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非モテ非リア戦争   作者: ハムロ
ラブコメの主人公!羨ましいです!
12/20

ときめかないわけないじゃないですか!轍さん!

前回の話の次の日。

1限目。

「おはよう佐藤。」

佐藤の方を向いて少し微笑んで言う轍。

「あ、おはよう轍さん。じゃあ俺寝るから。おやすみ。」

そう言って佐藤は机に突っ伏した。

「え、眠っちゃうの!( ºロº)(´・ω・`)」

少々悲しそうに驚く轍。

「ん?どうかした?」

佐藤は起き上がってそういう。

「いや、別に何も無いけど。( ˶ˆ꒳ˆ˵ )ちょっと言ってみただけ。」

笑顔でそう言った轍。

「そっか。じゃあおやすみ。」

「うん。おやすみ。」

佐藤は眠った。

それから20分後。

「ねぇ。佐藤。佐藤。おーい、佐藤くーん。

グッドモーニング。起きてー。起きてくださーい。」

轍は佐藤の頭を軽く撫でながらそう囁いた。

「うーん。なにー?」

佐藤は眠そうにしてそう答える。

「今授業中じゃないですかぁ。」

そう言う轍。

「はい。」

机に突っ伏して眠そうに答える佐藤。

「授業中に、誰かが当てられる場面ってありますやんか。」

そう言う轍。

「はい。」

机に突っ伏して眠そうに答える佐藤。

「ちなみに、今英語の授業ね。」

そう言う轍。

「はい」

机に突っ伏して眠そうに答える佐藤。

「今、佐藤当てられてますよぉ~。」

そう言う轍。

「へー。・・・」

机に突っ伏して眠そうに答える佐藤。

5秒の沈黙があった。

そして

「え!」

佐藤がガラッと勢いよく立ち上がり、そして、

「おはようございます!」

先程まで寝ていたからあまり脳が働いていないのだろう。

大きな声でそう叫んだ。

すると黒板前にいた先生が、

「正解だ!でも一応言っておく。おい!うるさいぞ佐藤!」

先生がそう言った。

「ええええー!(・Д・)ボーゼン」

呆然としたまま佐藤は席に座った。

「うるさいぞ佐藤!って先生もうるさいのにね。ฅ(๑•̀ω•́๑)ฅガオー‼」

佐藤の方を向いて、両手を自分の顔近くまで寄せて、手のひらを佐藤に見せる感じで猫の手をした轍。

そして轍は

「ちなみに佐藤さん。いまの問題分かりますか?(-ω☆)キラリ」

「何でキラリとしてるの轍さん。」

「何となくかな?」

軽い笑顔で頬を人差し指でかきながら言う轍。

「で、結局答えは?(っ'∇'c)ワクワク」

「グッドモーニングを日本語で答えなさい!でしょ!(。 ー`ωー´)✧ドヤッ"」

ドヤ顔のまま右手で指パッチンして、人差し指を轍に向けて言った佐藤。

轍はと言うと

「(´◉ω◉)」

真顔である。

「え?あれ、違いました?」

少し慌てる佐藤。

5秒の沈黙があり、轍は口を開けた。

「答えは、NOです。(。 ー`ωー´) キラン☆」

キラリとして言った轍。

「ぬぅぅぅ!(꒪ꇴ꒪ (꒪ꇴ꒪ (꒪ꇴ꒪ ;)エエエッ?」

唖然とした佐藤。そして

「じゃあ答えは?」と聞いた。

すると轍は、

「日本語で、おはようを敬語で答えなさい!でした。(。 ー`ωー´) ☆ドヤッ」

ドヤ顔のまま右手で指パッチンして、人差し指を佐藤に向けて言った轍。

佐藤は言うと

「ドヤ顔可愛いな。(´◉ω◉)」

聞こえるか聞こえないかくらいの声でそう言った。

「え!( °o°)」

キョトンとした轍。

「え、あっじゃなくて、・・・それ!英語の授業と関係ないじゃん!」

大きな声でそう叫んだ佐藤。

すると案の定

「おい!うるさいぞ佐藤!」

先生が怒った。

「ごめんなさーい。後、トイレ行ってきます!!」

そう言うと同時に、教室をダッシュで出た佐藤。

佐藤が教室を出て、何事も無かったように授業を進めていく先生。

生徒も先程までと同じように授業に取り組む。

しかしその生徒の中に1人だけ授業に集中できない生徒がいた。

轍だ。

「反則だよぉぉぅ。」

両肘をついて、両手で顔をおおい、蚊の鳴くような声でそう言った。

少女の顔は見えないが、少女の耳は赤くなっている。

その時の佐藤はというとトイレで

「んんんんんん!これって気まずくならないかぁぁぁぁ!」

と言いながらトイレの中をぐるぐると歩き回っていた。

そして授業終了のチャイムが鳴る。

2限目。

「やぁ佐藤。」

轍が左手を少し上げてひらひらしながらそう言った。

「やぁ轍さん。」

「うん。こんにちは。」

そう言って轍は授業を受け始めた。

~佐藤の心の中~

あれ?轍さん何事も無かったように授業を受けている。

じゃあさっき俺が言ったこと、何とも思っていないっていうことか。

良かった。

何が良かったのかは分からないけど、まぁ何とも思っていなさそうだし。うん。良かった。

いや待てよ。逆という考え方は出来ないか?

何か思っているから関わらないようにしているとか?

よく考えたら、いきなりドヤ顔可愛いな。って言われたら引かれるかもしれないよな~。( ; ˘-ω-)

とりあえず何か話しかけてみよう。

~佐藤の心の中おしまい~

「ねぇ轍さん。」

「ん?何?佐藤。」

佐藤の方を向いて、首を少し傾げて言った轍。

「えーっと。」佐藤はそう言う。

「ん?」轍は不思議そうな顔をしている。

しまったー!何も話す内容考えてないー!どうしよう!俺のバカヤロォォウ!

そう心の中で叫んだ佐藤。

「佐藤?(o・ω・o)?」

轍がそういった時、佐藤は

「僕は、ハンバーグが大好きです!」

そう叫んだ。

「おい!ハンバーグが好きなのは分かった。よく聞け佐藤。おい!うるさいぞ佐藤!」

「ごめんなさーい!」

そう言って佐藤は机に突っ伏した。

そして授業は普通に進んでいく。

やってしまったー!

心の中で悲しむ佐藤。

その時、佐藤の横から轍の声が聞こえた。

「佐藤災難だね。最近すぐ先生にうるさいぞって言われるじゃん。」

佐藤は机に突っ伏した状態で、轍の方に顔を向けた。

そこには、頬ずえをついて、少し微笑んでいる轍がいた。

「あ、あ、あ、あ、わだ、轍さんこんにちこんばんおはようござございまから授業頑張ばり張りますす。」

佐藤はアタフタし始めた。

「ちょちょちょ落ち着こうか佐藤。」

そんな佐藤の姿を見て両腕を佐藤の方へ伸ばして、

上から下へとしている。

珍しく焦っているようだ。

佐藤は、「あ、ごめん。」と、言って背筋を伸ばし、

綺麗に座った。そしてじーっと轍の顔を見た。

「「じーっ。」」

2人は何故か顔を見合わせている。

轍が口を開けた。

「佐藤。」

「はい。」

「今日は天気がいいね。」

「はい。そうですね。」

「佐藤。」

「はい。」

「今日は火曜日ですね。」

「はい。そうですね。」

「佐藤。」

「はい。」

「今日の佐藤は、様子がおかしくないですか?特に1限目が終わったあと。今ですね。」

「いいえ。轍さんそれは違います。俺はいつも様子がおかしいです。」

「うーん(。-`ω-ก)ウーン」

頬ずえをつくのをやめて、左手を自分の頭に軽くあてて考える素振りを始めた轍。

そして8秒後。

(・∀・)!何かをひらめいた様子で轍はこういう。

「もしかして、さっき私にドヤ顔可愛いなって言ったこと気にしてたりする?( • ̀ω•́ )✧」

少しキメ顔でそう言った轍。

「Σ(*゜ω゜*)」

佐藤は顔に出していた。

「ふふ~ん。図星みたいだね。さすがに自意識過剰かな?って思ったけど、この轍さんの前で嘘はつけませんよ~。」

っと言った轍。

続けて、こういった。

「佐藤に言われて嬉しかったけどなぁ~。」

勝ち誇ったような、小悪魔的な笑顔だけど少し耳が赤くしてそう言った轍。

「んんんんんん!」

声にならないような感じでドキッとした佐藤。

しかし今日の佐藤はいつもと様子が違う佐藤だ。

いつもの佐藤ならここで会話のキャッチボールをやめていただろう。

しかし佐藤は立ち向かった。

しかし佐藤は堂々と言えるようなメンタルの持ち主じゃない。だから少し下を向いて

「だって、本当のことだし。(〃A〃)」

と言った佐藤。

佐藤の顔は真っ赤になっている。

それを聞いた轍は

「んんんんんん!」

声にならないような感じでドキッとしている。

先程までの勝ち誇ったような、小悪魔的な笑顔だけど少し耳が赤くなっていた状態が、ドキ(〃° □ °〃)ッッ

このような顔になっていて、耳だけではなく顔も赤くなっていた。

佐藤は下を向いているため、轍の顔は見えていない。

轍はゆっくり椅子から立ち上がった。

「ん?轍さん?」

やっと前を向いた佐藤。

轍は先生の方へ行って、「保健室に行ってきていいですか?」っと言った。

先生は「ああ。行ってきなさい。」

と、言った。

そして轍は教室を出ていった。

佐藤はというと、「佐藤に言われて嬉しかったけどな~。」っと言われたことを思い出して、

「んんんんんん!」

と、再び声にならないような感じでドキッとしていた。

そして席を立ち、その場で

「先生!俺トイレ行ってきます!」

と大きな声で言った。

「おい!うるさいぞ佐藤!行ってこい!」

先生にそう言われ

「はい!」

と言ってトイレへ駆け込んだのであった。

なんだかんだあって本日終了。


次の日の4限目。

今、家族についての授業を受けているのだ。

「えーっと。まぁとりあえず自分の家族について隣の人と話してみてください。よーいドン。」

先生が両手を叩き、その合図で教室内がガヤガヤし始めた。

佐藤は、少し天井を見て「家族についてか。」

っと呟く。

そして横を向き、轍に

「ねぇねぇ轍さんの家族ってどんな人?」

と聞いた。

轍はというと、

「ふっふっふ。人に聞く前にまずは自分から言うっていうのが普通なのではぁ~?」

という。

「あ、そうかごめん。じゃあまずは俺からね。」

と言って佐藤は自分の家族について話し始めた。

「俺の家族は、お父さん、お母さん、俺の3人で暮らしているよ。」

「へぇ。佐藤は一人っ子なのか。」

「うん。兄弟とか姉妹とかにちょっと憧れたりするかなぁ。」

と、少し笑顔になり、頬を人差し指でかいた佐藤。

「私、お姉ちゃんいるよ。」

と言った轍。

「え!マジで。お姉ちゃんがいるってどんな感じ?」

と佐藤は聞いた。

轍は、「うーん。」と言いながら少しの間だけ天井を見たあと、佐藤の方をもう一度向き、

「私に似ているっていう感じ?」

と、少し首を傾げながら言った。

「何で疑問形なのさ。」

という佐藤だが、「分かんない。」と轍に言われた。

「でも、私お姉ちゃん好きだよ。」

続けて轍はそう言った

佐藤は、

「へぇ~。お姉ちゃんと仲良いんだね。良いね!

d('∀'*)」

っと親指を立てて言った。

轍の顔は少し赤くなり、

「さぁさぁ。まだ佐藤のターンだよ。佐藤の家族の話教えて教えて。」

と言った。

「うん。分かった。」と言って佐藤は自分の家族の話を始めた。

「でもやっぱりあれだよね。反抗期の時とかさ、親ってすごくない?」

と佐藤は言った。

「ん?すごい?」

轍はそう返す。

「うん。だってさ、正しいこととか、良かれと思って子供に言った助言を、うるせぇぞ!とか攻撃的な言い方で返されるのに今でも親でいてくれるんだよ。

尊敬するな~。( ̄▽ ̄)」

と言った佐藤。

それを聞いた轍は、少しイタズラっぽい笑顔で

「へぇ~。家族のこと大好きなんだね。佐藤。良いね。」

と言った。

佐藤はと言うと

「う、うん。」と顔を少し赤くする。

その後、小さく「ちょっと恥ずかしいな。」

と言う。

それを聞いた轍は

「さっきのお返しだよ~。」

と片目を閉じて、人差し指を自分の口元に当てて言った。

それを見た佐藤は、顔に加えて耳も赤くする。

いつもなら、「んんんんんん!」と声にならないような感じでドキッとしている頃だろう。

しかし佐藤は耐える!

そのまま佐藤はちらちらと轍の顔から視線をそらし、

下を俯いたりする。

そしてこう言った。

「じゃ、じゃあ今度は轍さんの番だよ。」

「ん。分かった。」

そう言って轍は自分の家族の話を始めた。

「私の家族は、お父さん、お母さん、お姉ちゃん、そして私の4人で暮らしています。」

「うん。」

「ちなみに、お姉ちゃんはこの学校の3年生だよ。」

「へぇ~。じゃあもしかしたら出会う時もあるのかな?」

「分かんない。」

少し笑顔になり、下を少しだけ出して轍はそう言った。

「まぁ同じ学校だから廊下とかで出会う時があるかもれしれないね。」

と言った轍。

「さぁー続けるよ。」

と言って轍は家族の話を進めた。

「確かに、さっき佐藤が言った通り、親ってすごいね。でも私、自覚がないだけかもしれないけど反抗期無かったからなー。分かんないや。」

と言った。

佐藤は、少しイタズラっぽい笑顔で、片目を閉じて、人差し指を自分の口元に当てて言う。

「へぇ~。家族とすごく仲がいいんだね。轍さん。」

という。

その佐藤のポーズを見て轍は( ・∇・)きょとんとした表情になる。

「あれ?」何か言われると思っていただけに、佐藤は少しあせる。

すると轍は

「うん!大好き!(˶ᐢᗜᐢ˶)」

満面の笑顔でそう言った。

「んんんんんん!」

また佐藤は声にならないような感じでドキッとしていた。

しかし佐藤は、心の中で「まだだ!まだ耐えろ佐藤!」

そして轍の方を向く。

すると轍はまた、少しイタズラっぽい笑顔でこう言った。

「後、さっきのポーズ。あれはカッコイイアイドルとかがやってたらカッコイイなぁって思うけど、普通の佐藤がやってたらなぁ~。」

っと言った。

そこで佐藤は無意識に席を立ち、先程までのドキッとした心の高まりが残っているまま

「そんなぁ!Σ(⊙ω⊙)」

と叫んでしまった。

お約束だ

「佐藤くん!うるさいですよ!」

女の先生がそう言う。

いつもの佐藤ならここで「ごめんなさーい」と謝っていただろう。

しかし今の佐藤はドキドキしている。

冷静に考えられない状況だ。

ここで佐藤が取った行動は

「いやぁ~。ドキドキしている時って変に声が高くなったりしますよね~。(´ᴖωᴖ`)」

謝らずに自分を守ろうとする!である。

すると女の先生は

「あら~。もしかして私を見てドキドキしちゃったの~。嬉しいわねぇ~。でもあなたと私は教師なのよねぇ~。大人になったらまた来なさい。ボ・ウ・ヤ。

( ˆωˆ )」

そう言った。

佐藤は真顔で即答する。

「うるさいです。あなたにドキドキしたんじゃありません。(´◉ω◉)」

「何ィィ!この小僧めェェ!早く席にお座りィィ!┌(┌╬◣д◢)┐オコォォォォ!!!」

「ひっひぃぃ!ごっごっごめんなさーい!(ᵒ̴̶̷̥́ ω ᵒ̴̶̷̣̥̀ )))」

怒った女の先生の顔の怖さに圧倒されてすぐに席にすわった佐藤。

すると横で轍が

「アハハハハ。大丈夫佐藤?」

「いやいやいや、あの先生って怒ったらあんなに怖かったの?怒るところ初めて見るよ。」

「アハハ。」

ずっと笑っている轍であったが、少しイタズラっぽい笑顔に戻り、少し佐藤の耳元へ近づいて、囁くようにこういった。

「さっきのポーズ、かっこ良かったよ。」

「え?」

そう言った時に、轍は佐藤の方を向いたまま席の方に座り、少しだけ佐藤と轍の目があった。

轍の顔は、先程までと同様に少しいたずらっぽい笑顔である。

だが耳元が少し赤くなっているのだ。

その時にちょうど家族の話をする。という時間が終わり、2人は黒板の方を向く。

~佐藤の心の中2~

あのかっこ良かったってどういう事だ?

いやまぁ、普通に考えたらあの時の俺がかっこよかったっていうことで良いんだろう。

いや、でもさぁ~あ!さっきの轍さんの顔見た?

ええ見ましたとも。この佐藤バッチリみました。

可愛かったです。・・・じゃなくて!

少しニヤッとしていたよな。

これをイタズラという意味で使ったのか、それとも

たまたまそうだったのか。

どっちで考えたらいいんだろうか。

いや待て佐藤。

轍さんの耳が少し赤くなっていたよな。

これどうしよう。言うのが恥ずかしかったから?

恥ずかしい思いをするようなイタズラだったらしないような気がするしなぁ~。

いやでも、たまたま耳が赤かったという説もあるんだよなぁ~。

うーん( ; ˘-ω-)。全然わかんねぇべや。

分からん。マジで分からん。これが乙女心っちゅうもんか?んー?いやでも乙女も1人の人間だもんなぁ?

あれ?じゃあ人の心が分からないって言うこと?

いや分からん!そもそも乙女心がどうとか人の心がどうとか分からん!

結局悩んでいたことの答えも分からん!

とりあえず分かっているのは・・・これだけだ!

(゜Д゜)クワッ!

~佐藤の心の中2おしまい~

「んんんんんん!」

佐藤は声にならないような感じでドキッとした!

そして席を立ち、先生の方へ行く。

「どうした小僧。」

先生がそう言う。

「トイレに言ってもいいですか?」

佐藤がそう聞いた。

すると先生は

「ダメだ!」っと答える。

「どうしてですか!」

「どうしてもだ。」

「漏れたらどうするんですか!」

「勝手に漏らせ小僧。」

「嫌です。」

「じゃあ我慢しろ。私を悲しませた罪は重いですわよ。」

ここでついに佐藤がキレる。

「じゃあ漏らします。(´◉ω◉)」

「ああ漏らせ漏らせ。ちなみに大か?小か?」

「どっちもです。(´◉ω◉)」

「フハハ。それはそれはお疲れ様だ。お前は今日からお漏らしオムツ野郎だ。ほら、オムツだ喜んで使いな。ほら、両手を前に出しな。」

そう言って先生は、服から新品のオムツを取り出して佐藤が前に出した両手の上に置いた。

そこで佐藤はそのオムツを左手に持ってこう言う。

「別に俺は漏らしてもいいですけど、漏らしたあと今俺が履いているパンツを証拠として職員室に届けますから。幸いさっき先生に貰ったオムツがあるので、一応ノーパンにはなりません。どうしますか?俺をトイレに行かせる気になりましたか?」

先生は汗をダラダラと出し両手を佐藤が持っているオムツに向かって突き出し

「返せぇ!返しなさい!私のオムツゥゥ!」

と叫んだ。

佐藤はオムツを持っている左手をあげ、その両手を交わす。

「ぬぅぅぅぅ!」

歯を食いしばってそう言う先生。

そこら辺の生徒達が、「なんだなんだ?」っとザワザワし始める。

「さぁ、もう諦めてください。」

佐藤はこう言う。

先生は

「ちっ!分かりましたわよ。ほら、さっさと行きな!」

と言ってドアを開ける。

「ありがとうございます。後これ返しますね。」

と言って佐藤はオムツを先生に返してトイレへ向かった。

ちなみに、さっきの佐藤と先生の会話は、教室の端の方で行われていて、両方とも、大きな声で話していたわけではないので、話の内容がほかの生徒達にバレるということはなかった。

他の生徒達に聞こえていた言葉は

「返せ!返しなさい!私のオムツゥゥ!」

「ぬぅぅぅぅ!」

この二言だけだ。

だから、生徒からしたら、この女の先生は、授業中に

いきなりオムツを返せ!と叫んだ先生。

と言うことになる。

ちなみに今佐藤はトイレの中をぐるぐると歩き回り、

先程の轍のことを考えていたのだ。

轍はというと。

~轍の心の中~

さっきさ、佐藤くん、ドキドキしたって言っていたよね。

これさ、本当にドキドキしていたって言うことなら、

何でなんだろう?

先生に怒られる前佐藤くんって何してたっけ?・・・

私と喋ってたよね。( ◉ω◉ )

さすがに自意識過剰かな。

でも、私の事でドキドキしてくれていたら嬉しいなぁ。

まぁそもそも本当にドキドキしていたかどうか自体が分からないんだよね。

~轍の心の中おしまい~

轍は机に突っ伏して蚊の鳴くような声でこう言った。

「分かんないや。」

轍の顔は机に突っ伏しているため分からない。

しかし轍の耳が赤いことは分かる。

4限目終了のチャイムがなった。


お昼休み。

佐藤は教室に戻ってきた。

教室の轍の席には、轍がいた。

轍の席だから当然なのだが。

いつも轍はお昼休みになると、友達と一緒に弁当を食べているのに。珍しいと思った佐藤。

佐藤が自分の席までつくと、轍の方を向き、

「あれ?轍さん珍しいね。いつもは友達と一緒に弁当を食べるのに。今日は自分の席で食べるの?」

と言った。

轍はと言うと、

「今日はね、佐藤と一緒にお昼ご飯を食べたいなと思って。」

そう言う。

佐藤はというと

「あ、うん分かった。食べよう食べよう。」

と言って弁当を出した。

「自分で言っといてあれだけど、いいの?」

と聞いた轍。

「え?」っと佐藤は聞く。

「だって佐藤もいつも友達と一緒にお昼ご飯食べるじゃん。」

「ああ、大丈夫大丈夫。メール入れとくから。」

「そう?・・・おいし。」

と言ってミートボールを食べた轍。

~佐藤のメール~

佐藤:俺、今日昼飯女子と食う

友A:おう、頑張れよ!

佐藤:おうよ!

友B:ちなみにお相手は?

佐藤:同じクラスの轍さん

友B:羨ましいぃぃ!・・・頑張れよ!

佐藤:( *¯ ꒳¯*)ドヤァ…!

友C:轍さんって、俺らのクラスで1番可愛いと言われているあの轍さん?

佐藤:YES

友C:いいな~。轍さんって可愛いじゃん。頑張れよ!マイフレンド!

佐藤:グッジョブ。d('∀'*)

~佐藤のメールおしまい~

「さぁ、食べようか。(*ˊᵕˋ*)」

「うん。」

轍と佐藤は机をくっつける。

佐藤の弁当は

目玉焼き、キーマカレー、鶏肉の唐揚げだ。

轍の弁当は

米、コロッケ、のり(のり弁)、野沢菜、ミートボール、ミートローフだ。

「轍さんのミートローフ美味しそうだね。」

「うん。美味しいよ。(=´▽`=)これ、私の手作り。

凄いでしょ。」

「うん!凄い。俺料理とか上手くないからなぁ~。」

「良かったら1個食べてみる?」

「え!いいの!(((o(*゜▽゜*)o)))」

「うん。」

「やったぁ!」

そこで轍は自分の箸でミートローフを掴み、佐藤の

口へと少しづつ近ずける。

「ん?轍さんどうしたの?」

佐藤がそう言って、そこで轍の箸が止まる。

轍は、少しイタズラっぽい笑顔で。

「え?あーん。だよ?」

「え?( ˙꒳˙ )」

「ん?どうしたの?」

首を傾げる轍。

「え?だって、あーんっていきなりだったから。」

「あ、そういう事?じゃあ今からはいきなりじゃないね。はいあーん。」

そう言ってもう一度箸を動かし始めた轍。

「いや、いいよいいよ。」

頬を赤らめてそう言う佐藤。

すると轍は、ミートローフを戻して

「もう。佐藤。( ˘•ω•˘ )ここはやるべきイベントでしょ。佐藤にもミートローフ食べて欲しいなぁ~。」

っと言いながら、チラチラと佐藤の方を見た。

佐藤は、

「はぁー。分かったよ。轍さんのミートローフを食べててみたいし。・・・うん!男佐藤。ここはバッチリ決めます。(ง •̀_•́)ง」

「その意気だ佐藤。じゃあ行くよぉ。」

そう言って轍はもう一度ミートローフを箸で掴み、

佐藤の口元へ近づけた。轍は集中した表情。

佐藤は緊張で顔を赤くしている。

そして、ミートローフが佐藤の口に入り、ŧ‹”ŧ‹”( ‘◉ч◉’ )ŧ‹”ŧ‹”としている佐藤。

「どうでしょうか。」

轍は緊張している。

佐藤がミートローフを飲み込んだ時、佐藤は

「めちゃくちゃ美味しい!✧*。(ˊᗜˋ*)✧*。」

すごく笑顔になった。

「え、え、え!何これめちゃくちゃ美味い。ありがとう轍さん。」

「いえいえどういたしましてー。良かったぁ!」

轍はほっとした。

「あ、じゃあ今度は俺だね。」

「え?いいよいいよ。」

「そんなこと言わずに、ほら口開けて。あーん。」

「むぅ。じゃあお言葉に甘えて。あーん。」

佐藤の鶏肉の唐揚げが口に入り、ŧ‹”ŧ‹”( ‘◉ч◉’ )ŧ‹”ŧ‹”とした轍。

そして飲み込んだ時。

「あ、美味しい。凄く美味しい。(=´▽`=)」

轍はすごく笑顔になった。

「良かったぁー。これ、俺が1番好きな食べ物なんだぁ。」

佐藤は喜んだ。

「へぇー。ありがとうね佐藤。美味しかったよ。」

「うん。こちらこそありがとう。」

その後、2人は弁当を食べ終えて、昼休みを過ごした。

あーんって食べさせるのはまだ早かったかな。

と心の中で思った轍だった。

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