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転入生


君を知ったのはわたしが小学5年生のとき。



春休みが終わって憂鬱な始業式の日に、全校生徒は体育館に集まっていた。



体育館の大きな窓が少し開いていて、カーテンが揺れて、外にある桜の木が風になびいていたのを覚えている。



その大きな窓から桜の花びらがゆらゆら舞い降りてきて、その姿を目で追っていたヒロは校長先生の横に立っている男の子と目が合う。



「大阪から転入してきた5年生の入江大輝くんだ。みんな仲良くするように!」という満面の笑みの校長先生に対して入江大輝はすごくつまらなそうだった。



ヒロは入江大輝の顔を少し確認してまた窓の外の桜の木に目を移した。



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