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非モテ非リア戦争   作者: ハムロ
ラブコメの主人公!羨ましいです!
13/20

ときめかないわけないじゃないですか!轍さん!2

木曜日。舞台は羅少扇高校。

佐藤、轍の教室。

時間は放課後で、部活動に入部していない人達は下校しようと、カバンに教科書などを詰めて帰る準備をする。

「あーやっと終わったぁー。」

佐藤は、グーンと腕を伸ばしてそう言う。

「最近勉強難しいもんな。」

「英語何て日本語じゃないし。」

「数学も日本語じゃないし。」

「社会にとっては、日本語はあるけど内容が外国の時あるし。」

佐藤の机に集まってきた友A,友B、友Cががそう言う。

「いやお前ら日本語がどうとか言ってるけど、

国語もダメダメじゃなかったっけ?( ºДº)/オイ」

と佐藤は、友B、友Cにツッコミを入れる。

「「テヘヘ。(ノ≧ڡ≦)☆エヘヘ」」

友B、友Cはそう言う。

「いや褒められる事じゃねぇよ?( ºДº)/オイ」

また佐藤は突っ込む。

友B、友Cはそれぞれ佐藤の肩にぽんと手を置いて、

「「佐藤くん。人はね、頭の良さだけで決めつけちゃあダメだよ。それに、頭の良さって勉強だけじゃなくて、機転が利くかどうかも入るからね。(´◉ω◉)。」」

「・・・確かに。(ノ゜ο゜)ノ オオォォォ-」

佐藤が納得した。

「俺が間違ってた。」

佐藤がそういった時、友Bが

「ねぇねぇ、聞きました?今佐藤くん、俺ら2人の意見を認めましたよね。」

友Cの耳でこしょこしょ話をする感じの動きでそう言う。

ちなみに、声量は普通だ。

だから、佐藤にも普通に聞こえている。

友Cがこう言う。

「ええ、肯定しましたね。はい。」

友Bと友Cは少しの間だけ天井を見て、次に、お互い目を合わせて、ニヤリ(灬´ิω´ิ灬)とした顔になると、

そのまま佐藤の方を向いた。

「ん?どうしたお前ら。」

佐藤がそう聞く。

友Aも不思議そうな顔だ。

すると

友Bと友Cは

「「やーい。さっきまで俺らの事をバカって言ってたのに、そんなバカに間違いを指摘されてやんのぉー。ヒャッハー!これでお前は俺たちよりも頭が悪いって証明されたな!ずらかるぜぇ!」」

そう言って友B、友Cは走って帰って行った。

「おい!待て、くそぉ!あいつらはめやがったなぁぁ!(‘ᾥ’)悔しいぃぃ~。」と悔しがる佐藤。

友Aは「おい、俺と佐藤を置いていくなぁぁ。」

と言って2人を追いかけた。

「マジかよおい。」

と言って佐藤も帰る準備を始めた。

するともう帰る準備を終えた轍が声をかけてきた。

「ねぇ佐藤。一緒に帰らない?」

と。しかし佐藤は、友A、友B、友Cといつも帰っているので、断ろうとする。しかし、轍と一緒に帰ってみたいという気持ちが80パーセントくらいあるのだ。

「あ、俺、」

そう言いかけた瞬間、佐藤のスマホにメッセージが届く。

「ん?」と言ってスマホを見ると、そこには、

友A:行ってこい。

友B:これが俺たちにできることだ。

友C:いいなぁ~。俺も野郎じゃなくて美少女と帰りてぇな~。

友A、友B:おい!

というメッセージが来ていた。

そして佐藤はハッとしてドア付近を見る。

そこには、ドアの目の前で横に並び、(。 ー`ωー´)✧ドヤッ"キメ顔をしながら親指を立てる

友A、友B、友Cの姿があった。

「お前ら・・・うん。」

佐藤は小さくそう言って親指を立てる。

すると、そのドアを通ろうとしている女子が3人に

「ちょっと通してもらえる?」

と聞くと3人は

「「「あ、ごめん。」」」

と言って帰って行った。

そこで佐藤は轍の方をぐっとした顔で見る。

「佐藤?」と言って轍は首を傾げる。

「一緒に帰ろう。轍さん。」

「うん!>ᴗ<」

佐藤と轍は一緒に帰ることにした。

学校の校門を出て道を歩く2人。

「ねぇ佐藤。」轍は、後ろで手を組み、少し前に屈んで、佐藤の方を向いて話しかける。

「ん?何?轍さん。」

佐藤は前を向いて歩く。

「商店街に言って、コロッケ食べません?」

「いいね!俺も食べたい。.*・゜(*º∀º*).゜・*.」

佐藤が笑顔になる。

「うん。」と、小さく頷き、少し笑顔でそう言ってた轍。

そして轍は、前を向いて、笑顔になる。

そして

「じゃあ、商店街まで競走ね。はい!よーいドン!」

右手を斜め上に突き出してそう言いながら走って行く轍。

「え!うそ!( ゜Д゜)ハッ!待ってぇ!轍さーん!」

そう言って佐藤は轍を追いかける。

商店街入口にて。

「私の勝ちぃー!イエイ(๓*≧∀≦*๓)」

両手をピースして嬉しがる轍。

佐藤はというと、

「ま、ちょっ、は、は、速いよぉ⤴わ、ぐ、わだちさぁ⤴んん。」

顔を真っ赤にして走って轍についてきた。

佐藤はスタミナに自信が無い。

運動神経があまり良くない。

対して轍はスタミナがある。

運動神経が良い。

足が速い轍に全力でついて行こうとした結果である。

轍はミネラルウォーターを二本自動販売機で買ってきて、佐藤に1本差し出し、

「佐藤、大丈夫?よく頑張ったね。」

と言う。

佐藤は地面に座り、「ありがとう。」と言って轍から

ミネラルウォーターを貰い、ごくごくとそれを飲む。

「うめぇ~。」

佐藤はそう言う。そして轍の顔を見てこう言う。

「轍さん足速いな~。凄いよ。」

「え?本当?ありがとう。褒められるのって、普通に嬉しいからな~。」

少し照れた表情でそう言う轍。

佐藤は「よし!」と言って立ち上がり、

「コロッケ屋に行こうか。」

と言う。

「え?もう休まなくてもいいの?」

と、轍は言う。

「うん。走るの楽しかったよ。ありがとう!」佐藤は笑顔でそう言った。それと同時に、

ここで頭ポンポンか頭なでなでをイケメンがしたら

きっとモテるんだろうなぁ~。と、思ってしまった。

佐藤がそう考えていた時に轍は

「うん!」

と、大きく頷いた。

「あと、コロッケは俺が奢るよ。」

「え?いいよいいよ。」

「いやいや、奢らせてよ。お水のお礼と、楽しい気持ちをくれたお礼として。(*´▽`*)」

「じゃあ、お言葉に甘えて。」

そう言って2人は横に並び、コロッケ屋へ向かった。

コロッケ屋にて。

このコロッケ屋は70代くらいのおじいちゃんがひとりで営んでいるコロッケ屋だ。

轍と佐藤の番がきた。

「どれにしよう。・・・ねぇ、佐藤はどれにするの?」

轍がそう聞く。

「うーん。じゃあ肉じゃがコロッケ。」

佐藤がそう言うと、轍が

「いいね。じゃあ私も同じやつ。」と言う。

「すいませんおじさん。肉じゃがコロッケ2つお願いします。」

佐藤がそう言うと、おじいさんがニヤニヤして、

「おほほ、2人はもしかして、かっぷるかな?んんん?」

と言ってきた。

轍と佐藤は顔を真っ赤にして

「「ちちち、違いますよぉぉ⤴。」」

と言う。

「ほーん。コロッケ4つで200円だよ。」

「え?あの、おじさん。俺、コロッケ2つって言いましたよ?」

「ん?まぁ若いんだからこれくらい食いな。サービスだよ。」

「やったぁ!」

「ありがとうございます!」

2人はコロッケを4つ手に入れた。

「さて、佐藤くん。このコロッケをどこで食べましょうか?」

「うーん。どうしましょ?」

「うーん。どこかな?」

「俺、ブランコ乗りたい。」

「いいね。」

「じゃあ公園で食べよう。」

「うん!」

2人は公園に向かった。

公園にて。

「あ、轍さん。ブランコ空いてる!やったぁ!」

佐藤は右手にコロッケが入った袋を持ってそう言う。

「お!やったぁ。じゃあブランコに座って食べようか。」

2人はブランコに座った。

「はい、轍さん。」

佐藤は2つのコロッケを轍に渡す。

「ありがとう。」

そう言って轍は、膝の上に置いたバッグの上に

コロッケを1つ置き、もうひとつは片手で持ち、コロッケが包んである袋の半分を破って食べる。

すると、滑り台の方から子供の声が聞こえた。

「うぇぇーん。お兄ちゃん。僕お腹すいたよーう。」

「じゃあ帰ろうよ。そろそろ帰らないと怒られちゃうよ?」

「でももっと遊びたい!」

「じゃあ、あと五回だけ滑り台で遊ぼう。それで最後だからな。」

「お腹すいたからやだ!」

「うーんどうしよう。」

2人の兄弟の声だ。

佐藤は滑り台の方を向いて、

立ち上がる。

「轍さん。ちょっとごめん。」

そう言ってコロッケを2つ持ち、滑り台の方へ歩いて行った。

「ねぇ君たち。お腹が空いているの?」

「うん。」佐藤の問いかけに弟がそう答える。

「じゃあこれあげるよ。(´・ᴗ・`)」笑顔で2つのコロッケを兄弟に差し出した。

「うわぁ~ありがとう!(*≧∀≦*)」弟がそう言う。

しかし兄が「おい、ダメだぞ知らない人からもらっちゃ。」

っと言って止める。

「うえぇ~。」しょんぼりする弟。

「ごめんなさい。」と言って佐藤に謝る兄。

佐藤は

「なるほど。君はしっかりしているお兄ちゃんだね。僕はさっきの2人の会話を聞いてコロッケをあげたいなと思ったおじさんだよ。」

と言う。続けて

「これで僕のこと分かったでしょ。はいあげる。」

と言った。

兄は「あ、ありがとうございます。」と言ってコロッケを2つ受け取り、「ほら。」と言って1つ弟にあげた。

弟はコロッケを食べて、「おいしい~。(*≧∀≦*)」

と笑顔でそう言った。

「「ありがとうおじさん!」」

兄弟はそう言った。

佐藤は、「うん。」と言って微笑む。

そして、弟の頭を撫でてこう言った。

「君はお兄ちゃんが好きか?」

「うん!大好き!」

「そうか。でもさ、お兄ちゃんだっていつかは仕事に就いて、もしかしたらここから遠い場所で働く時が来るかもしれない。」

「ええー。そんなの嫌だよォ(。・_・`。)」

「うん。でもな、お兄ちゃんと一緒に居られる時間は限られているんだ。君は弟だ。お兄ちゃんの背中を見て育つ!だから、そのお兄ちゃんと一緒に居られなくなる時間が来るまで後悔しないように全力であまえろ!でもただあまえるだけじゃダメだ。お兄ちゃんがあまえて欲しいなと思える弟になるんだ。持ちつ持たれつつ。これが兄弟なのではないか。僕はそう思うんだ。」

「もちつもたれつつ?何それ?」

「まぁ、意味はそのうち分かるだろう。君は弟としてお兄ちゃんにあまえる。そしてお兄ちゃんの背中を見て育つ。逆にお兄ちゃんはそんな弟がいるからこそ自分は頑張る。と、いう心の中やる気になる。でもさ、君はお兄ちゃんの言うことを聞かないことがあるだろ?」

「うん!でもお兄ちゃんがいつもいいよって言ってくれてるもん。」

「それじゃダメだよ。お兄ちゃんだけがガマンすることになる。だから、お兄ちゃんの言うことは聞かなきゃダメだよ?」

「うーん。よくわかんないけど分かった。(*≧∀≦*)」

「いい子だ!」そう言って弟の頭をわしゃわしゃした佐藤。

「あの、ありがとうございました。」

ぺこりとお辞儀する兄。

「ううん。全然いいよ。君はしっかりしているお兄ちゃんだ。頑張れよ!」

「はい!」

そのような会話をして佐藤はブランコの方へ戻って行った。

「あ、おかえり佐藤。」

「ただいま。」

「何してたの?」

「ん?小さい子がいたからお喋りを。」

「へぇ~。そういえばコロッケはどうしたの?」

「ん?滑り台の方で食べてきました。( ̄^ ̄ゞ」

佐藤がそういった時、ぐるるるる。

佐藤のお腹の音がなった。

「あ。(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)」

「ぷっ。アハハ。見栄はらなくてもいいのに。」

「うううー。」

今轍は、コロッケを2分の1まで食べている。

そして、残りの2分の1で口にいれてŧ‹”ŧ‹”( ‘◉ч◉’ )ŧ‹”ŧ‹”としている。

そして、もうひとつ残っていたコロッケを佐藤に差し出し

「んぐっ。はい、あげるよ。(*´﹀`*)」

と言った。

「え?いいの?」

「うん。」

「ありがとう。」

と言って佐藤は轍からコロッケを受け取る。

それを1口食べて佐藤は「美味しい。(´。✪ω✪。`)✧*。」と目をきらきらさせて言う。

轍は(*´﹀`*)笑顔でそれを見る。

すると、佐藤から1口かじったコロッケが差し出された。

「ん?どうしたの?」と轍が聞く。

佐藤が顔を少し赤くして、そっぽを向きながら

「いや、えっと、これ、轍さんへのお礼として買ったものだから轍さんにも食べて欲しくって。あ、でも俺の食べかけ・・・」

それを言った後、佐藤は( ˶> <˶)՞ ՞このような顔になった。

その時に轍は察した。

ああ、この言動を恥ずかしがってるんだな。

コロッケを、食べて欲しいって言うことは私を喜ばせようとしてくれているんだな。

優しいな。佐藤は・・・やっぱり私、佐藤が好きだ。

っと。

轍は「ありがとう」っと、言って佐藤からコロッケを受け取り、1口食べる。すると

「はい。佐藤の番だよ。」

と言ってコロッケを差し出した。

「え?」と佐藤は戸惑う。

「順番で食べよ?(*´﹀`*)」

「うん!>ᴗ<」

ということで轍と佐藤は順番にコロッケを食べた。

コロッケの袋をゴミ箱に捨てて、

「よし帰ろうか。」と言う佐藤。

「うん。」

そして10分間程歩いて分かれ道。

「あ、俺右側の方だから。」

「うん。私は左。」

「じゃあ、バイバイ。」

「うん。じゃあね。」

お互いが手を振り、分かれ道の方へ歩いて行った。

しかし、ここで轍が

「ねぇ佐藤!」と言って佐藤の方へ走る。

「ん?どうし」振り返ると同時にここまで佐藤が言った時、轍が佐藤に抱きつく。

「え?え?わだ、轍さん!?Σ(⊙ω⊙)」

佐藤の顔と耳は真っ赤だ。

そして轍はイタズラっぽい笑顔で、佐藤の耳元でこう囁く。

「今日のデートありがとうね。楽しかったよ。」

そして佐藤から離れ、その赤い顔になりながらも、イタズラっぽい笑顔のまま

ニッと笑って、「バイバーイ。」と言いながら思いっり手を振って軽く走る感じで帰って行った。

佐藤はと言うと(・Д・)ボーゼンとしている。

そして

「んんんんんん!」

と声にもならない感じでドキッとした。

そして走って帰って行った。

本日終了!


次の日。

舞台は羅少扇高校。佐藤と轍の教室。

時間は5限目の授業をしている時だ。

~佐藤の心の中~

もしかして轍さんって俺の事が好きだったり・・・

するのかなぁ⤴?

いや、でもなぁ~。何で轍さんが俺の事を好きだと思うの?って自問自答してみたら、全然分からないんだよなぁ~。

強いて言えば、昨日一緒に帰った時の、別れようとした時のことなんだよなぁ~。

いやでももしかしたら友達同士の軽いハグっていう事でしたのかもしれない。

何かそれだったら轍さんに申し訳ないなぁ~。

轍さんは軽い気持ちでやったのに、俺がこんなに深く考えていて。

ていうかこの考えは自意識過剰すぎるよな。

そもそも、もうこのことについて考えるのはやめよう。

昨日家に帰ってきてから頭の中ですぐにあの時の事を考えてしまうんだ。

轍さんに申し訳ない。本当に。

でも、もしも轍さんが俺の事好きだったら・・・

いいなぁ~。

~佐藤の心の中おしまい~

佐藤は何となく轍の方を向いた。

轍は「ん」と言って佐藤の方を向く。

しかし佐藤は目があった瞬間、「あっ」っと言って

黒板の方を向く。

5限目は何も無く終わった。

6限目。調理実習をする。

「はい、じゃあ皆さんには班でクッキーを作ってもらいます。それぞれの班の代表の人が作り方が書いてあるメモを取りに来てください。」っと家庭科の先生が言った。

佐藤の班は、佐藤、轍、心太、龍馬の4人だ。

大体の班は5人程なのだが、端っこの正方形4つの席は何となくきりがいいからと言う理由で4人である。

「俺がメモを取ってくるよ。」と言って佐藤は、前に言った。

「行ってらっしゃーい。」と言って右手をふりふりする轍。

「あ、ありがとう。」と言う心太。

「任せた。」と言う龍馬。

そして佐藤はメモを取ってきた。

「よし。じゃあまずは役割を決めよう。最初に、バター係やりたい人。」佐藤がそう言う。

すると龍馬が

「その作業、俺がしてもいいか(-⊡ω⊡)」

メガネをかちゃっとしてそう言った。

「うん。いいよ。じゃあ龍馬くん。バター係よろしくね。次は砂糖係。やりたい人。」佐藤がそう言う。

すると轍が

「あ、私やりたい。」

と、手を挙げてそう言う。

「分かった。じゃあ砂糖係は、轍さんね。あとは、

卵を割る係と薄力粉係があるけど、心太くんはどっちがいい?」

っと佐藤は聞いた。

心太は

「あ、じゃあ卵を割る係がしたい。卵を割るって言っても1つしか割らないから楽そうだからね。」

と言う。

「うん。分かった。じゃあ俺が薄力粉係だ。じゃあ始めようか。」

その合図でまずは龍馬が動き出した。ボウルにバターを入れて、ガスコンロに置いた。そして龍馬が

「レッツゴーファイアー!」

と言って火力をマックスにする。

そこで轍が

「龍馬くん。コンロもいいけど、電子レンジでもバターは溶かせるし、電子レンジでやったらどうかな?」

と助言する。

龍馬は

「うん、分かった。」

と言って火を止め、電子レンジの中にボウルを入れる。

そして

「イン ザ レンジ イン ザ バター アイアムゴートゥーレンジ イズ バター!ファイアー!」

と言ってボタンを押す。

そして時間がたち、龍馬は電子レンジからボウルを取り出した。

ボウルから出ている湯気によって龍馬のメガネは曇っとている。

「あれ?バターが完全には溶けていないぞ。」

と言う。

佐藤は

「まぁ、これから色々混ぜるし、完全には溶けてなくてもいいと思うよ。」と言った。

しかしここで龍馬は閃いた。

「ん?バターを溶かせばいいんだろう。」

そう言って龍馬は手洗い場までバターが入ったボウルを持って行った。

そして、お湯を出して、(´◉ω◉)真顔でそのボウルの中にお湯を入れ始める。

「おーい!龍馬くーん!ストップストップゥゥ!」 慌てて龍馬の方へかけてきた佐藤。

龍馬は300ミリリットル程お湯を入れると

「ふぅ。(o´Д`)」と言った。

「え?何をしたの?」

佐藤はそう聞いた。

龍馬は

「バターを、溶かす。これが目的だろう。レンジじゃなくてもバターは溶けるんだ。この天才的な行動の考えの元になったのは、轍さんのコンロもいいけど、電子レンジでもバターは溶かせるし。と言う発言だ。

ありがとう轍さん。d('∀'*)」

親指を立てて轍の方を向いた龍馬。

轍は、「アハハ。」と軽く笑っている。

佐藤は「まぁいいや。」と言って龍馬と一緒に席にもどった。

「次は私だね。」

と言って龍馬からお湯入りバターのボウルを受け取る。

「砂糖75グラムだよね。」

「うん。」佐藤が答えた。

そして轍は砂糖が置いてある所へ向かった。

「えっと、砂糖75グラム。砂糖75グラム。砂糖・・佐藤。佐藤75人?いや気まずぃぃぃ!ᐡ⸝⸝> ·̫ <⸝⸝ᐡ」

そう言って砂糖が入った瓶から大さじ18杯程の砂糖を

ボウルの中に入れた。

そして轍は席に戻ってきた。

「あれ?何か料多くない?」

佐藤がそう聞くが、轍は

「いや、分からないなぁ⤴?( ;゜³゜)~♪」

と斜め上を見てそう言う。

佐藤は「まぁいいや。」と言い、続けて

「次は心太くんの番だね。じゃあ卵をボウルに入れてきてね。」

と言った。

「ん?」心太は少し疑問に思ったが、

佐藤に「どうしたの?」っと言われ、まぁいいか。

と思い、轍からボウルを受け取り、卵が置いてある場所に行った。

そして戻ってきた。

「はい、卵入れてきたよ。」

「うん。ありがとう。」佐藤がそう言う。

そして、佐藤の顔は、ボウルを見たことにより、

「うえぇ!」と言うと同時にΣ(⊙ω⊙)このような顔になった。

「あの、心太くんこれは?」

「え?卵をボウルに入れてきた。」

「うん。それはわかるよ。でも何で卵がボウルに入っているの?」

「え?僕も卵を割って入れると思っていた。でもさっき佐藤くんが卵を入れるって言ったから。」

「まじかい!」

そう。ボウルには、卵が入っていた。割っていない。

そのままのシンプルな卵が。

佐藤は「まぁいいや。」と言った。

「「「いや、良くねえだろ。(´◉ω◉)」」」

心の中でそう突っ込む轍、心太、龍馬だった。

「よし、じゃあ次は俺の番か!」

そう言って佐藤は薄力粉を取ってきて、分量を測った。

「えっと薄力粉を200グラム。ふるいにかけてっと。」

そう言いながら、ボウルに的確に薄力粉を入れていく。

「よし出来た。」薄力粉をボウルに入れるのに成功した。

そして、そのボウルの中身をクッキングシートに置いて、自分の班の席に置いてあるレンジ(さっき龍馬が使っていたレンジ)に入れる。

「いやー。やっとできたね。」轍がそう言う。

「少々ハプニングがあったけどな。」龍馬がそう言う。

「いや、それは龍馬だけでは?」心太が突っ込む。

「何?お前も卵をそのまま入れていた癖に。」

「う、うるせえ!」

「「「あははは。ꉂꉂ(>ᗜ<*)」」」

轍、心太、龍馬が笑う中、佐藤が、

「あれ?何か俺たちのボウルの中身と他の班の人達のボウルの中身違う気がするんだけど?」

っと言い出した。

「あ、本当だ。なんかゴムベラとか使ってるね。」

「ん?俺たちはそんなもの使わなかったな(▭-▭)✧」

「・・・あ、混ぜてない(´◉ω◉)」

心太のその言葉で、他の3人は

「「「あ(´◉ω◉)」」」と言って凍りついた。

そして

パァァァン!!!

電子レンジから何かが破裂する程がした。

「「「「うべぇぇぇ!」」」」

慌てて4人は電子レンジの方へかけていく。

電子レンジのなかは、破裂した卵により黄色だらけに

なっていた。

「何ですか何ですか?」

家庭科の先生が急いでやってきた。

「えっと、卵が爆発しました。」佐藤がそう言う。

「え?というかこれ、あなた達の班のクッキー。これ生地っぽくありませんね。」

「えっと・・混ぜるの忘れていました。(´◉ω◉)」

真顔で答える心太。

「とりあえず減点しときますね。これもひとつの体験です。あなた達は、この混ぜていないクッキー?を食べなさい。」

「「「「ええええー。(´・ω・`)」」」」

そして食べる時。

佐藤の班はスプーンで食べた。いや、飲んだ?

バター+300ミリリットルのお湯+大量の砂糖+薄力粉+破裂した卵。

これらを混ぜていないので、食べると言うよりも飲むが正しいだろう。

「うん。分かんないや。」と言う佐藤。

「うん。砂糖とバターが効いているね。」と言う轍。

「まぁ食べれるのならどうってことは無い。」と言う龍馬。

「まぁこんな時もあるよね。」と言う心太。

「何かごめんねみんな。」

「ん?どうして佐藤が謝るんだ?」と聞く龍馬。

「だって、代表者の俺がこんなミスをするなんて。」

ここで轍が口を開く。

「ありがとう。佐藤。」

「え?」佐藤は轍の顔を見る。

「佐藤がいなかったらこんな体験出来なかった。謝るんじゃなくて。感謝を聞いてよ。佐藤がこんなミスをしなかったらじゃなくて、佐藤がミスをしてくれたから、こんな貴重な体験が出来たんだよ?それに、楽しかったし。」

「轍さん・・・」

「それに、班のミスは全員のミスでしょ。ねぇ、2人とも。」

「「うん(´◉ω◉)」心太と龍馬は即答した。

「みんな。ありがとう。」佐藤は感謝をした。

「うん。美味しい!」

ボウルの中にあるものを飲んで笑顔でいう轍だった。

本日終了!

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