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はちゃめちゃ まんまんちゃん奇譚

ジリリーーーン

ジリリーーーン

庫裡に 黒電話のけたたましい呼び出し音が鳴り響く

御堂の奥から騒がしい足音が聞こえる

「はいはいはいはい今行きますよーっとーーーー」

戰が裸足で電話機の前に立つ 受話器を引っ掴み元気に話し出す

「ハイサ! 縁留寺(えんりゅうじ)です!」

「ああ 戰ちゃんか。いつもお世話になっております 鮎川ですが ごんじょ(女住職→ここでは舞のことを指す)さんおいでになるけ?」

石川弁が少し入っているが、ここは金沢から少し離れた小さな片田舎の土地 栢間(かじま)

海が近くにあるのに温泉で有名と言うちょっと不思議な町


(まい) (そよ) (えん)はこの土地にご縁を受け縁留寺(えんりゅうじ)に住んでいる。


舞はもともと関東の方から来た流浪の高僧(←高僧とは地元の人には言っていない)

戰は関西の方からワケあってってやってきた問題児の僧侶(そのワケは追ってお話しするとして…)

縁は寺に住み着いていた 猫又だったのだが…コレも不思議なご縁で半獣半人になってしまった(しかも巨乳幼女とか作者大勝利の願望でしかないw)


毎日地元の方や 同行(門徒とも言い 仏教徒の事を指す)の(よろず)のことを引き受ける

悪霊退散をはじめとする もっぱらの仏教的あんなこんなは引き受けないが 舞はもともと持っている叡智の法を披露する事で たくさんの同行の悩みや迷いに話しかけることができる


今回の電話も この叡智の法に触れる話になるのだが…一体どんなご縁になるのやら。






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