何を考えてるんだ?」
オススメは、鑑定、空間収納魔法、転移魔法だよ。
「人の話を聞け。で、空間収納魔法と転移魔法は分かるけど。鑑定も創作しないといけないのか?」
鑑定の場合。生まれつきか、スキルの書で入手するしかないの。だけどスキルの書はどんなスキルが、手に入るか分からないよ。だから創作した方が早いね。
「なるほど、それなら創った方がいいな」
俺はスキル創作を使って、アリアナが言った3つのスキルを創る。
≪鑑定の創作に成功しました≫
≪空間収納魔法の創作に成功しました≫
≪転移魔法の創作に成功しました≫
これで3つ出来た。それにしても、鑑定はまだいいが。空間収納魔法とか転移魔法って、中々手に入らないスキルじゃないか? 何か自分の首を絞めてるような気がする・・・。




